「6年生のお別れ遠足で子ども達に木育ワークショップを体験させたくて」

そんなお話しをいただいたのは、昨年12月10日の事。

あれから、2ヶ月。
冷たい雨が降る中、服織小学校支援学級の1年生~6年生のお友達23名が
バスと電車を乗り継いで引率の先生と、こどもクリエイティブタウンま・あ・るに

来てくれました。
 

事前にトレードマークの赤いつなぎを着て小学校へ行き

「9日、まあるで待っているからみんなで来てね!」とご挨拶をしてきましたが

その約束どおり子ども達は元気に会場入り!

今日はいつもより30分長く時間をとり、みんなで宝箱作りとデコレーションまで。

席についた子ども達へ隊員の一人が声をかけました。

りぼん隊員:「みんな今日のお昼はどうするの?」

すると、元気な声で「サイゼリヤ~!!!!」のお返事。

すかさず

りぼん隊員:「隊長!今日はお弁当持ってきた?」の質問。

隊長:「忘れちゃったんだよ~」と僕。

りぼん隊員:「じゃあ、隊長のためにみんなでお弁当を作ろうか?」と

お弁当の歌をみんなで歌いながら手の運動。

 

この歌と体操でだいぶリラックスをした子ども達。

いよいよ、宝箱作りのスタートです!

袋をあけて、キットを1枚取り出し

まずは大きなかにさんを1匹。

木ダボにボンドをチョッチョッとつけて。。

次は小さなかにさんを2匹です。

木ダボを8本も打ち込む作業。

まっすぐに打ち込むのが難しかったのに頑張ったよね。

次は団子虫の入りそうな穴にボンドをつけて。。。

ガッチャンコと組み立てると、

「隊長!節分のお豆を入れた箱になった!」と教えてくれた

お友達もいたね。

 

重たいトンカチ、木ダボにボンド、60歳のスギの板。

どれも、はじめての体験ばかり。

 

はじめての事、はじめての人、はじめての環境。

たくさんの「はじめて」が詰まった1時間半。

引率をしてくださった先生方もドキドキの時間だったと思います。

 

電ドリも使って、ネジ付けも。

磨き棒での作業では、僕たちもびっくりするくらいツルツルに出来たよね!

「できた!!」こんなポーズも飛び出るほど頑張ったお友達。

まあるさんが用意をしてくれた、キラキラシールで

自分だけの宝箱にデコレーションをして完成!!!

動物が好きなお友達。星がいっぱい、お城にハート。

一人一人、一生懸命考えて、丁寧に貼っていったシール。

どんなお話をイメージしながら貼ったのかな?

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スタートから1時間半。

誰ひとりかけることなく、全員が自分ひとりで

世界にひとつだけの宝箱を完成させました!!

 

「ありがとうございました!」の声は朝のそれとは別のクラスかな?と

思うほど大きなそして元気な声になっていて

全員がまっすぐに僕を見てくれていました。

 

引率の先生からは

「隊長!子ども達の心の中にはもう宝物が入りましたよ」と。

 

先生!僕たちの方こそ宝物をいただきました。

6年生のお別れ遠足にのいただいた今回のお話。

服織小学校の23人のお友達と過ごすことができた1時間半を

僕は生涯忘れることはありません。

 

服織小学校の23人のお友達!

今日は本当にありがとうございました!

また会えるかな?また会えるよね!