ノラ君、失踪事件。 | eteko屋スタジオ

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勝手気ままに生きてる自己中だよ。
妄想では、苦節40年のミュージシャンなのだ。


昨日の夜から、ノラ君が消えたよ。
4月から付き合いだった。

オイラが部屋にいる時は、必ず、出て来るんだ。
そして、オイラの部屋の様子をうかがってるよ。

友達じゃあないけど、オイラのボロ屋敷に住みついた猫だよ。


4月からだよね。
オイラが部屋にいる時は、のそのそと、ねぐらから出て来たよ。

ノラ君は、もともとは、オイラのボロ屋敷の天井に住みついてたよ。
一階の天井裏を、ドタバタ走り回ってたこともあったよ。


そりがさあ、4月の頃にさあ、浴室とトイレの廊下の天井が破れちゃったよ。
そっから落ちたんだよね。
ノラ君は、オイラと同じ生活空間に住むようになったよ。

それから、たまに、一階のスペースで、ノラ君と顔を合わせるようになったよ。
ノラ猫が入っちゃったよ。


ノラ君は、オイラと出くわすと、直ぐに逃げるよ。
逃げると言っても、オイラのゴミ部屋の隣の空き部屋かな。
それとも、その側のトイレかなあ。

分かんないけど、その辺りを、ねぐらに変えたみたい。


それから、一週間ぐらいすぎたら、にゃー、にゃー。言いながら、ノラ君は、オイラの部屋を覗くようになったよ。
オイラが、部屋にいると、こんな感じで、覗きに来るよ。
しょうがないんで、残飯をあげたりした。

そしたら、オイラがゴミ部屋にいると、ノラ君は、部屋の入り口にオイラを覗きに来るよ。


朝でも、夜でも、オイラのマイルームにいると、ノラ君は、にゃあー、にゃあー、鳴きながら。オイラの部屋の入り口に来るよ。
そして、そこに座ったり、寝込んだりしてたよ。


オイラが、ニャーと言えば、ノラ君も、ニャーって返すよ。
そんなのを、10回繰り返しても、ノラ君は答えるよ。

お前、オイラの言葉が分かるのかあ。?
お前は、いくつなんだい。
楽しいのかい。?

孤独なのかい。?

そんな、問いかけにも、ニャアー、にゃあー   と答えるよ。


そんな日々が続いてたんだけどね。
昨日の、夜から、ノラ君が顔を出さなくなったよ。

何て気ままな奴だよ。

毎日、毎日、来てたのにさあ。
死んじゃったのかなあ。

ノラ君が、ブルブル震えて、吐いたのを、一度、目撃したよ。
オイラと同じで、体調がよくないのかなあ。

それに、年齢も教えてくれなかったよ。

オイラと同じような爺さんだと思えたよ。


オイラが、なんか悪い事したのかなあ。
マグロの刺身なんか与えたから、ビックリしちゃったのかなあ。


毎日、毎日、オイラの様子を見に来てたのに、来ないよ。
何の理由があるんだろう。
分かんない。
謎だ。
お友達になれたって思ってたのに、突然の絶交宣言を受けたみたいだなあ。


etekoの人生には、こう言う事ばかりだなあ。
友達になれたって思ったのに、嫌われたり。

好きだって、愛したら、嫌われたり、

信じていたのに、裏切られたり、




どうなっちゃたんだろう。
お前は、猫臭いって思ったのが分かったのかなあ。

お風呂には、入れませんと、逃亡したのかなあ。


とにかく、ノラ君の鳴き声が、etekoのボロ屋敷から聞こえなくなっちゃったよ。
生きてるのかなあ。
オイラと知り合いになった事で、突然死になったとか、
etekoと、知り合いになると、ろくなことにはならないよって、悪魔がささやいたのかなあ。