【安冨歩×池亀彩】 「麻生vs高市 最後の戦い」は起きない…国家システムは粛々と動く | ☆Dancing the Dream ☆

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2026年2月21日 

安冨歩(東大名誉教授) × 池亀彩(京都大学教授)

 

 

安冨:

大事なポイントは、高市さんは今ですね、わけの分からない有象無象を316人を衆議院だけで引き受けて。

それを束ねているのは麻生さん1人で数十人束ねてて。

麻生さんには喧嘩を売っちゃったわけです。

1 つの喧嘩は、何かって、まず、「黙って解散」した。

 

池亀:

そこもね、雑なんですよ。 考えてやってない。

 

安冨:

笑 雑ですよね。うん。

で、で、勝って、勝って、勝ったはいいけど勝って嬉しいかって言うと、非常に複雑ですよね。麻生さんも。 で、さらにですね。うっかりしてたけど、結構やっぱりネットでは話題になってなるみたいなんですけど、「金持ち増税」してるんですよね。

金持ちって…日本の税金でこう 1 億円ぐらいまではいっぱい取られるようになって、そっからどんどんこう取られる率が下がっていくっていう構造してるんですけど。

6億円を?10億円かな?なんだか超えたらそこから上がるように、無理やり上げる制度あったのをもっとこう低くしちゃったんですよね。

 (※ 注:年間所得6億円超からミニマムタックス(負担適正化措置)が発動される)

で、多分ですね、麻生家一族だけで何億円か毟り取られる構造になったと思います。

 

池亀:

あら、麻生虐めですか? そんな何億も収入になる人って、日本の何%いるのって世界ですよね?

 

安冨:

1 万人ぐらいですね。 1万人ですよ。その1万人が、1人5億以上 所得ある人が1 万人いるんだそうです。

つまり、これだけで5兆円の所得があるんですよね。 

ここら辺にガーって税金かけるっていうのは、もう閣議決定しちゃったんですよ。

実はね、結構、ネットで話題になってたみたいです。

あと、それから「宗教法人課税をするぞ」っていうのはこれ。 

 

池亀:

それねーー! あれは大きいですよ!

 

安冨:

そう、そう。で、つまり今まで自民党が手をつけなかった「金持ちへの課税」。

それから、「宗教法人への課税」 。

こういうのを高市さんはね、平然と進めようとしてるんですよ。

ま、高市さんは別に貧乏人じゃないけどね、あれダブルインカムだからね。

うちよりはリッチだったと思うけどさ。 

そう、そう。お母さんが警察官でお父さんがサラリーマンという家で。

地盤も何も引き継がずに、徒手空拳で首相になってるので。

そこを、やっぱり、踏みにじるれるみたいなんですよ。

増税するじゃないですか。軍事のために。 

で、増税するぞて言って、じゃ、どっから?

でも減税するぞ。…もう意味わかんないんだけど。

食料品は減税はしたい。 やらないかもしんないけど。

でも、いずれにしてもですね、増税しないといけないわけですよ。必ず!

で、増税する時に、じゃ、「金持ちと宗教法者は、放っておいて増税します」と言ってやったら、どうなります?

 

池亀:

まあ、不人気になりますよね。 

 

安冨:

「なめんじゃねえ」みたいな感じになりますよね。

だから、自民党が今まで手をつけなかった、そういうとこに手をつけないといけない状態になってんですよね。

で、増税しなかったらどうなるか?っていったら、国債を発行しまくる。

 

池亀:

うん。そう、そう、そう。それは大変なことですよ。 やめましょう。 

IMF かなんかに怒られてますよね。「そういうことやるな」って。

IMF かなんかにちょっと注意されてたと思うんですけど。

 

安冨:

注意されてますし、やったらどうなるかって、簡単で、国債、暴落します!!

 

池亀:

はい。 はい。 で、金利がめっちゃ上がりします。 

 

安冨:

金利がめっちゃ上がって。 はい。

だから、できないんじゃないですか。 

だから、やるためには、どうしても増税しないといけないんですよ!

で、増税するためには、まず…    

今でもカツカツですよ。カツカツの皆さんが…私もそうだけど。

「物価高に苦しんでるから、一刻も早く物価高対策をお届けしたい」…「増税します」

できる?

できないですね。 

 

池亀:

できないですね。

 

安冨:

だから、やっぱり、あるところから取るしかなくて。

あるとこって、どこになる?

