ロレゾーというとロレオタみたいな響き。
だが、ここではそうではない。
私の時代の一番しっくり来る呼び名ならば
いわゆるコンビ、そうロレゾールのこと。
ロレゾーは何にせよ、私のような
一介のサラリーマンにとっては、
ハメる場所を選ぶことになる。
必然的に登板は少なくなる。
腕を露出する夏場は余計にそうだ。
だから時々出しては愛でることになる。
今日も眺める。手元には三本。
いずれも、なるべく目立たないためには
→凹凸が少なくなるべく光を反射しない、
→よってベゼルはフルーティッド以外
&ブレスはジュビリー以外。それでも
なかなか買う気になれぬところ、
一線を超えられたのはレアポイントゆえ。
(レアポイントとして誰もが認めるか否かは別として‥‥)
横綱級は16528。エルプリ搭載の最初期個体。
何と言っても四行段落ち200タキ+逆6。
大関は16613ヴァイオレットサブ。
ベゼル色に対比してダイアル色の異様さが
余計に引き立つ。それがこの個体の醍醐味。
そして唯一スポロレ以外、小結とも言うべく
サンダーバード16263。ブレス中コマが
ピンクゴールド張りの均一な金ヤケ。
いずれもオイスターブレス。この方が
YGのアタリは優しい、とは個人的見解。
それでもハメにくい。
なら何故持ってる?
と聞かれそう。やはりコンビだから
というだけの理由で持つような
十分な動機はない。レアポイントに
引き寄せられてみてみたらコンビだった、
それが正直なところ。しかし、コンビに
新たな価値を見出すこともあるわけで。
それは年齢や人生のフェイズ等、
思いもかけないことがきっかけで目覚め、
価値観がガラッと変わることもある。
(セイコーが良い例だ)
それはそれで密かに楽しみにしている。
所有し続ける理由は
そこなんかな。