手裏剣に拘る | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

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いや、ニンジャ🥷に興味はないですがニヤニヤ


手裏剣は手裏剣でもマークの形のこと。


一部のヴィンテージセイコー(VS)の


ダイアル上に見られるSDマーク。

これは①白手裏剣マーク

(単体ならば形自体はEDマーク)


②黒手裏剣が45°斜めに組み合わさり


八角の星のように見える。


の外郭線は、黒いを背景に


細くくっきりシャープに浮き上がる印象。


このSDマーク形状は全て同じだと


当初は思っていた。




しかし、よく見てみると、


トンボ本を始め、ネットや雑誌の画像に


一部次のようなものが散見された。

冒頭の輪郭線が太く、の尖りが短い。


結果、輪郭が黒く太く、白の面積は狭まり、


力強いというより、ボテッとした印象。




改めてノーマル。

異種。

これ、実はキングセイコーファーストで


見かけたもの。少なくとも


いろいろな本やネット画像で見る限りは


そうだった。一部GS.1stにも似たものが


あったと記憶する。ただ、そちらは若干


太さやバランスが違うようにも感じた。


村松時計店四代目に聞くと、これは


KS最初期ラグ細タイプに散見される


とのこと。




もしかしてリダン?


当初、私自身はそうも思ったが、


このマークを冠した個体は


トンボ本にも載っているし。


ちなみに、明らかにリダンのSDはコレ↓

こりゃ💦さすがにクォリティが‥‥


参考までに、2001に出たGS.1st


復刻モデルのSDマークがこちら↓


アウトラインがぶっといのは似ているが、


前出のKS.1stのものとは

②黒手裏剣の長さが違う。時代が異なるから


これは同じ土俵では見られないか。


もしかして亀戸と諏訪の違い‥‥???




こういうことあれこれ思うのは


単に勉強不足で私が知らないだけか?


それともセイコーオタには常識か?


いずれにせよ、ロレックスほどには


パーツやロゴの研究や分類が


確立されていないのは事実なんかな。


国産ヴィンテージが更に注目されると


もっと言えば、価格が高騰すれば


こうした研究も進むのかな‥‥