大企業」と「金持ち」しかないわけですよ。  あと「宗教法人」と。

 

池亀:

宗教法人も、でもピンキリですからね。 

 

安冨:

キリから取らんだろ?

 

池亀:

キリから取らんですか? 

 

安冨:

うん。ピンだけでしょ、取るのは。 

上からしか取れないですよ。そんなもの日本のお寺とから税金とったらさ。みんな潰れるから。

もう今すでに潰れそうなのに、もう日本の文化を破壊する気か?お前?って話になるので。

だから限定して取らないといけないと思うんですけど。

ま、でもずれにせよですね。

もう「増税する」って、取れるとこから取るしかないんですよ、これはもう。 

そしたらさ、自民党はどうなるんですか?

 

池亀:

 そう、自民党、そこ壊れちゃいますよね。そこがだって支持基盤なのに。

 

安冨:

そう、そう。だから高市さんは、今、高市さんがぼんやり考えてることを実現しようとすると、

「自民党の支持基盤を踏み潰す」しかないんですね。

 

池亀:

そう。あと麻生家ね。アハハハ

 

安冨:

 麻生家。麻生家、その代表。

できる??

 

池亀:

できない…   でも、やってほしいですね!

そうやって考えると。

 

安冨:

だから、私は高市さんを応援してて、

「やれ!! 」「金持ちから取れ!! 大企業に課税しろ!! バカめ!」

「自民党をぶっ壊せ!」と。

 

池亀:

あと、ほら、企業がすごい溜め込んでるじゃないですか!

あのなんて言うんでっけ? 内部留保ね。 

 

安冨:

内部留保ね。 あれもね、すごい残酷な話でね。

何であんなことしてるかって言うとね。 従業を解雇しないためなんですよ。 

つまり、「メインバンクシステム」っていうのがあって。

苦しくなったら貸してくれるっていうことがあったので。かつてはね。 

そこで解雇せずに、乗り切ってきたんですよ。 

イギリスの会社とかは、苦しくなったら解雇するんですよ。バーって。

日本の会社はできない。で、苦しくなったら金借りたんです。メインバンクから。 

で、「メインバンクシステムってのなくなった」じゃないですか。 

で、これは日本のね、労働慣行とかで首切りを推進しないと維持できないと考えられてたんですけど、

日本企業は、金貯め込んで、どんなに危機がやってきても従業解雇しなくていいように、貯金を貯めに貯めて、その代わり、給料を上げなかった。 

 

池亀:

おお、なるほど!

 

安冨:

で、それで、どんどん国内市場が縮小していってですね。どんどん貧乏になって。

日本企業だけどんどん内部留保を貯め込んでいって。

何のために? 従業員守るためです。 

いや、守ってないでしょ⁈ それ!

守ってないよね!笑

 

池亀:

守ってないよ!

 

安冨:

アハハハハハ!!

それで、日本企業はただじっとして、生きてるだけになったわけですね。

 

池亀:

ただなんか溜め込んで、何もしない…

 

安冨:

そうそう。じゃ、なんでそんなことが可能なんですか?って言ったら、

アベノミクスのおかげなんですよ。

アベノミクスで、財政に関するところからチューって吸って生きてるんですよ。

貯め込んで。

そんな、そんな…アリマキみたいなやつが、いっぱいさ…

 

池亀:

そこに課税したらどうなんかな? 

 

安冨:

課税したら…   これ、課税で済む問題じゃないと思うんですよ。

つまり、「従業員を解雇できるようになっていない」ていうのと、溜め込んでるってのが、あれになってて。これ根源的な問題があるんですよ。

課税したって。

 

池亀:

ああ、そうか。 

 

安冨:

つまりだから、例えば、従業員をね、じゃあ解雇して、バーッと、みんな切ったらいいんだ〜!

…とかなったらさ、大混乱ですよ。

 

池亀:

そう。ただでも、今、ほら、結構、再雇用が昔に比べたらできるようになってるので。

 

安冨:

そう、そう。だからそういうですね、仕組みをちゃんと、

例えば、「解雇されても別にローンは払える」っていう状態を作らなきゃいけない。

大、大改革ですよ、それ。

 

池亀:

そうですね。でも私ちょっとそれ、少しずつ進んでると思うんですよね。 

今の若い人長くませんもん、企業に。

 

安冨:

そう、そう、そう、そう、そう、そう。 だからいろんな変化が起き始めてんだけど。

だからでも、そういう時にさ、

「日本と日本人の底力を信じてやない者として、日本列島を強くして〜〜〜」

こういう人に、そういうことはできると思いますか?

