日曜日の夜に、お袋が入院しちゃった。 | eteko屋スタジオ

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勝手気ままに生きてる自己中だよ。
妄想では、苦節40年のミュージシャンなのだ。


救急車で、日立総合病院に運ばれたお袋。

後から、オイラは、プリちゃんで到着だよ。

緊急救命室?の待合の窓口に到着。
時間は、19時を回ってた。

「etekoの母親が、救急車で、運ばれたんですが、何処にいますか。」

受付けの窓口には、夜勤の男性が、3人座ってた。
その中の小太りの男が、立ち上がって、「今、CTスキャンやレントゲンを撮ってます。終わったら、連絡しますので、席で待っててください。」、と、事務的に言う。

待合の椅子に座り、受付の並びの壁をたどると、受付の横に緊急救命室にの伸びる廊下がある。
廊下の横に、CTの検査室が、二部屋並んでる。
二部屋なのか、大きなドアが2つ並んでる。
ドアの上には、使用中の表示灯が点いてた。
間隔を置いた2つの表示灯が点きっぱなしになってた。

待合室には、5,6人の付き添いの人達が座っていた。

1時間近く、待合室の長椅子に座ってた。
暇つぶしの文庫本を持って来なかったことを悔やんだよ。

その内に、肥満の妹が、身体を揺すりながらやって来た。

二人で、お袋が出てくるのを待った。

待ってる間に、救急車がサイレンを鳴らして、2,3回入って来た。
しばらくして、その家族が、2,3人づつ、待合室に入ってくる。

救急車で運ばれた患者に、直ぐに家族は、付き添えないんだね。

検査が終ってから、入院の病室が決まってから、付き添えるんだね。


ああー、6月の頭に、オイラも救急車で運ばれて、ここに来たんだよね。
そして、9日間の入院だよ。

3か月も経たない内に、今度は、お袋が救急車に運ばれて入院だよ。

お袋は、87歳だよ。
みんな、年を取り過ぎたよ。


1時間ぐらいして、やっと呼び出される。
担当した医師のいる診察室に入って下さいだってさあ。

診療室に入ると、若い男の担当医師が、パソコンが載ってる机に座ってて、モニターを見てた。
お袋のCTの動画を見ていた。

オイラ達が、診療室のドアを開け、その前に張ってあるカーテンを開けて中に入ると、立ち上がって、挨拶をした。
オイラに、一つある椅子をすすめた。
そして、パソコンのモニターを見るように、オイラに促した。

「症状は、腸閉塞ですね。前にヘルニアで、2回、切開してますよね。その傷が治る時に、腸が少しよじれて、くっつく可能性があるんです。それが、悪さしてると思われます。」

眼鏡を掛けた若い医者の診断は正しいよ。
お袋も、お腹の具合が悪くなってきてるから、3回目の切開をしないといけないかなあと不安がってた。

その不安が、今日に出てしまった。

若い医師は、ヒヨッコに見えた。
医師免許をとりたての医師は、東京の大学病院から、日立総合病院に都落ちしてくるよ。
そして、経験を積んで、また都に戻って行くよ。
この病院は、ベテラン医師がいないと言う印象があるよ。

若い医師の名前は、S君と聞かされた。
ネームプレーの漢字の名字を、訓読みで言ったら、音読みの方ですって、訂正された。

訓読みだと、「K君」だけど、音読みだと、「S君」だよ。

S医師が、言葉を濁しながら、「実は、CTを撮ったら、嫌なものが映ってるんですよ。ここです。
胃と食道のつなぎ目の所に、大きな腫物の影が映ってるんです。癌の可能性があります。」

オイラは、目の前が真っ暗になったよ。

これで終わりか、88歳の米寿までもたないと、・・・・・・。