昨日は月に一度のお楽しみ・美容院デ―だった。

カット & カラリング。 髪サラサラのツヤツヤで気持ちイイ!

・・・と言いたいところだけど




今のわたしは不機嫌だ。

なんでかっていうと

店内に流れる有線で、例の曲を偶然に耳にしてしまったから。


美容師さんとのおしゃべりに気をとられててしばらく気づかなかったわたしもボンクラなんだけど

あれはまぎれもなくDAIGOの歌声。

くそうううぅぅ

絶対に永久に聴いてなんてやるもんか  って決めてたのになー

ああいう状況で耳に入ってくることもあるとは想定していなかったゼ。


と言っても

耳をそばだてたのはわずかラスト数十秒だけなんだけどね。






感想はと言うと






や っ ぱ り な ……(-_-メ






というところです。




この  「やっぱりな」  というのはどういうことかと言うと



やっぱりアンタ最初からこの曲をウエディングソングとして世間に広めたかったんじゃんか

という意味だ。


だってこれ


一般人の歌唱力でも十分上手に聞こえる作りになっていて

プロシンガーが全精力でもって絶唱するにしては明らかに平易すぎる。

多少の音痴でも盛り上げが可能な単純な音階。

だけどごめん

わたし、これを名曲だとは思えませんでした。

この前後に流れてたのが平井堅と宇多田ヒカルだったっていうのもあるけど

なんつーか



DAIGOが書く曲って、もっとカッコ良かったはずだもん。






この曲、たとえばどういうイメージかと言いますとですね


若者が結婚式で一曲披露することになったときに

さて何を歌おうか

「乾杯」ではあまりにもメジャー過ぎて能がないし

「家族になろうよ」は素人が歌うには難しすぎる。

かと言って「てんとう虫のサンバ」まで遡るのは不真面目というものだ。

つまり

「ちょっとトレンド感があって手ごろで歌いやすくて簡単なウエディング曲を探すとこれにたどり着く」

という

それこそDAIGOが狙っていた「ちょうど良さ」感のある曲であって

このCD化に関して奇跡奇跡と何度も彼が言っていたのは

「宝くじの1等がいきなり当たったみたいな思いがけない奇跡」ではなくて

「秘かにもくろんでいた計画が奇跡的なほどドンピシャにはまった」という意味なんじゃないの?

でも

それももう今となってはどうでも良いこと。




今思うのは

仮に

仮によ?

仮にBREAKERZのファンが一人残らず彼の元を去ったとしても

たぶん今の彼はそれを惜しいとは思わない。

「それならそれでファンの総入れ替えをすればいい」とポジティブDAIGOは思ってる。今の自分ならそれができると思ってる。ってか、あの曲がそのチャンスを連れてくると思ってる。

もしかしたらそれも可能かもしれない。

今までの熱狂ファンに囲まれているのはちょっと窮屈だったけど

これからのファンとは

自分が主導権を握ったうまい関係を築いていけそうだ。

それに

あれを名曲だと言う人は「ポップコーン」も好きなのでしょうし

「ラストキッス」をおしゃれな番組だと思えば「ヒガンバナ」にさえ感動する。



それでいいじゃあありませんか。





「19のころからロックをやってきたアーティスト」から

「音楽という商材を扱う実業家」として転身するのも悪くない。

それに彼はたぶんかなり前から

つんく♂のようなプロデューサーになっていく可能性も視野に入れているはずだ。

ただわたしはそのDAIGOには

かつてステージでそのとてつもないスター性に圧倒された記憶を蘇らせることはできなくて

それがもったいないなあとは思う。

もったいないとは思うけど

今の彼は

芸能界のどの分野でも活路を見いだせる異色の存在としての地盤固めをしているんだろう。

そして

これからのファンはそんな彼を素直に受け入れ称賛してくれることだろうし

なんか違う  と違和感を抱く人は去っていけば良いだけの話だ。

DAIGOというスターに夢を感じて

ロッカーとして成長していく姿に自分の人生の希望を投影し喜びとしていたとしても

当の彼にも私生活はあるのだから、そうそうすべてがわれわれの思い通りにはならないし

こうやって彼が本来の道とは異なる方向転換を余儀なくされていく経緯を目の当たりにしたら


これが人生の現実というものなのだ



そう思うしかない。

彼の行く道を軌道修正させることなんてできない。

遠くから黙って見ているくらいしかできることはない。



だってわたしたちはしょせん

ファンという名の他人にすぎない のですから。