ビジョンがないですね! ビジョンが ! 

 

池亀:

ビジョンがないですね。

 

安冨:

うん。 だから、これはね、できないんですよ!何も!

うん。 だからま、起きることは何か?って言ったら、大混乱が起きて、グチャグチャになって、

自民党はボロボロなって…。

そういうプロセスがこれから起きるとしか、私は思いませんけどね。

 

池亀:

はい。

でも、ちょっとね、今、物価がひどすぎて。

ちょっと私の生活の中でも。もうちょっとなんか消費税なくなるぐらいじゃ、ちょっと。

 

安冨:

いや、もう、そんなもう。

物価高対策、ただ1つあります❗️  高市が辞めること‼️

そしたら、円がバーンと上がって。ハハハハハハ!

ちょっと(物価が)下がります。 

 

池亀:

う〜ん。そうですか? ちょっとね、それもちょっと一時しのぎような気がするな。

 

安冨:

そうそう。一時しのぎです。

だから、根源はやっぱ、構造を変えていかないといけないんですけど。

それをみんな期待してるんで、高市さんに託したんですよ。 316議席。 

……託した相手は悪いよね。

 

池亀:

いやぁ〜〜、ちょっとね。

 

安冨:

うん。でもま、託されたんですよ。もうやらざるを得ないんで。

やろうとするともう、大混乱に陥って。

 「麻生 vs 高市 最後の戦い」みたいなやつが起きないといけない。うん。

そんな戦いを、高市はできるわけないからさ。仲間も1人もいないのに。

 

池亀:

う〜ん。 でも、「雑さ」と「空気を読まなさ」で、なんとかできない…?

 

安冨:

ボロボロになりますよ。そんなことがあったら。戦争で戦ったら。

空気も読めないやつが仲間を率いて誰かを倒せますか? 無理でしょ?

 

池亀:

無理。 無理。 無理。はい。

 

安冨:

倒されるに決まってますよ、そんなの。 

だから、いつまで、この訳の分からないキャピキャピが続くか?っていうだけのことだと思うけどね。

何かしようとしたら、もう、とにかく、その時はもう大混乱。

そういうわけで、大丈夫ですよ!  

何も起きませんから。ハハハハハハ!

 

池亀:

大混乱とか言っときながら…?

 

安冨:

 大混乱って、自民党が大混乱になるだけなんです。 

国家システムは粛々と動きますよ。 粛々と。

 

安冨:

そういうわけで、またですね、お話をしていきたいと思います。またよろしくお願いします。

 

池亀:

どうも、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

 

=====

 

清水:

いやあ、もう、最初にも言いましたけど、どっちが勝ってもね、「自民党が崩壊する」方向に行くんですけども。

増税麻生太郎が勝ったとしましょう。

で、高市さんが減税ができなかったとしましょう。

で、そうするとどうなりますかね。

人気は一気に下がっちゃいますよね。

じゃあ、高市早苗が勝って、増税麻生太郎を打ち倒して、宗教法人課税をしてですね、金持ち大企業に増税したとしましょう。

これはもう、「党内爆発」ですね。 

 

安冨:

「党内爆発」っていうか、自民党はもうなくなる。

 

清水:

なくなりますね! はい。 

 

安冨:

はい。 だから、足元の枝をこうやって切ってるアホいるじゃないですか。

自分の立ってる枝をこうやってギコギコって切ってるアホいるじゃない。

シュ〜〜〜〜〜ンっと落ちるよね。まさにあれですよ。

 

清水:

うん。あかんね。  今こういう状態にこうなっていて。

で、高市さんのね、『全閣僚共通指示書』とか読んでみたけど、高市さんはやっぱりね、今の日本が危機的状態にあるという、今の日本はダメであるという前提に立ってるわけなんですよ。

読み上げてみましたけど、日本語としてはもう破綻しまくってて意味不明だったんですが、とりあえず危機感を持ってることは分かりました。

 

安冨:

アハハハ! それ、謎の危機感や!

