「オムツからパンツにするなら夏」


そんな言葉を聞いて始めてみたはいいものの


思うように行かずに苦しんでいる方がいらっしゃったら…と思い


今日は既に1日中パンツで過ごせるようになった4歳の上の子のパンツへの移行期のお話です。



次の記事の内容が絡み、心が苦しくなり、この記事を書くだけで2週間以上も要してしまいました。。。




移行を焦ったり、外野に焦らされている人の心が少しでも軽くなりますように照れ

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上の子のパンツへの移行は、私が想像していたように全くいきませんでした。




私はこれまで、いわゆるトイトレ期にあたるお子さんたちを担任することが多く、一筋縄ではいかないことはわかっていたつもりでした。



アプローチを始めるならばならば暖かい時期が良いと思い



歩き始めて少し経った1歳3ヶ月頃の夏に始めました。




ちなみに私が使っていたのは補助便座兼オマルのこちらです。




現在はトイレにこちらの台を置いています。






しかしその直後に、にこりんを妊娠したことがわかり



順調に排便が出来るようになってきていたのに、上の子のタイミングに自分の体調が合わせられず



産前に移行したいという私の中の勝手な思いは実現しませんでした。




1年後、再びやってきた夏に、2歳3ヶ月となった上の子へ、今一度トイレとパンツのプレゼンに力を入れました。



しかしにこりんが生まれてまだほんの数ヶ月、この時は上の子的にはタイミングではなかったのです…。



排尿するという感覚を掴むのって…こんなにも時間がかかったっけ?ガーンと思うほど、来る日もくる日も空振りが続きました。



1つの転機となったのは、友人の子ども(半年後の生まれ)が我が家に遊びにきてくれた時に、トイレで排尿しているところを上の子自身が目撃した時です。


私がしている時にもトイレに入ってきていたりしていましたが、友達が上手にしている姿を見て、自分にも出来るのかな?と気持ちが動いた瞬間のようでした。



そこから少しずつ、本当に少しずつ



トイレで排尿できる、という場面が見受けられるようになりました。


しかし、パンツで過ごすと何故かうまくいかない。



1歳児クラスの最後に、(月齢が高いこともあったと思いますが)もうパンツになれると思うと次の担任にも引き継いであると言われましたが



2歳児クラスではパンツを穿いて過ごすことは、こちらから2歳児クラスでのパンツ使用について痺れを切らしてこちらから半年以上ありませんでした。

先生たちの方が、私よりも早く上の子の気持ちに気付き、寄り添っていたのだと思います。




思い返してみれば、上の子はおむつが大好きで張り切って選んでた。


ある日突然卒乳、下の子誕生、保育園入園と世界がひっくり返るくらいの一大事が続いた中で、大好きなおむつまでこちらのペースで取り上げようとしと…



いま思えばほんとひどい親だと思う。




家でパンツを数回試すうち、粗相が重なり上の子自身も自信を失くしていくように見え、



ようやく決意しました。




なんとか3歳までには…というこちらの勝手な思いを一度捨て去ろうと。



やはりこればかりは個人差が大きいから。



いいじゃない、誰よりも遅かったとしても。



健康に過ごせているだけで十分儲け物。



だっていつかは必ずパンツで過ごせるようになるんだし。



それが上の子のペースなら。

本人がオムツが恥ずかしいと感じるようになったら、きっと自らパンツを選ぶから。



親の都合であれよあれよという間に下の子が生まれた上の子のペースに、今こそ寄り添うべきだと決めたのです。



だから、パンツにする?と聞くのはやめて



いつでも自分で出せる場所にしまっていたパンツはそのままに、本人が履いてみたい!と言うのを待つことにしました。



結局、就寝時も含めて1日パンツで過ごせるようになったのは、4歳になったつい最近です。


あまりにもシフトや超勤でのシフト対応が多く、10年以上在籍した仕事を3月末にやめ、



ちょうどコロナも重なり家で過ごすうちに


自然と移行が完了しました。これが上の子のタイミングだったのでしょう。




決して早い方ではなかったし、自分でやりたいと思っていたことを自宅で完了できたので私も見守れて嬉しかった。



完了した後の粗相もほぼありません。





あぁよかった、やっぱり最後にはパンツに移行できた。



上の子ちゃん、すごいじゃん、頑張った!




たくさん躓かせてしまったけれど、上の子の小さいようでとても大きな一歩を見て



次はにこりん、今度こそ急かさず本人のペースで…



パンツ移行は早くやればいいという問題ではないし、子ども自身が自信を持ってできるやり方を




誰よりもお子さんのことを思っている保護者の方が一緒に探っていくこと



それがただ一つ言えることだと私は考えています。




夏じゃなくてもタイミングが合えばいつでもいいニコニコ







達成感に浸っていた私に…こんなタイミングで実母の魔の手が。。。



パンツに移行しきっていないうちだったら発狂してたかも。。。



長くなったので次に続きます。。。