昨日もひとりでお墓詣りに行って来た。 | eteko屋スタジオ

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勝手気ままに生きてる自己中だよ。
妄想では、苦節40年のミュージシャンなのだ。

昨日もおひとり様のお墓詣りに行って来た。

ナカちゃんの方のお墓だなあ。

 

ナカちゃんの実家は常陸太田市の中染ってところなんだ。

家の近くにお墓があったっんだけど、それを10年くらい前にここに移した。

 

ここは日立市の隣の高萩市の秋山って言うところだよ。

この墓地をの近くにナカちゃんの弟が住んでる。

 

ナカちゃんの実家のお墓は山の中だよ。

ナカちゃんの両親は若い頃にいなくなった。

実家は大きな農家だったそうだ。

ナカちゃんの母親は若い頃に農作業中に倒れて亡くなったみたいだ。

収穫物を背中にしょって運んでる時に倒れたみたいだ。

この頃は昭和の初め頃だよ。

人力で作物を運んでたんだろうね。

とにかく、この頃の農業は重労働だよ。

この頃は、タバコの栽培もしてたみたい。

 

暫くして、ナカちゃんの父親が蒸発しちゃったみたい。

実家には、幼い子供たちが残された。

この時、幼い子供は4人いたのかなあ。

亡くなってる叔母さん2人は知ってるなあ。

兄弟で残ってるのは、ナカちゃんとその下の弟だよ。

弟は末っ子になるのか。

 

残された子供達は、実家の祖父母に育てられたみたいだ。

蒸発した父親は、北海道に行って一旗揚げると言って、家を出て行ったそうだ。

でも、すぐに音信不通になった。

 

この父親に残された子供達は再会することはなかった。

 

ただ、北海道から山形まで帰ってきて、そこで再婚したみたいだ。

 

実家の祖父母達は働き手がいなくなったので、親戚から養子を入れたみたい。

詳しくは分からないけど、複雑な家庭環境になってたみたい。

 

そんな祖父母達のお墓が山の中にある。

それを10年前くらいにここの墓地に移した。

ここの墓地は、高萩市が宅地化しようとして造成しはじまったんだけど、財政難で更地になってた。

そこを墓地にしたみたい。

 

墓地になったら応募者が多くて抽選になったみたい。

空いてる区画は直ぐにうまったみたい。

 

叔父さんが抽選に行って、ここの区画を当てたんだなあ。

 

 

ナカちゃんが建てたお墓の周りは、何故かお墓が建ってない。

叔父さんの話しだと、みんな売れてるけどお墓が建ってないと言う事らしい。

買ってから何年くらいでお墓を立てなければいけないと言う制約はあるみたいなんだけどね。

管理費だけは払い込んでるのかなあ。

 

 

4

墓誌を見ると、平根ますさんがナカちゃんの母親なんだね。

昭和10年に没してる。

金次郎さんが祖父だよ。

ナカちゃんとお墓詣りに来た時は、必ず近くの叔父さんの家に寄って行く。

その時に、ナカちゃんが、「金次郎さんは頭のいい人だったんだけどね。田んぼで落雷に遭わなければ、長生きしたのにね。」、と、叔父さん夫婦と昔話しを語る。

この時のナカちゃんは饒舌だよ。

実弟と話しをしてるから、饒舌に拍車がかかるよ。

年老いた実弟は、うんだ、うんだと相槌をいれる。

 

金次郎さんが没したのは昭和19年かなあ。

 

祖母は喜和さんて言うんだ。

没したのは昭和40年代だ。

この祖母には、2,3度、会ったことがある。

 

まだ、etekoが小学生に入る前だったろうか。

親父に連れられて遊びに行った事がある。

その時には、自宅の部屋で寝たきりの状態だったけどね。

自宅と言っても、そこは蔵を改造した家だった。

30畳くらいの広さだったろうか、そこにをふすまで二部屋くらいにしきてあった。

その一間に布団をしいて、いつも寝てた。

 

片隅が土間になってる。

そして、一部が馬小屋になってたよ。

その時に馬が飼われていたかは記憶にない。

 

そこの隣に五右衛門風呂が据え付けてあった。

この五右衛門風呂には、入った記憶があるなあ。

五右衛門風呂に入ったのは、ここだけだなあ。

 

ナカちゃんの実家は、元々は大きな農家の家だったと言う。

70年に一回だかの金砂郷の大祭?の時にお祭りの関係者?を20人ぐらい泊めてどんちゃん騒ぎをしてたと言う。

その大きな農家が落雷で全焼しちゃった。

その時はナカちゃんが小学生で叔父さんは小学に入る前だったみたい。

農家はカヤブキの屋根だったんだろうね。

落雷して火事になったよ。

おまけに家の中には乾燥させてるタバコの葉が山済みになってたみたい。

その頃だから消防車もこないよ。

 

乾燥したタバコの葉が火の粉になって降ってくる中を逃げまどったのを覚えてるって叔父さんが言ってた。

 

それ以降は、焼け残った大きな蔵だか馬小屋を改造して住居にしてたみたい。

 

 

ナカちゃんの建てたお墓に墓参りに行ったら、ナカちゃんが話してた事をいろいろ思い出したよ。

それに、実家のあった中染のこともね。

なんかいろいろな事があるなあ。

 

いろいろ調べれば、この頃の物語が書けるかもね。

 

大東亜戦争の敗戦前の話しだよ。

この辺りの農村地帯は、血縁関係が深いよね。

親戚の叔父さんで、この辺りの出身の代議士の梶山さんと一緒に出征したって言う人もいたよ。

同じ部隊にいたとか言ってた。

 

それにこの辺りの農家はタバコの栽培で成り上がった農家があったみたい。

でも、その頃に吹き荒れた新興宗教で、みんな没落しちゃったみたい。

ここでは、天理教だけどね。

 

こんな環境に八つ墓村の惨事が起きてれば完璧だね。