「4行段落ち200タキ」 | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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16523コンビのエルプリデイトナ。


最初期個体の一つ。


「4行段落ち200タキ」


この何だかわからないが、どことなく


神秘的・魅力的なコトバに惹かれ


エルプリ最初期個体を求める


私の旅は始まった。




何だかわからないがスゴい‼️というのは


CMで使う手法だとか学生の頃聞いた。


「トラネキサム酸配合」(歯磨き粉)

「粗挽きネルドリップ」(缶コーヒー)


少々時代にズレはあるが、当時


聞いてそれが何たるかわかる人は


あまりいなかった。だがそれでいい。


何だかわからないが、兎に角凄いらしい。


それだけで、試したくなって買ってみる。


使ったら使ったで何か凄い効果がありそう


そんな気持ちになる。それで戦略は成功。


SNSを始め情報端末が今と違ったから


まかり通ったような陳腐な手法。




一方、こちらデイトナの方は、そういう


戦略とは無関係。事実を謳っただけ。


「4行段落ち200タキ」


そこに宿った魔力は全く異なる。


調べてそれが何なのか理解して


追い求めたことも異なる。もちろん、


何だかスゴいみたいだから試しに‥‥


なんて手を出せる金額でない点も異なる。




エルプリ最初期個体を求める

私の旅は始まった


なんてカッコよく書いたが、その旅は


既に終わっている滝汗二本が限界。


12年前は今ほど騒がれず、価格も


今にして思えばまだ手が出た頃、


それでも個体数は限られていた。


たとえ出物があっても、コレという


お眼鏡に叶うものはまずなかった。


出会う個体の数と頻度に、


評価と価格は反比例して行った。


1本目の16520は11年前。


二本目16523はその8年後、


つまり3年前のことだったが、


コンビだからまだ購入できた。それでも


11年前の16520の1.5倍強の価格だった。




改めて、4行表記で


コスモグラフ表記が一段落ちた段落ち仕様。


200までのタキメーター。


シャンパンは経年のためか、当時の仕様か


サンレイの放射線がさほど目立たない。


アングルによってはレモン色だ。


以下は「4行段落ち200タキ」と


セットのお決まりの意匠。

シングルバックル。


目立つ逆6だけが取り上げられるが、

インダイアルの数字フォントと目盛割も


初期個体固有のもの。だから、正確には


「4行段落ち200タキ


逆6シングルバックル」


下段はない方が神秘的な響きがある。


冗談抜きに上段だけがいい爆笑

(オヤジギャグかい?)