
12日は墓参りに行ってきた。
etekoの墓参りは2か所だよ。
父方と母方のお墓だよ。
写真は最後に行った母方のお墓だよ。
行った時は5時をまわってた。
母方のお墓は、もともとナカちゃんの実家(常陸太田市中染)の近くの小山の中にあっる。
ここは江戸時代あたりから続いてる一族のプライベート墓地なのかなあ。
実家のあった前に車が通れる道が走ってる。
その道に沿って水田がひろがってる。
その田んぼ道を実家と反対側に100メートルぐらい進むと小山にぶち当たる。
ここから、だらだらの坂道になる。
両側はやぶと雑木がはえてる。
100メートルぐらい進むと10メートル四方ぐらいの土地がひろがる。
ここがナカちゃんのご先祖様達のお墓だ。
ここの土地の周りに苔むした墓石がぐるーと取り囲んでる。
そして、墓石の周りには高い雑木が囲んでいる。
一日中、日の当たらない場所になってる。
わずかに、木漏れ日がさす。
10年以上前は、ナカちゃんを連れて何回か墓参した。
その時は高萩に住んでる叔父さん(ナカちゃんの弟)も、軽トラックでかけつけた。
でも、ナカちゃんが゛お墓まで行ってお参りしたのは1回しか記憶にないよ。
足の悪いナカちゃんは親戚の家で腰を下ろして、オイラ達が返ってくるのを待っていた。
そう言えば、亡父が動ける頃は、お盆近くになると、この参道?の除草がお盆前の行事になっていた。
いつも親父と叔父さんが行ってた。
この頃のetekoは忙しく?働いていた。
お墓には、まったく無関心だった。
この除草作業に参加したことはないよ。
親父が動けなくなってからは、お盆の除草作業は叔父さん一人の作業になってしまった。
その叔父さんがある日、桜川の家に訪れてナカちゃんと話してる。
「今年の夏は暑いなあ。除草作業もしんどい。それに、驚いた事に墓石がいくつか無くなってたよ。」と、衝撃発言。
この頃、オジサンは古希を過ぎてた。
「旧い墓石から盗まれてたよ。」
この頃、巷では、「伸介と石坂君のお宝鑑定」の番組がはやってた。
この時の話を聞いてナカちゃんは決心したみたいだ。
「分骨して、お墓を家の近くに建てよう。」ってね。
ちょうどその頃、高萩の叔父さんの家の山側に市営墓地のオープンした。
元々は、市営の住宅とか建てる為の用地だったらしいけど、財政難で墓地になっちゃった。
墓地購入の抽選が始まった。
2区画と1区画を応募したけど、1区画しか通らなかった。
抽選の倍率はかなり高かったみたい。
財政難で人口も減ってる地域でも、お墓の需要は多いみたい。
それから、お墓屋さん?通いが始まった。
その前にナカちゃんは新聞広告でいろいろ情報を集めてたよ。
結局、日立南INの側にある6号国道のお墓屋さんに決まった。
ここに行って、お墓を決めた。
いら係ったかなあ。
150くら?
200はいかなかったか?
でもなあ、お金かかるよね。

神主さんにお祓いしてらったりして、お墓を建てた。
その頃は、墓地は半分くらいしか埋まってなかったなあ。
12日に行ったら、ほとんど埋まってた。
ところが、ナカちゃんのお墓の周りだけは抜けしてるよ。
広い更地の中に、ポツンとナカちゃんの建てたお墓が建ってるよ。
お墓の建ってる場所が分かりやすいよ。


お墓の後ろ姿。
林の向こう側を300メートルぐらい行くと叔父さんの家があるよ。
これは前からの写真。
ここの墓地は小山の傾斜地に2段に整地されてる。
ナカちゃんの建てたお墓は、1段目の真ん中あたりあるよ。

墓参の後、叔父さんの家にお中元を届ける。
玄関を開けてごめんくださいと言うけど、誰もでてこない。
叔母さんの車があるから居るはずなんだけどね。
家の前の小道に出て田んぼをながめる。
田んぼは、叔父さんがコメを作ってる。
林の向こう側がナカちゃんが建てたお墓のある墓園だ。

ああー、この写真。
奥の小山の右端がサンライズGCだったゴルフ場だよ。
写真には映ってないけど、写真の左側の風景は小山の林部分が伐採されて整地されてるよ。
ここは、ゴルフ場の用地がメガソーラになっちゃってるよ。
小山の反対側は、びっしりソーラのパネルが並んでるよ。
そこに、日立発電所とか言う大きな看板が建てられてる。
車の中からでもはっきり読み取れる。
そこをぐるーと回り込んで叔父さんの家の方に来る途中にゴルフ場の正門があるよ。
そこは、今もサンライズGCと言う看板になってる。
サンライズのオーナは、元は読売新聞だよ。
正力だったかなあ。
この辺りでは老舗のゴルフ場だよ。
バブル以前に開業したよ。
そんな関係で、プロ野球がオフの時は巨人軍の有名選手?がお忍びで来てたみたい。
ゴルフ場が廃業になる時には、メンバーの預託金を全額返したって聞いたよ。

