プリンス デイトデイ。巻きブレス装備。
この巻きブレスを理解するために、
16700を引き合いに出して
ハードブレスとの違いを見ることにした。
巻きブレスは地を這うような、いや、
ピッタンコくっ付く密着感。
実際厚さを比べてみると、こうも違う。
(以下の写真、左右並びの場合は全て左が巻きブレス)
外側から見た印象。
中駒の角度は巻きブレスの方が
昔から思っていた。巻きブレスの方が、
駒一つ一つが扁平で面積が広い、と。
右のハードブレスの方はRがかかり
ふっくら肉付きが良く、
駒一つ一つに凝縮感がある印象。
このRの違いは裏面からも、見て取れる。
表面はこうなる。
こうしたことは意識するでもなく、
潜在的に脳裡に焼き付いていて、
今になって見比べて改めて
こういうわけか!と妙に納得している。
拙ブログでは、6桁以前の
別体型フラッシュフィットで
ハードブレスを装備するモデルを
シャカロレとしたが、それに対して
【 → シャカロレ】
巻きブレスモデルは扁平で痩せ型だから、
ペタロレという愛称で呼ばせてもらおう!
(シャカロレは音に由来、ペタロレは形状に由来するじゃないか‼︎というちょっとした矛盾を指摘される諸氏、テキトーに流してください。このブログだけの独断と偏見による勝手な呼び方です)
ケースとブレスを結ぶ
フラッシュフィットの接合部の中駒は、
かなり華奢で面積が狭い。
その分、ラグ間のフラッシュフィット面が
広くのっぺり感じられる。ほら、チュードルは
異様に広いでしょ。
(アゴが長いとでも言おうか。もちろん、16700の方はラグのRがキツく、ベゼルが大きく張り出しているから、この部分が狭くなるのはわかってるんだけど、言いたいのは見た目の印象ネ)
4桁ドレス系は、巻きブレスがベスト!
どこかで聞いたことがあるが、
本体の枯れ具合等とのトータルバランスでは、
必要不可欠だろうね。
ケースとの重量バランスだって、
本来これで意図されていたわけだから、
あえてハードブレスに付け替えたら、
崩れるわな。もっとも
実用性考えたらハードだが。
頭の痛いところだね。
このブレス自体の価値や
手入れの面倒臭さを考えると、
使う場所や時間を選んでしまうが、
コレクションに入れられたのは、
時計遍歴の中では重要だったかな。