いやいやだね。
時間が早く過ぎ去るよ。
死期が近いのかなあ。
目が覚めたと思ったら、もう、寝る時間だよ。
今日は何したんだろう。
いろいろしてたなあ。
今日は、朝の7時半に、親戚のトミコばあーさんから、着信ありだよ。
田尻の家に電話をかけたけど、家の電話はつながらないし、携帯に電話しても、出ないって言うよ。
いよいよ、来るべき日が来たと思ったよ。
今週はやたら気温下がったよ。
お袋は、86歳だよ。
いつ、あっちの世界に行ってもおかしくないよ。
オイラが電話しても出ないよ。
家の電話は、故障してるのか、繋がらかないよ。
携帯は、呼び出しは鳴るけど、出ないよ。
倒れてるのかなあ。
オイラは、8時ごろ、田尻の家に向かう。
いろいろ頭で妄想する。
お袋が亡くなってたら、最初に何処に連絡すればいいんだろう。
どういう手続きをとって、葬儀までいくのか、全く分からないよ。
お袋は、「葬儀の用意はしてあるよ。こじんまりとやってよ。」っと言ってた。
どっかの葬儀社に、お金を払い込んであるような口ぶりだよ。
親父の葬儀をした、富士祭典に契約してあるのかなあ。
でも、そんな事、お袋が亡くなってたら、分かるすべもないよ。
預金とかも、通帳がどこにあるとか、どこに預金してあるとか、分かんないよ。
お袋が亡くなってたら、そんなのをどうやって調べたらいいんだろう。
わかんない事ばかりだ。
とりあえず、オイラは、お袋が、死んだと言う妄想で、田尻の家に向かう。
何か、悲しいって感情はないよ。
年だし、いつ、亡くなってもおかしくないよ。
田尻の家の玄関の前につく。
玄関の左側は、日本間になってる。
エアコンの室外機が動いてる。
寝室でお袋は、亡くなった。?
玄関のドアのカギを回して家に入る。
暗いリビングの椅子にお袋は座ってた。
「何で、電話に出ないの?」
「何か、電話の調子が悪くて、繋がらないんだよ。」
「携帯は、何ででないんだよ。」
「部屋の中の、カバンに入れっぱなしだよ。」
オイラが、家の電話をチェックする。
電源のコンセットが、緩んでて、通電してないよ。
これじゃあ、電話はつながらないよ。
まったくだよ。
今日の日曜日は、ゆっくり休もうと思ってたのに、朝から、てんてこまいだよ。