一般的に多読スクールといえば
リーディング力の向上がメインになりますが
英語多読アカデミアは
スピーキング力を伸ばしていくという
独自のコンセプトを持っています。
スピーキング力をつけるには
乳幼児期から英語に触れていたり
インターナショナルスクールに入れないと難しいというイメージがあると思います。
しかし正しい方法で学んでいけば
小中学生からの英語スタートであってもスピーキング力を伸ばすことは可能です。
現に英語多読アカデミアの多くの生徒たちは、受講から数年で自由に英語を話せるまで成長しています。
また先日大人クラスについて少し触れたところ
大きな反響をいただきました。
英語を話せるようになりたい大人が
こんなにもいらっしゃることに驚かされました。
そこで本日は、
日本語がすでに固まっている大人の学習者が
どのように多読学習を進めればスピーキング力を伸ばせるのか
そのコツについてお話ししてみたいと思います。
大人は経験や知識が豊富で、英語学習一つとっても選択肢を多く用意できます。
これはいい面もあるのですが、選択を間違えると学習効率を落とすリスクがあります。
初級者の大人にとって大切なのは絞ること。
語彙力、文法、発音、リスニングと何をとっても全部大切です。
しかし日々忙しい大人にとって何から何までカバーはできません。
英語を思うように話せない場合、ひとまず発音と文法は捨てること。
パターン学習と、単語学習に絞ります。
パターン学習ではOxford Readig Treeのレベル２から４を
1ヶ月に500冊ほど
大量に読み込みながら英文のパターンを脳に定着させます。
なぜORTがいいかというと、同じ単語が繰り返し出てくること、
そして実生活で使える表現が多い点があります。
また参考書と違い物語がベースなので飽きにくい点が長所です。
実はこのような英語教材は意外と多くなく
簡単な英単語だけを使い、短い物語をここまで大量に揃えた教材はそう簡単に見つかりません。
また音源も付いているため、英語学習にはピッタリ。
初期はORTを使ったシャドーイングとオーバーラッピングを通して
英文のパターンを繰り返し口から出す練習をします。
次に単語学習。
大人がスピーキング力をつける場合は、子供とは異なる手順で学びます。
一般的な単語学習は、英語を→日本語にしていきますが
逆を行います。
日本語の単語を→英単語に直す練習をするんです。
例えば英検３級の英単語。
英語から日本語ならぼぼ１００％わかる方も多いですが、逆となると意外と出てきません。
英語から日本語なら言い換えれる単語であって、逆となるとなかなか出てこないのが落とし穴。
これが英会話で「えー・・・」「あー・・・」となってしまう要因の一つです。
英単語を2,000個ほど口から出せれば、日常会話は成り立つため
まずは咄嗟に英単語が口から出るよう学習を進めていきます。
この時のポイントですが
1日100個程度まとめて英単語を頭に入れること。
大人の場合、1日数個入れても覚えては忘れての繰り返しになりやすいので
一気に入れ込み、繰り返し復習を行うことで定着を目指します。
英単語においては一般的な受験生（高校生）も同様の学習をするのですが
単語学習は大体１０単語覚えるのに５分かかると言われます。
１００個覚えるなら復習込みで１時間程度。
しかし忙しい大人の場合、英単語に１時間かかけるのは至難の業。
そこで当スクールでは別のやり方を推奨しており、1/3ほどの時間で
1日100単語の学習を進めていただいています。
こうして英語多読を用いた短文のパターン学習と
単語学習を毎日１時間以上、数ヶ月続けることで
自分でも実感できるほど口から英語が出るようになります。
初心者はまずこのレベルまで到達していただき
その後、次の学習メニューに入っていきます
英語学習というものは、学習法が非常に重要です。
どの教材を、どの量、どう使うといいのか、これらを正しく抑えられると英語力は飛躍的に伸びます。
逆にいうとやり方が間違えていた場合、同じ時間ORT多読を続けても
結果に繋がりません。
そのため、英語スクールを選ぶときは、実績や講師の指導力だけでなく
「正しい学習の進め方」をアドバイスしてもらえるかどうかも
判断材料にしてみてください。
大人クラスについて興味ある方も多いようなので、これからも積極的に発信していきたいと思います
体験レッスン
【多読プレミアムコース】【ベーシックコース】ともに体験レッスン受付中
お申込専用LINE
https://lin.ee/1hSbzP57u@491qldlyでお友達検索！
また、英語講師向けにYouTubeでは英語多読指導法について解説しています。
英語の先生方はぜひこちらをご覧ください
Youtube
英語多読アカデミア公式HP