「英語多読」と聞くと、英語に小さい頃から触れてきた子の“仕上げ”というイメージを持たれている方も多いかもしれません。
しかし英語多読を勧めたいのは、むしろ10歳以降に英語を始めた子たちです。
それは10代の学習者こそ、多読の持つ力が発揮されるからです。
ここ数年で英語の授業内容は大きく変わりました。
小学校から英語が教科化され、中学では高校文法が混在。
学習指導要領の改訂により、扱う語彙数も文法も一気に増加しています。
学校現場の先生方からも「教えるスピードに、子どもたちの理解が追いついていない」との声が上がっています。
しかし、問題は単なる理解不足ではありません。
英語が「嫌い」になる子を大量に生んでしまっていること——
ここが最も深刻です。
英語は中学から高校、そして大学入試まで数年単位で向き合い続けなければならない教科です。
そして今や、受験科目の中でも最重要科目の一つとなっています。
もし早い段階で「苦手」「嫌い」と感じるようになれば、それは受験だけでなく、英語そのものとの関係を長期的にこじらせてしまうことになります。
だからこそ、私たちは暗記や理屈に偏った従来の学習だけではなく、“英語を感覚として落とし込む”アプローチを加えることを提案しています。
それが「英語多読」という方法です。
英語多読は、文法を理解できなくても始められます。
求められるのは、ただ「読んでわかればいい」「聞いて意味がつかめればいい」それだけです。
文法用語を覚えたり、訳したりする必要はありません。
そのため、学習のハードルが低く英語への抵抗感が育ちにくい特徴があります。
そして実はこの学び方、入試英語との相性が非常にいいのです。
現在の高校・大学入試は、長文読解がメインです。
特に大学共通テストでは、センター試験時代に比べ読解量が1.5倍以上に増えています。
単語や文法の知識だけでは立ち向かえない量とスピードが求められる時代になっています。
読む速さと処理力が問われるようになったいま、前から読んで理解できる力＝直読直解力は大きな武器になります。
英語多読を継続すると、この「前から読む力」が自然と育ちます。
構文や語順の型が繰り返し身体に入ることで、読解スピードが格段に上がっていくのです。
実際に英語多読アカデミアでは、多読に取り組んできた中学生たちは
「高校入試で英語に時間をかけず他科目に集中できた」
「長文問題で最後まで読めたのは多読のおかげだった」
と話してくれるケースが増えています。
また、難関私立高や都立の自校作成問題などでは、記述形式や英問英答（英語で答える）の問題が年々増加しています。
これは「日本語に訳してから答える」力では間に合わない設計です。
英語を英語のまま読めるかどうかが、合否を分けているのです。
英語学習のスタートが10歳以降であっても、英語多読で力をつけることは十分可能です。
英語を嫌いにならず、また確実に“英文を読める力”を育てていくために
英語多読という選択肢をもっと多くのご家庭に届けたいと考えています。
体験レッスン
【多読プレミアムコース】【ベーシックコース】ともに体験レッスン受付中
お申込専用LINE
https://lin.ee/1hSbzP57u@491qldlyでお友達検索！
また、英語講師向けにYouTubeでは英語多読指導法について解説しています。
英語の先生方はぜひこちらをご覧ください
Youtube
英語多読アカデミア公式HP