 

清水:

ただこれね、麻生太郎にはない危機感です。

 

安冨:

ない、ない、ない、ない!「日本は安泰じゃ!」みたいな感じね。

 

清水:

麻生太郎の本読んだことありますか?『とてつもない日本』という本があるんですけど。

 

両者:

アハハハハハ!🤣

 

安冨:

ようそんなタイトルつけるよな。

 

清水:

おめーの頭がとつもねえよ!っていう風に、私は思いましたけど。

麻生太郎の脳みそはですね、おそらく、日清日露戦争で勝った辺たりに止まってると思います。

「脱亜入欧」「富国強兵」みたいなね。

もうそれぐらいの感じになっちゃってるんで、ま、そういう意味では高市さんが庶民の政治家出身なんですが、ま、これなんとかなったらそれ面白いけど、ちょっと自民党がなんとかできるかって言うと、ちょっと無理なんじゃないかなと。

 

安冨:

力量っていうのはいるよね。

 

 

 

自民党をぶっ壊す高市早苗の国会運営。京都大学教授池亀彩。東京大学名誉教授安冨歩。一月万冊 2/21

 

 

 

 

 

プレジデントオンライン 2026/02/17 6:00

 

(一部抜粋)

”2月8日の衆院選は自民党の圧勝で終わった。高市早苗首相が掲げた「2年間に限定した食料品の消費税ゼロ」は実現するのか。ライターの中野タツヤさんは「2000年8月から続く高市首相の公式ブログから消費税に関する投稿を読み解くと、その真意がわかる」という――。”

 

2020年11月16日付の「『自助』という言葉を批判することの不思議

 

他国に比べると、各種支援サービスに対する国民の負担は低い方だと思います。

日本の消費税は、昨秋から10%に引上げられましたが、他国の付加価値税を見ますと、スェーデンとデンマークは25%、イギリスとフランスは20%、ドイツは19%。国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)は、日本は44.6%、スェーデンは58.9%、イギリスは47.7%、フランスは68.2%です。

少子高齢化が進行している中で、将来を見据えて、「給付と負担のバランス」についても、責任をもって率直な議論を行うべき時が来ています。

「租税などの負担が増えても良いから、もっと手厚い福祉を求めるのか否か」ということです。

 

2014年4月15日付「納得できる消費税の使い道

 

消費税率を引き上げ、全消費者の皆様にご負担をお願いした以上は、「税負担増に納得できる受益(安心)」を実感していただけるように、努力を続ける決意です。

今回の消費税率アップは、民主党政権時代に、当時は野党だった自民党と公明党も協力をして、自公民で成立させた「税制抜本改革法」に基づくものです。

同法の規定により、消費税率引き上げによる増収分は全額「社会保障の安定化と充実」に充てることとされていますから、結果的には全て国民に還元されるものです。

 

2012年6月17日付の「税と社会保障の『3党合意』を急いだ党執行部

 

消費税のメリットを挙げるとすると、それは「公平性」です。

所得に関係なく1度は消費に伴う税負担をしていただいた上で、真に福祉が必要な方々には、別途、生活扶助や住宅扶助等で手当をする方が順当なのではないでしょうか。

 

2011年12月13日付の「野田内閣への疑問7:消費税に関する考え方

 

自民党は、昨年の参院選の折に、消費税率を10%に引き上げることを公約しています。年金、医療、子育て、障害者施策等々、その使途の内訳(金額)も、昨年中に発表済みです。

消費税は低所得者にも負担がかかりますので、税率アップにはご批判もありましょうが、社会保障制度の継続性と負担の公平性を考えると、間接税を財源として重視する方が良いと判断しています。

政府与党内では当面は「消費税率引き上げの是非」の議論が続きそうな様子ですが、早急に「給付と負担の関係」についての国民的議論と政治の場での十分な検討が必要だと思います。

 

2004年10月29日付の投稿「外国人労働者受け入れの課題

 

「日本人の雇用機会を奪う」「医療等、人命に係わる職業分野での技術水準や言葉の壁をクリアできるのか」といった反対意見が寄せられる一方で、「少子高齢化が進む日本は、外国人労働者の受け入れを積極的に進めるべき」とのご意見も多く伺います。

世界的にブロック経済化が進む中で、日本企業がその枠外に取り残されるデメリットを避ける為に、いずれ日本は「人の自由化」も受け入れざるを得なくなるのでしょう。その場合に想定される諸課題への取り組みが急がれるべきだと思います。