
ずーと、警備員のバイトは、入ってこない。
今週も、火曜日だけ、いわきの勿来に行かされた。
日立市内の現場はないのかい。

考えてみたら、今年になって入って来た現場は、ほとんど遠い現場だなあ。
交通費なんか出ないよ。
8000円/日のバイトだよ。
etekoは、遠出要員に割り当てられちゃったんだね。

そして、今日は、埼玉の戸田に夜勤で行ってくれだってさあ。
もちろん、日帰りで、何人かの隊員と乗合で、支社から、レンタルしてあるデミオで向かうよ。
酷いもんだ。
でも、働かないとお金もらえないよ。

写真は、いわきの植田の現場の周りの写真だよ。
道路の片側が堤防になってるよ。
反対側が幼稚園、民家、アパート、神社、畑になってる。
堤防の嵩上げ工事で、道路の沿いに植えてある「桜並木」を伐採するって言う現場だよ。


年老いたおばさんの歩行者が話しかけてくる。
散歩してるんだなあ。
「ここの桜は、植えて23年目だよ。見事に咲いてたのにね。」、と、伐採作業を見ながら言う。
満開の桜並木を思い描いてるのが分かるよ。
etekotが、ここの現場に来た時は、桜は完璧に散ってた。
道路の側溝に、変色した桜の花びらが、積もってた。
散った花びらは泥で汚れてる。
散った後に、何度か、雨が降ったのかなあ。

桜の木の伐採作業は、3台のチェンソーで、桜を伐採していく。
レンタルしてきた1台のパケット車で、高いところの枝を切っていく。
チェンソーもパケット車もレンタルだよ。
レンタルだって分かったのは、初日に、バケット車を操作する作業員と親方が、あーでもない、こーでもないと、レバー操作を確認してた。
それから、作業が始まったよ。
枝は、3トン?ダンプに載せられる長さに切り分けられるよ。
パケット車は、片道を塞ぐよ。
それに、伐採した桜の木を捨てに行く作業ダンプが入るよ。
ここで、etekoの出番だ。
交通誘導を行うよ。
2日間で、作業は終わった。
これが、間を置いて、2回あった。
etekoは、4日間、ここの現場に付いた。
桜の木を50本くらい切られちゃったよ。

畑の前の桜の木を伐採してる時に、畑の奥の民家から、爺さんが出て来た。
チェンソーの騒音で、出て来たみたい。
桜の伐採作業を見ながら、オイラに話しかけてきた。
「みんな、切っちゃうんだね。」
オイラは、この畑の前に立った時に、いろんな野菜が育ってるに感心したよ。
etekoの畑とは、大違いだよ。
「ここの畑は、オジサンが作ってるの?」
「そうだよ。でも、震災で、ここの畑も浸水したよ。堤防から水が溢れて、床下浸水だよ。ずーと、野菜は、育たなかったなあ。タマネギだけは強いのか、育ったけどなあ。」
「ええー、4年って、今年じゃあない。」
この辺りの住人は、3.11の震災で、かなり被災してるみたい。
見事な「桜並木」を、伐採するのに、反対運動は起こらないんだね。