小説を書く練習だよ。 | eteko屋スタジオ

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勝手気ままに生きてる自己中だよ。
妄想では、苦節40年のミュージシャンなのだ。

なんでこんな立場になっちゃったんだろう。

底流の孤独老人だなあ。

 

一家は離散だなあ。

 

でもこりゃあ、親父の呪いだよ。

 

親父の呪いからは抜け出せないよ。

 

 

etekoは親父の建てた桜川のボロ屋敷に今も一人で住んでるよ。

 

親父が亡くなったのは、16年前だよ。

 

親父は、ずーと、病院のお世話になってたなあ。

 

この親父とetekoは、まともに口をきいたことは、一度もなかったよ。

 

それは、桜川のボロ屋敷に引っ越してから、ずーとだよ。

親父と、一度もまともな会話したことないよ。

 

こんな人間て、まれだよ。

 

そんなもんだから、etekoみたいな変な人間が育っちゃったよ。

 

親父と、生まれてからまともな会話したことないよ。

 

早く死んじまえと思ってたよ。

 

親父は、若い頃から、喘息の持病で、病院に入退院を繰り返してたよ。

 

 

それに、喘息の薬のサリドマイのシューってやる薬を買ってたなあ。

いっつも、それを口に吹きかけてたよ。

この薬も、当時は高価だったよ。

1000円、2000円、ねっとしたのかなあ。

 

 

とにかく、高い薬を購入してたよ。

発作が止まらない時は、地元の医者に来てもらって、注射を打ってもらったなあ。

 

あの地元の医者とは長い付き合いだったなあ。

 

etekoが、風邪をひいた時も、御尻に痛い注射を打ってもらったのが記憶にあるよ。

 

 

 

 

 

亡くなった親父とは、会話したことなかったよ。

まともに顔を突き合わせて話したことないよ。

 

こんな人間関係ってあるのかなあ。

 

親父が無くなった時も、何も悲しくなかったよ。

 

涙も出なかったなあ。

 

でも、亡くなったのは、突然だったよ。

突然と言うか、亡くなる前日に、病院に見舞いに行ったよ。

 

その時は、家で採れた柿を、ナカちゃんがスライスして、マヨネーズで和えてくれたよ。

 

病院のベットで寝てる親父は、その柿を美味そうに食べてたよ。

 

そしたら、次の日の夜に、親父が亡くなったと言う知らせが入ったよ。