毎日開く時計ショップサイト等で
こういう画像に何気に触れていると
これがデイトナ❗️として刷り込まれる。
デザイン的には要所は定点で
先代やその他歴代のエッセンスを残し
トータルでみると変化はあるのに、
その変化がすんなり入ってくるような
巧みな橋渡しの仕方。クルマの世界でも
モデルチェンジではお馴染みの手法だ。
端的に言ってしまえば16520白ダイアルに
黒ベゼルの組み合わせ、但しプラではなく
セラクロム素材。デザイン細部は異なれど
5桁と4桁の名品のオマージュパーツが
現代的なテイストで加えられた、いわゆる
いいとこ取り/寄せ集めのフェイス。
新しくロレックスデイトナに入るヒトは
これが良くも悪くもオラが時代のデイトナ。
これでまた新しい時代が刻まれるわけで
まあ、否定するつもりは毛頭ない。
しかし、何だかな〜の世界。
(阿藤快が懐かしい)
この116500LNが並行価格で400オーバー
って、マジかよ‥‥の世界。400出せば
メジャーな4桁VR個体が買えるからねぇ。
いかにデイトナと言えども、こりゃあ
ちょっとねえな、のクレージー価格だ。
いや、いい時計なんだけれどね。まだ
価格的には日ロレ定価なら妥当かと思う。
それを400オーバーで買う人というのは
ロレックスコレクターの新しい世代層、
しかも富裕層と聞く。
「中身と適正価格を考えると、デイトナを
昔から知っている顧客には勧められない」
とはショップスタッフのホンネだとか。
だよね。
こんな大枚叩くのなら、正直、メゾンの
コンプリケーション中古を買うよな。
それでも、こんなコトが成り立つ世の中。
が、私はブレない。
116500LNが悪いと言っているのではない。
私にとってのオラが時代のデイトナとは
別モノだと言いたいのだ。だから
今後買うことはまずない。かと言って、
今さら定価で手に入れるべく
◯◯マラソンなるものをやる気力もない。
そもそもそこまで心は欲していない。
オラが時代のデイトナ‥‥
私にとってはやはりコレ。
ある思い出とも結び付いたコレがあればいいかな。