左奥の小山の上にポツン、ポツンと建ってる建造物も見える。
これも有名だなあ。
これは、テレビの衛星中継用?に建てられた巨大なパラボロアンテナ?だよ。
何機かは、撤去されちゃったみたい。
このアンテナが有名なのは、日本初はもちろんだけど、最初にアメリカから送られてきて映し出された動画が、「ケネディー大統領の暗殺」だって事だよ。

叔父さんの玄関であいさつしたけど誰も出てこない。
外の風景を取ったり、一服したりして、とほうにくれてた。
そしたら、農作業を終えた叔父さんの白い軽トラが裏の離れに入っていくのが見えた。
しばらくして、叔父さんが出てきた。
去年までは、ナカちゃんが一緒だったけど、今日はeteko一人だよ。
これからは、ずーとひとりだよ。
今までは、ナカちゃんと来ると大変だった。
叔父さんの家に来ると、ナカちゃんは玄関になかなか上がれないのだ。
敷居が高すぎるんだ。
50センチ以上はあるよ。
足の悪いナカちゃんは、車から降りると、杖をついて玄関に向かう。
車は玄関の正面に近いところに停車する。
杖をついたナカちゃんの空いてる片手をオイラが支えて誘導する。
玄関の戸を開けて、敷居に上がるのには、叔父さん、叔母さん、オイラが総出で身体を支えて上げなくちゃあいけないよ。
そして、玄関の左側にある茶の間に移動するよ。
そこで、叔父さん、叔母さんと長話をして帰る。
みんな昔話しとか、年取った、健康の話しだ。
その間に叔母さんは、茶の間の隣の台所で、お茶や茶菓子を用意する。
それに、家で作った野菜の漬物なんかを出してくる。
ナカちゃんは、この時はよくしゃべるよ。
日ごろ、私は口下手だって言ってるのにね。
ひとりで、しゃべってるよ。
叔父さんは、「んだ。そうだ。」と、相槌を入れる。
叔母さんも、「そうですね。」とか、うなづく。
この間、etekoは無口だ。
ナカちゃんの話しを聞いてるだけだ。
早く帰ろうよって思ってる。
間が持たなくなると、一人外に出て、一服する。
そして、外の風景を眺める。
一服が、2,3回になる事もあった。
ああー、今年からは、こんな事が、遠い思い出になっていくんだね。
この日は、家に上がらずに、裏から出て来た叔父さんに、庭であいさつした。
ナカちゃんの話しになった。
「今は、大みか病院に入院してるよ。日製病院にいた時よりは落ち着いてきたけど、寝たっきりだよ。」
「そうか。お盆が明けたら行ってみるよ。」
叔父さんは、ここ一週間くらい体調を崩してると言う。
ものを食べられないと言う。
叔母さんも調子が悪くて寝てると言う。
それで、玄関であいさつしても誰もでてこなかったんだ。
「墓参りの後に叔父さんの家に寄った。」、と言うと、
「お墓は、掃除してたんだけどね。」、と、
そう言えば、お墓はきれいだったけど、花や線香は上がってなかった。
他のお墓で、家族2,3人で、墓掃除てた人もいたなあ。
ここの墓園は、まだ日が浅いから、墓石はみんな新品だなあ。
ナカちゃんがお墓を建てたのは、3.11の震災前だよ。
田尻の家が建つ前。
お墓を建てて、家を建てたから、7,8年前。?
ナカちゃんの建てたお墓の周りが空き地だって聞いた。
「あの墓の周りは全部売れてるよ。でも、いろいろな事情で墓が建たないんだ。市からは、買ってから3年くらいで墓を建てるように言われてるんだ。」
なるほどね。
オイラが上がらずに帰ると言うと、それじゃあ野菜を持っていけと、納屋の前に行く。
そこには、青いプラスチック?樹脂で作られた箱が3段積み重ねてあった。
中は採れた玉葱が入ってるみたい。
ビニールの袋に大きなタマネギを移しながら、「今年は暑くてダメなんだよ。納屋に入れて置いても納屋の中が暑くなっちゃて次々に腐っちゃうよ。」
箱の中のタマネギも芯の方が腐り始めてるのがある。
腐りかけた玉ねぎを選別して、痛んでないタマネギを袋に入れてくれた。
オイラは、嬉しかった。
自家製のタマネギが二、三日で切れそうだったよ。
グットタイミング

そんな事してら、空いてる玄関の奥に、寝起きの叔母さんの姿が見えた。
しばらくして、叔母さんも外に出て来たよ。
オイラが上がらずに帰ると言ったら、それじゃあー、キュウリも持って行きなって、裏の畑の方に
向かった。
叔父さんが、ジャガイモも持って行けと納屋の中に入った。
誰もいなくなった庭に一人のeteko。
手持ちぶたさで、家の前の小道に出て一服。
叔父さん、コメの花が咲いてると言ってた。
コメの花?
見たことないなあ。

9月には新米が実ると嬉しそうに話してた。

いただいたジャガイモ。
これだけあると、完食するのに2,3ヵ月かかるなあ。
田尻に残ってるお米もあるしなあ。
高萩のナカちゃんが建てたお墓に行って、タマネギ、キュウリ、ジャガイモをゲットした。
でもまだ、手ついてないよ。
みんな食せるかなあ。
それとも、ダメになるのが先かなあ。

ナカちゃんの建てたお墓の後ろ姿。
左端の黒いのだよ。
この写真を見ると、墓石って、白か黒なんだね。
たまに、茶色ぽいの見かけるけどね。




