他を全て売却するとしたら、
手元に一本残すのはどれ?
今日は変則でABCの3本!
市場の価格や評価からすると
A、Bの方が高価で価値があるとされる。
しかし、
私の中ではCの方が価値があり、
断然こちらを手元に残す。
世間の価値と私の価値が逆転!
こんな例を所有の個体から取り上げ、
独断と偏見で斬る!シリーズ!
(なんて大袈裟なもんじゃありません)
B ブランパン ヴィルレ ムーンフェイズ
フルカレンダー
情報のエッセンスが瞬時に視認可能。
C ロックスウォッチ レーシングラフ
この3本がセットになった経緯は以下に。
時計作りと時計自体のクオリティや
メゾンの風格などトータルで
フツーは①パテックを選ぶだろう。
パテックには及ばないまでも、
②ブランパンもトータルバランスが取れている。
加えて②の場合、フルカレンダーで
他とは違った時間の楽しみ方を与えてくれる。
一方、③ケンポールは、
オマージュモデルと言えば聞こえは良いが
厳しい見方をすれば、本家とパチものとの
グレーゾーンにある。つまり、
独自のモデルというより
本家の七光りあってのモデルだ。
したがって、一般的には
A>B>C
だろう。
ただ、このCにあっては、
本家がレアで価格的にも高嶺の花たる今、
そういう時代にあってこそ価値がある。
グレーゾーンとはいえ、
あからさまなパチでなく、
しかも、製作した本人曰く「忠実に再現」
というシロモノ。これ一本で
本家のエッセンスを少しだけ垣間見て
体験できることを考えると、
なんとコスパに優れていることか!
昨今、ロレックスの価格高騰に伴い、
他の未開拓分野のヴィンテージ時計などに
一部方向性をシフトする動きが、
ブロ友さん達の間でも見受けられる。
私の場合、ヴィンテージではなかったが、
やはりこの3本に向いたのは
同じ理由からだ。
そして何より、所有してはめてワクワク。
このワクワク感は久しぶりに味わう。
他の二本は使うシーンと期間が
かなり限定的になる。更に、使う期間中でも、
私の中のブームに結構ムラがあることも
告白せねばならない。
もちろん、ある程度の本数を所有している
ロレックスでも程度の差こそあれ
こうしたことはある。
しかし、この二本は特に、
愛おしい時と、
どうでもいいほど無関心な時の
落差が激しいのだ。そんな中
常に自分の心を射止めて離さないもの、それが
この中ではCであり、
だからこそ私の中では、
C>A+Bなのだ。