快晴だったいい夫婦の日、11月22日。
えて基地から7人の隊員が出動し向かった先は静岡学園幼稚園。

 

 

年中さん127人と木育ワークショップ<キミだけの宝箱を作ろう!>を

 

開催しました!

昨年に引き続き開催となった静岡学園幼稚園。
スタート前から、昨年体験をしてくれた今は年長さんになった子ども達が

 

「隊長!今日も作るの?」「宝箱にシール入れてるよ」「パパと色を塗ったんだよ」

 

などなど声をかけてもらい、うれしい再会となりました。

この日は木育認定講師ゼロ期生の実地研修日と

 

年中さんの保護者参観日ということもあり、会場の熱気はスタート前からMAX!!

園長先生をはじめとする静岡学園幼稚園の先生方、

 

そして何より年中さんの保護者の皆様には、木育ワークショップの主旨を

 

ご理解いただき会場の雰囲気づくりにご協力をいただきました。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

子ども達が入場する前、保護者の方にはこんなお話をさせていただきました。

 

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えてではワークショップを<木工>ではなく、<木育>ワークショップと呼んでいます。

 

これは、きれいに上手に作ることが目的ではなくて、子ども達がモノづくりを

 

通じて、チャレンジする気持ち、達成感、成功体験を経験することを大切に

 

しているからです。

 

今日は今日は子ども達が一人で宝箱を作ります。

 

心配なお気持ちはとてもわかります!上手に作らせてあげたい、そのお気持ちも

 

とてもよくわかります。

 

でも、今日は子ども達を信じて、手を放し見守ってください!
そして手元ではなく是非その表情を見てください。

 

スタート時の不安な顔を宝箱完成の時には自信にあふれた最高の

 

笑顔に変わります。

 

そして終わった後、きっとご家族の皆さんに見せたくて駆け寄って来ると思います。

 

その時がチャンスです!是非、どこを頑張ったのか聞いてあげてください。

 

そして、たくさんたくさん褒めてあげてください。

 

こうしたチャレンジと達成感、成功体験を繰り返す中で、ご家族や大人たちが見守って

 

くれている安心感や頑張りを認めてもらう、褒めてらえる事で次への自信になり

 

子ども達は自分に自信が持て、失敗することを恐れずに何事にもチャレンジする

 

そんな心に成長します。

 

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保護者の皆さんはきっと近くでサポートしたかったはずです。

ケガはしないか、上手に作れるか。

ものすごく心配だったはずです。

でも最後までブルーシートの外でグッとこらえてくださいました。

 

手を出すまい!という決意なのか

胸の前で手を握り、前傾姿勢でご覧になっている保護者の方の姿が印象的でした。

 

子ども達は、今日の宝箱をお家へ持ち帰ります。

そして、昨年の子ども達のように宝物としてこの先ずっと大切に使い続けてくれます。

この先、何かにチャレンジしたいのにあと少しの勇気が出ない時、

うまくいかなくて逃げ出してしまいそうになった時、

この宝箱をみて、頑張った今日の事を思い出してほしいなと思います。

 

最初は不安で周りのお友達やご家族の姿ばかり探していたし

トンカチだって上手に持てなかった。

ダボもうまく付けれれなかった。ボンドが手について泣きそうになった。

組み立て方がわからなくて、ドキドキしながら隊長や隊員を呼んでくれた。

でも、磨きではもう不安な顔はなくて、頭から湯気がでるくらい頑張って

ツルツルにした。電どりだって一人で使ってネジも付けた。

たった1時間の中でこれだけ成長したキミの事、大丈夫!!

キミならできるよ、大丈夫!自信をもって。

 

終わった後、ご家族の下へ走っていく子ども達。

ご家族は頭をなでたり、抱きしめたり、

会場いっぱいに子ども達の頑張りとご家族の愛情があふれた一日となりました。

 

しずおかがくえんようちえんの、ねんちゅうさん!

ほんとうに、よくがんばったね!こんなにがんばってたいちょうはびっくりしました。

また、いっしょにたからばこつくろうね。

 

そして、園長先生をはじめ先生方にも会場のセットから

運営中のサポートまで、ご協力をいただきありがとうございました!

 

最後に保護者の皆さま。

いろいろと生意気も言いましたが、ご理解をいただき雰囲気づくりへの

ご協力心から感謝いたします。

 

一瞬で周りにいる全ての人を幸せにする子ども達の笑顔。

僕はもっとずっとこの笑顔を見ていたくて、えてを立ち上げました。

えてのアイテム、そして木育ワークショップからたくさんの笑顔が生まれますように・・・