etekoはホームレスみたいな暮らしだけど、家が二つもあるなあ。 | eteko屋スタジオ

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勝手気ままに生きてる自己中だよ。
妄想では、苦節40年のミュージシャンなのだ。



etekoは還暦過ぎた爺さんだよ。

大学を卒業して、実家の日立市に戻って来たよ。

etekoが大学を卒業した頃は、就職難だったのかなあ。

1980年頃だったよ。
音楽サークルの先輩でも、就職浪人の人がいたよ。

etekoは勉学もしないでから、成績は下の下だったよ。
大学の4年生になっても、就職活動もしなかったなあ。

世渡りが下手だったんだなあ。
東京に居ついて、流されるままに居ようと思ってたよ。

そしたら、親が地元の、日立製作所関連の会社の入社試験を受けろって事になっていた。
日立製作所関連の会社と言っても、子会社、孫会社、その下の下の会社だったよ。

今だと分かるんだけど、今の派遣会社と同じだよ。
日立製作所に勤めてて定年になった爺さん達が、派遣会社みたいな会社を立ち上げて、日立制作所関連の工場に人を派遣するよ。

そんな会社の試験を受けたら、一発で、入社が決まったよ。
その頃は、この会社に入社したいと言えば、誰でも入社できたみたいだよ。

そして、日立製作所関連の工場に派遣されるよ。
立場は協力会社さんだよ。

ただ、やらされる仕事は、所員さんと同じか、それ以上の仕事を任されるよ。

ただ、協力会社の社員だから、所員さんよりは、給料は安いよ。えーん

eteko自身も、サラリーマンになったけど、そんな生活は、2,3ヵ月も持たないと思ってたよ。
大学時代に東京で暮らしてた時に、小岩から水道橋まで通ってたけど、乗り合わせるサラリーマンたちのドブネズミいろのスーツ姿には幻滅してたよ。
大学を卒業して、そんな世界を覗いてみるのもいいかと思ったよ。
ちょっと経験したら、また、東京に戻って、ミュージシャンか芸人にでもなろうかなあって、漠然と思ってたよ。

しかし、入社したら思わぬドラマが待っていたよ。
入社したら、etekoは法学部で文系だったんで、事務系の部署に回されたよ。

そこは、技術部って言う部署なんだけど、etekoを含めて、4人だけの部署だったよ。
40代の男の課長が一人いて、後の二人は、高卒の女子事務員だった。
その頃でも二人は、20代前後だったなあ。

いい職場に配属されたと思いきや、この職場が最悪だったよ。
男の課長は、etekoが今まで生きてきて、こんなに人間を嫌いになったことがない奴だったよ。
二人の若い女子職員もこの課長の男を毛嫌いしてた。
この部署に配属された事を悔んでたよ。

そんな部署にetekoが配属されてきたよ。
二人の若い女子の事務員は、最初は優しかったよ。
年上の方が背も高く美人ですらっとしてたよ。

後で聞いたんだけど、高校生時代は地元のバレー部の選手で、運動部枠で会社に入社できたみたい。
etekoが入社した時は、いろいろと仕事とか教えてくれていたよ。
そして、ここの課長の下に配属されたことを、悲しんでくれたよ。

世の中には、こんな人間がいるんだって言う事を初めて知らされたよ。
こいつは、元々は、大卒で、日立製作所の本社に配属されたエリートなんだけど、その化けの皮が剥がれ続けて、日立制作所の場末の工場に左遷と言うか、天下りと言うか、流され続けてきたみたい。


こんな所に配属されたんで、etekoは辞職しようかなあと思ってたよ。
でも、麗しい未婚の若い女子事務員が側に二人もいるよ。
半年くらいは、この部署にいたよ。

でも、この部署を去る決定打は、二人の女子事務員だったよ。
嫌な課長じゃなかったよ。

若いモデルの事務員が原因だよ。
etekoは、この娘と付き合って、結婚したいなあと思い始めてたよ。

そんなある日、むこうから、今日の帰り付き合ってもらえないと誘われたよ。
その時、etekoは、常陸多賀駅から十王駅まで、電車通勤だったよ。

彼女はマイカーだった。
今日の帰りは車で送っていくよって言ってくれた。

彼女の家は、日立総合病院の上の方にある市営アパートで、父親は亡くなっていて、母子家庭だって言う事は聞いていた。
彼女と連れ立って、工場の駐車場に行ったら、彼女の車はハコスカだった。

若い女の子が乗るにはでかい車だと思ったよ。

etekoは助手席に座った。
ハコスカは、日立総合病院の方に向かった。
6号国道に出て、日立市にむかう。
外は、日が落ちて暗くなってる。

彼女が言う。
「連れて行きたい場所は、日立総合病院の下の方。」って、

ああ、そうだよ、あそこには、6国沿いにレストランがあるよ。
そこに行くんだなあと思ったよ。

ハコスカは、そのレストランの前まで来て、スピードをゆるるめた。
駐車場の入口に入るのと思いきや、その先の枝道に入っていった。

すぐに、目的の建屋に着いた。
平屋の倉庫みたいな建屋があり、その前に車が4,5台止められるスペースがある。

そこに彼女はハコスカを止めた。
「ここに誘いたかったの。」

彼女はそう言った。

駐車スペースの前の建屋は中が明かりが点いてた。
彼女がアルミサッシのドアを開いて、etekoを中に招き入れた。

中は、小さい剣道場みたいな感じだよ。
広さは20畳もないなあ。
板の間になってる。

正面には祭壇がある。
その前には、パイプ椅子が10台くらい並べてあ。

「ここに案内したかったの。会社では、etekoさんは元気がないみたい。ここに来れば元気になると思って誘ったの。」、彼女はそう言って、椅子に座るように促した。

椅子に座って待ってると、彼女は祭壇の裏の方にある部屋に行って、ここの家主氏さんを連れてきた。

そして、etekoに般若信教の本と創価学会のパンフレットを手渡す。
「ここに入会すれば、etekoさんも元気になるわ。会社に入ったばかりなのにetekoさんは元気がないわ。あんな部署に回されたからしょうがないけど、ここに入会すれば元気になるわ。」、と言われた。

そして、いろいろレクチャされた。
「工場のあの人も、あの人も会員さんよ。みんな明るいでしょう。ここに入会すれば、人生は幸せになれるわ。お金もかからないから入会してね。」、だって、


ここには、1時間くらい拉致された。
おまけに、般若信教を合掌させられた。


彼女には、桜川のボロ屋敷まで、ハコスカで送ってもらった。
玄関の前でハコスカを降りた。

彼女が運転するハコスカの赤いテールランプを虚しい気持ちで見送った。

次の日、etekoは、創価学会の入信を断った。
その時から、彼女達のetekoに対する接し方も、恐ろしいほど反転した。
今までの、「白」が「黒」になっちゃったよ。

完全しかとだよ。

入信を断ったことで、外には、etekoは使えない人間だと言う風評を触れ回ってるみたい。
4人しかいない、部署の部屋の中に敵は、一人だけだったのが、みんな敵になっちゃったよ。

社会人になるまで、人間はみんないい人だと言う性善説だったよ。
それまでに、嫌いな人間はいたけど、そんなに怨むことはなかったよ。

ても、社会人になって、世の中は鬼ばかりだと思ったよ。


ああー、etekoのブログの記事は、書いてる内にタイトルからえらい脱線しちゃうなあ。


まとまり付かないなあ。

まあー、いいよ。

適当、気ままなetekoだよ。ショボーンショボーン