私の原点── 一筋の光

ここに記されているのは、私の魂の記憶──
そして、今この時代を選んで生まれてきたあなたへのメッセージでもあります。
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それは、20余年前のことでした。
私が一人で仕事をしているときに、突然、起こりました。
後頭部にかなり強い衝撃が起きた瞬間、霊視能力が開花し、額に真っ白なスクリーンが現れました。
そこには、左から右へと絶え間なく流れるフラッシュ映像
まだ知らない場所、まだ会ったことのない人達
信じられないような未来の出来事が、鮮明に映し出されていました。
これは、3〜4分ほどの出来事で、これが2日間続けて同じように起こりました。
まるで映画の前編と後編のように、展開していきました。
宇宙の3~4分の出来事は、地上の時間では約10年でした──
そして、後編の最後に視た映像は、
これまでフラッシュで飛ぶように流れていた映像がなくなり
突然、すべてが真っ暗闇となりました。
私は、深い真っ暗闇の中で、人生のどん底にいる感覚に包まれました。
しかし同時に──魂の深いところでは、ずっと探し求めて来た「宝物」を得ているという相反する感覚がありました。
そんな真っ暗闇の中、天から一筋の光がまっすぐにすーっと降りてきました。
一筋の光が足元まで届き、その光を見ると、私の足がありません。私は肉体を持たず、意識だけの存在となっていることに気が付きます。
射しこんだ一筋の光を辿りながら見上げると、そこには、一筋の光が縦にスッーと天まで伸びていました。
気が付けば、その光の両端には、焦げ茶色の木でできた、重厚で厳かなアーチ型の観音扉が天高くそびえ立っています。
格子の枠があり、丸いドアノブが付いた天高くそびえる扉でした。
その隙間から、まばゆい一筋の光が差し込んでいました。
私は、ただ、天高くそびえる扉に圧倒され、ただ光を見つめ立ち尽くしていました。
その光の先の扉の向こうは、光だけの世界を感じました。
扉の向こうの光の世界は、ネガティブもポジティブもすべてが融合された光だけの世界でした。
そして、天から荘厳に響き渡る声がします。
「ここから先は、自分で切り拓け。」
低く、慈愛に満ちた男性の声でした。
私はそれを聞きながら、イエス・キリストだと思いましたが、
後になって、それは私自身のハイヤーセルフであったことを知ります。
──そして、20年の時を超えた今、実際に扉の前に来ました。
20余年前に視た、突然の真っ暗闇は、アセンションを通過するために訪れる通過儀礼(イニシエーション)であり
同時に、探し求めていた「宝物」をついに手にした感覚というのは、ついにアセンションが目の前に来ていることを体感で得ている感覚でした。
当時、相反する意識だと感じていましたが、これらを統合することで、念願のアセンションへと移行することが出来るということが分かりました。
そして、気づいたのは、
実際には「扉」ではなかったということです。
扉の姿、形でしたが、扉の機能を果たさない。
開かない扉だったことが分かりました。
それは、大きな扉の姿をした
一筋の光だけが通れる非常に細い隙間でした。
どうやって通るの?
私達は、つい頭を使って考えてしまいそうになります。
ですが、頭で考え始めると、たちまち通ることが出来なくなってしまいます。
リラックスして、考えないことが大切です。
──夜明け前が、いちばん暗い。
陰が極まれば、陽となる。
この深い闇は、アセンションという新たな夜明けを迎える直前で、陰が極まった時に、眩しい一筋の光として現れます。
これが、アセンションゲートです。
ここで伝えたいのは、
人生のどん底や真っ暗闇に感じる出来事も、
決して「悪いこと」ではないということです。
むしろそれは、アセンションに向かうために、
魂が余分な荷物を手放していく必然のプロセス
高次元から与えられた恩寵(ギフト)なのです。
だからこそ、「一見ネガティブに見える出来事」に出会ったときこそ
それが魂にとって最高のチャンスであり恩恵であると知っていて欲しいのです。
そのことに気付けて行動できたとき、あなたは、自らの光を思い出し
アセンションのゲートを通り抜けることが出来るでしょう。
私が提供するサポートは、 「依存型」ではなく、「魂の自立」を目指すものです。
アセンションとは、本来、 誰かに助けてもらうものではなく、 自らの魂の力を取り戻し、自らの意志で上昇していくプロセスです。
そして、アセンションの手前にあるもの──
大きく開く扉ではなく、一筋の光が通れるゲートです。
厳しいようですが、本気でアセンションを望む魂だけが、 その一筋の隙間を通ることを許されます。
それは、これまでの一切を捨てる覚悟を伴うものとなります。
今生でアセンションすることを決めて、本気で魂の道を生きる覚悟を持った方のために、道しるべとなるサポートをお届けしたいと思います。
この光に共鳴したあなたは、もう旅の途中にいます──
松永きよこ