(なんて言うほど集めていないが)
というか、もう手が出ない。
いいタイミングで出会えたと思うのは
WMTウォッチ。
初めて外装にエイジング加工を自ら施した
ロイヤルマリンのギルトトロピカル。
これ、けっこう愛着がある。
それでも他の未加工の二本とは違う味があり
自分だけの一本という満足感はある。また、
何を、どのように、どれだけやれば
どういう成果が得られるか経験したのが
何より大きかった。
不思議だな。CWC研修での
機械を正常に動作させる作業とは逆だ。
プロダクトとして生み出され成立した形に
ダメージを加えていくわけだから。
当初、大きな罪悪感があったが、
今にして思うと、これはこれでありか‥‥と。
WMTには二つのすみ分けをしている。
一つは、ヴィンテージ感のあるプロダクトを
ブランニューな状態で楽しむもの。
369やパイロットマットトロピカルがそう。
もう一つは、自分なりのカスタマイズ、
つまり、エイジング加工を施し、
本来買えない高額ヴィンテージモデルや、
フツーに使い古したヴィンテージなどに
近いイメージを自ら作り出して演出して、
オンリーワンの時計を手元に増やすこと。
先のギルトトロピカルはこれに当たる。
本家ロレックスはもちろん、
新たに開拓し始めたオメガにしても高い。
それに比べると、WMTは手を出しやすい。
60年代あたりの自動巻シルバーダイアル
オメガ シーマス1個の価格で
WMTが2個買えるからねえ‥‥。
しかもクォリティもよい。
つまり、コスパはハンパなく良い。
それなら、リーズナブルに、しかも
自ら手を加えてクリエイティブに、
って、ええんでねぇか⁉️
と、本気で思い始めている今日この頃。
【 → オマージュ時計 】