価値の逆転⑧ | 秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

秋色コスモの 機械式時計と趣味のブログ

人生漫ろ歩き 時を刻む
美しいもの、大切なもの、
ありのままに‥‥

他を全て売却するとしたら、
手元に一本残すのはどれ?
今日は変則でABCの3本!

市場の価格や評価からすると
A、Bの方が高価で価値があるとされる。
しかし、
私の中ではCの方が価値があり、
断然こちらを手元に残す。
世間の価値と私の価値が逆転!

こんな例を所有の個体から取り上げ、
独断と偏見で斬る!シリーズ!
(なんて大袈裟なもんじゃありません)



A  パテックフィリップ3998
{357B99D0-DCD1-45AD-8632-ADC474771B64}
シンプルながら
{72C7CE14-8565-4612-875D-238DA4A8FB04}
この重厚感とオーラ。


B ブランパン  ヴィルレ ムーンフェイズ
 フルカレンダー
{B962A4BD-B57D-498A-94D1-6EBAC2827676}
白ダイアルが似合うスッキリ顔。
{7F39BEA2-7169-40AC-8CEC-5BBEB65AB65D}
情報のエッセンスが瞬時に視認可能。


C ロックスウォッチ レーシングラフ 
{7B5F8D82-15BE-4011-B124-D5013E09D49A}
知っていて楽しむ余裕。
{46291F0F-F79C-4C0D-B482-9BFAB613EB26}
胸を張って言える、新しい楽しみ方。



この3本がセットになった経緯は以下に。
【 → 上半期の三品
{71DA756D-9AF4-4358-90AD-A15A0C616409}
時計作りと時計自体のクオリティや

メゾンの風格などトータルで

フツーは①パテックを選ぶだろう。

パテックには及ばないまでも、

②ブランパンもトータルバランスが取れている。

加えて②の場合、フルカレンダーで

他とは違った時間の楽しみ方を与えてくれる。

一方、③ケンポールは、

オマージュモデルと言えば聞こえは良いが

厳しい見方をすれば、本家とパチものとの

グレーゾーンにある。つまり、

独自のモデルというより

本家の七光りあってのモデルだ。

したがって、一般的には


だろう。



ただ、このCにあっては、

本家がレアで価格的にも高嶺の花たる今、

そういう時代にあってこそ価値がある。

グレーゾーンとはいえ、

あからさまなパチでなく、

しかも、製作した本人曰く「忠実に再現」

というシロモノ。これ一本で

本家のエッセンスを少しだけ垣間見て

体験できることを考えると、

なんとコスパに優れていることか!



昨今、ロレックスの価格高騰に伴い、

他の未開拓分野のヴィンテージ時計などに

一部方向性をシフトする動きが、

ブロ友さん達の間でも見受けられる。

私の場合、ヴィンテージではなかったが、

やはりこの3本に向いたのは

同じ理由からだ。



そして何より、所有してはめてワクワク。

このワクワク感は久しぶりに味わう。

他の二本は使うシーンと期間が

かなり限定的になる。更に、使う期間中でも、

私の中のブームに結構ムラがあることも

告白せねばならない。

もちろん、ある程度の本数を所有している

ロレックスでも程度の差こそあれ

こうしたことはある。

しかし、この二本は特に、

愛おしい時と、

どうでもいいほど無関心な時の

落差が激しいのだ。そんな中

常に自分の心を射止めて離さないもの、それが
{75750A2A-C07C-4F7F-8AD0-7C8611ADF80D}
この中ではであり、

だからこそ私の中では、

>A+Bなのだ。
{89D504BF-DA1C-4B55-BA60-5DBF2EE56124}