英会話講師のつ・ぶ・や・き in 札幌

英会話講師のつ・ぶ・や・き in 札幌

伝わらない英語、話していませんか?日本語の発想を変えるだけで、伝わる英語になります―「和→英」。
自然な日本語で説明できない英語は、理解できていない証拠―「英→和」。
日本語を使って「伝わる英語」「わかる英語」をわかりやすく解説します!

英語と日本語の発想の違い:隠れた意味を理解する

「happy」の後に来るのは…?

「I was happy because 〜」と聞いたとき、次にどんな言葉が来ると予想しますか? 良い話でしょうか、それとも暗い話でしょうか?

 

「I was happy」と聞くと、多くの場合「これから何か良い話が続くんだな」と期待しますよね。もちろん「嫌いな人が来なくて良かった!」という場合は「I was happy because he didn't come.」となりますが、それは例外的なケースです。

講師として経験した興味深い瞬間

英語講師として、時々生徒さんの英語表現が理解できないことがあります。面白いことに、生徒さん同士はお互いを完璧に理解し合っているのに、私だけが会話についていけず、浮いてしまうことがよくありました。

 

では、ここで問題です! 次の英語は何を伝えようとしているでしょうか?

 

「I was happy because I didn't know my color.」(Aさん)

 

文法的には正しいのですが、なぜ「自分の色がわからなかったからハッピー」なのか、私には意味不明でした。ところが、ある生徒さんにこの質問をしたところ、何のヒントもないのに完璧に意味を理解されていたのです!この英文だけで、まるで話し手本人であるかのように状況まで説明してくださいました。

 

これには本当に驚きました。そのドンピシャだったMさんの答えをご紹介します。

Mさん:「あ〜たぶん、そのAさん、カラー診断に行って、自分に合う色がわかったので、嬉しかったのでしょうね。それまで、自分に似合う色がわからなかったから」

その通りなんです!Aさんは「自分に似合う色がわからなかったけど、(その色がわかって)嬉しかった」と言いたかったのです。

日本語と英語の表現の違い

日本語では「今まで自分に似合う色がわからなかったので、よかった〜」と言っても通じます。でも、このまま英語にすると意味が通じません。なぜでしょう?

それは、日本語では隠れている「その色がわかって」という部分を英語では明示する必要があるからです。

 

これをAIに英語にしてもらいました。

I was happy to disocver what colors suit me,  as I didn't know before.

(日本語の表現を忠実に英語にしてくれました)

自然な日本語にすると、

「今までわからなかったけど、自分に似合う色が知れてよかった」と言う感じですね。

初心者にもわかりやすい表現

「what colors suit me」がやや難しいと感じる方には、こんな表現はいかがでしょうか?

I was happy because I was able to discover the color for me.
この forって幅広い意味で使えます。
forってけっこうオールマイティーな単語だと思っています。
the color for me は、私のための色と直訳できますが、自分用の色、自分のための色、つまりは自分に合った色という意味にもなります。
あとですね、discoverと言う単語は知っていても使えないな〜という方、findなら思いつきませんか?
I was happy because I was able to find the color for me.

これなら、どれも基本的な単語ばかりで作れそうですね。

 

あるいは、時制を変えてこんな表現も可能です:

「I am happy because I know my color now!」(今は自分の色がわかってハッピー!)

これなら言いやすいのではないでしょうか?

比較してみましょう

最初の文章: 「I was happy because I didn't know my color.」(嬉しかった!自分の色を知らなかったので)

 

訂正後の表現: 「I am happy because I know my color now!」(嬉しい!今は自分に似合う色がわかるので)

 

「as I didn't know before」(以前は知らなかった)という説明を省略しても、「now」をつけることで「以前は知らなかった」という対比がうまく表現されています。なかなかの工夫だと思います(自画自賛です 笑)

違和感の正体

「I was happy」や「I am happy」の後には、通常肯定的な内容が続きます。そこに否定的な意味が続くと違和感が生じます。というより、英語として意味が通じなくなります。

日本語で考えると意味がわかってしまいますが、英語の発想で見るとその違和感がはっきりわかるはずです。

 

もう一度、最初の英文を見てみましょう: 「I was happy because I didn't know my color.」 「嬉しかった、なぜなら自分に似合う色がわからなかったので」

日本語では「自分に似合う色がわからなかったので、よかった!」と言えば通じますが、ここには言語化されていない表現が隠れています。

英語表現のコツ

英語で表現する際に大切なのは、日本語で隠れている部分をしっかり言語化することです。

「自分に似合う色がわからなかったけど、(その色がわかって)嬉しかった」

日本語では当たり前すぎて、隠れている部分が何なのか気づきにくい場合があります。この感覚を身につけるには、多くの英語に触れることが一番の方法です。読むことをおすすめします。なぜなら、自分のレベルとペースで読めるからです。TVドラマも良いのですが、速すぎてついていけないこともありますよね。そうなるとBGMのように流れていくだけになってしまいます。

 

1日3分でもいいので、しっかり英語を読む時間をとってみてください。