今日は日中の出来事により心の整理がいまいち付いていない状態で書いています。



似た経験をされた方がいらっしゃったら是非教えていただきたく



思い出すのも恐いのですが記録します。



長文乱文をお許しください。





大人になると、滅多に恐怖を感じたりはしなくなる。




感じる時といえば、緊急地震速報を知らせる音が鳴った時や



いつもより大きめの 地震が来た時くらいのもの。





保育や子育てをしていれば危険を感じることはあるが恐怖とはまた違う。




そんないい歳した大人の私が恐怖を感じたこと。




それは何気なく買い物に入ったお店で。



ここには何度も訪れたことがあるが、



入り口を入って以降、全ての棚が高くて死角が多い。


そんなことにも恐怖を感じて初めて気付いた。





入店すると、ほとんど同じタイミングで背後から来た男性に話しかけられた。







『可愛いねぇ』







それは上の子に向けられた言葉だった。




続けざまに






『(被っていた)その帽子も可愛いねぇ』








親のひいき目で見ても上の子の顔は、一般的に可愛いとされるタイプとは違う。



どちらかというと素朴な顔。










『ありがとうございます〜』







と会釈をして立ち去ろうとすると









『こんなに可愛いのに殺すなんて許せないよねぇ?』









え…?








どう言う意味?












こんなに小さくて可愛い盛りの子をってこと?





それとも…?







『ほんとですよね』







そう返しながらも恐ろしくて。






入り口に通じる通路を目指して





上の子の手を引きながら一生懸命進みました。




するとまだその人は後ろにいてまた一言


(要は追いかけられてたんですね)









『こんなに可愛い

殺すなんてねぇ?』






恐くてたまりませんでした。


あくまでもその言葉と雰囲気から私が感じ取ったことですが 



『可愛い子』と言われたことで、この時期の子どものことではなく



上の子のことを言っているのだと私は感じました。



そしてこの疑問形…




何かを間違ったら取り返しがつかない事になるのではないか。






万が一刃物とか出されたら…。






でも上の子もまだ2歳だし、この雰囲気のことなんか分かるわけもない。




もし何か因縁でも付けられたら…




『ほんとにその通りですね…ありがとうございます…』






恐ろしすぎてよく覚えていないけど



多分そんなようなことを言って、



距離を取りながら上の子にお辞儀をさせ




上の子の手を絶対に振りほどかれないように握りながら




下の子が入っているとは多分気付かれていないベビーカーを




このまま下の子が声を立てないように祈りながら全力で押して



他の人がいる方へと必死で向かいました。




しばらく周りの人から取り残されないように移動していると




いつのまにかその人は居なくなっていました。






私の考えすぎ…?




でもベビーカーと子ども2人を抱えて狭い店内で追い込まれたり襲われたりしたら…




私は2人を無傷で守ることができるのか?




本当にこわくなって…





しばらくこの帽子を被せるのはやめることにしました。



服と違って帽子は同じものを被ることが多いので



覚えられていると困るから。





これって私の考えすぎなのでしょうか…



よくある事なのでしょうか…?




私は仕事柄、お子さんたちを連れて歩くことも多かったですが、



このような声のかけられ方は初めてで本当に足がすくみました。



警察に不審者情報として相談…とも思いましたが




私の勘違いなだけなのか、似たような経験がある方がいらしたら教えていただきたく思いました。





他人から見たら可愛い部類には入らない子どもでも



私にとっては大切な大切な、代わりのいない我が子です。




たとえどこにいても、どのような状況でも





後悔しないように守れるよう、



災害だけではない非常時のことを




常に頭に入れておかなければいけないのだと





自分以外の命を守る重みを改めて痛感させられた出来事となりました。