【民主主義の脆弱性】西欧近代民主主義国家で横行する警察暴力事例

　2021年1月6日に発生したアメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件に関連して、ドナルド・トランプ大統領は2回の弾劾訴追を受けました。

　この襲撃事件ではトランプ支持者たちが選挙結果の認定を阻止しようと議会議事堂を襲撃。

5人が死亡し、100人以上が負傷。

同年1月13日、民主党主導のアメリカ下院はトランプを「扇動（incitement of insurrection）」の罪で弾劾訴追。10人の共和党下院議員もこれに賛成し、賛成232票、反対197票で可決。

トランプが大統領を退任した後、同年2月9日から13日まで上院で弾劾審議が行われ、民主党はトランプが襲撃を扇動したと主張し、共和党はトランプが扇動した証拠がないと反論。

同年2月13日、上院での投票では57対43で有罪と判断されたが、憲法上必要な3分の2（67票）の賛成に達しなかったため、トランプは無罪宣告された。

　トランプはアメリカ史上2回の弾劾訴追を受けた唯一の大統領となりましたが、両方とも無罪宣告されています。この出来事は、アメリカの政治的分断と民主主義の脆弱性を浮き彫りにしました。

仏独英米の国家暴力装置が剥き出しになって自国民に向けられている。西欧近代民主主義という虚構は結局逆らう奴は皆殺しにするという範例をイスラエルが世界に見せてしまった今となってはもう何も隠す意味がなくなった。日本の極右カルトの増長はその一つの派生に過ぎない。阻止しなければ日本は死ぬ。 https://t.co/cQN3O9cckq

— よしログ (@yoshilog) August 13, 2025

アメリカ🇺🇸

トランプ大統領がワシントンD.C.の警察を掌握し軍隊を派遣したことで、ワシントンで抗議活動が勃発2025/08/12

Streets of WASHINGTON DC EXPLODE in PROTEST as Trump assumes Police authority 2025/08/13

8月11日（月）、ドナルド・トランプ米大統領が、800人の州兵をワシントンに派遣し、同市の警察を一時的に接収すると発表したことを受け、抗議者たちが街頭でデモを行った。これは、米国の首都において、大統領が異常な権力を行使した事例である。

フランス🇫🇷

LIVE: May Day Protesters Clash With Police in Paris 2025/05/01

Thousands protest in Paris to condemn Israel’s illegal seizure of aid ship Madleen2025年6月10日

パリで数千人がデモ行進し、イスラエルによる支援船マドリーン号の違法な拿捕を非難した。

ドイツ🇩🇪

Berlin Street Violence: Pro-Palestine Protesters Scream, Battle Police—Netanyahu Branded ‘Criminal’2025/08/13

ベルリンのKarl-Marx-Strasse駅で、パレスチナ支持のデモ隊が警察と激しく衝突し、混乱に陥った。

ガザでのジャーナリスト殺害に激怒したデモ参加者は、「警察官は皆ファシストだ」と唱え、

パレスチナの旗を振った。

そのバナーは、イスラエルが記者たちを戦争の標的にしている、ネタニヤフを「指名手配犯」と非難し、「ナチスでさえ病院を爆撃しなかった」と宣言する衝撃的なポスターが掲げられた。

この集会では、アルジャジーラのアナス・アル・シャリフ氏およびモハメッド・クレイケ氏を殺害したイスラエルの攻撃も非難され、世界的な怒りと責任追及の声が上がった。

Are German police deliberately targeting the pro-Palestine solidarity movement? | DW News　2025/06/19

パレスチナへの連帯を示す人々はドイツで差別的な扱いを受けているのか？

ガザでの戦争が始まって以来、ドイツの警察はパレスチナ支持デモに関連する数千件の事例を記録してきた。これは、Majd Murad（シリア系ドイツ人）の法廷闘争を通じて、表現の自由、警察の対応、そしてドイツのパレスチナ支持連帯運動に対する政策の間の緊張が高まっている状況を追跡している。

 

イギリス🇬🇧

Ultimate Showdown Over Immigrants In London: Cops Break Up Anti-Racism & Anti-Migrant Protesters 2025/08/03

ロンドン、マンチェスター、ニューカッスルの難民収容施設周辺で起きた反移民デモが暴力に発展し、15人の逮捕者が出た。

デモ参加者は移民が犯罪を助長していると非難した一方、Stand Up to Racism（人種差別反対）などの団体から参加した反対デモ参加者は、これらの集会を極右勢力主導の差別的なものだと非難した。

ロンドンのThistle City Barbican Hotel周辺では、警察の監視下で対立するグループが衝突し、緊張が最高潮に達した。

親イスラエル派の弁護士が英国政治家に笑われる2025/04/24

英国のイスラエル支援弁護士会のナターシャ・ハウスドルフ氏は昨日、英国議会の外交委員会で、イスラエルがガザに援助を「氾濫」させており、パレスチナ人には国家としての権利はないと主張し、英国政治家を困惑させた。

Natasha Hausdorff(UK Lawyers for Israel) vs 

Emily Thornberry Labour MP and chair of foreign affairs committee