The 2024 Nobel Peace Prize goes to Nihon Hidankyo
Al Jazeera English 2024/10/11
ノルウェー・ノーベル委員会のヨルゲン・ワトネ・フライドネス委員長は、核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使われてはならないことを目撃証言を通じて示した功績により」と述べ、広島・長崎の被爆者らによる日本の草の根運動が受賞したことを明らかにした。
1945年8月の原爆攻撃を受けて、世界的な運動が起こり、そのメンバーは核兵器の使用が人道的に破滅的な結果をもたらすという認識を高めるために、たゆまぬ努力を続けてきた。
そして徐々に、核兵器の使用は道徳的に許されないという汚名を着せる強力な国際規範が生まれた。この規範は核のタブーとして知られている。
Nobel peace prize: Nuclear disarmament group honoured with 2024 prize 2024/10/12
ノーベル平和賞が、核兵器の使用反対を訴える日本の団体に授与された。この賞は、中東の平和活動家が受賞するだろうという広範な予想を裏切るものだった。しかし、実際の受賞者たちは、ガザやレバノンでの戦争との類似点を自ら導き出した。
核共有「論外、怒り心頭」被団協 ノーベル平和賞で会見
KYODO NEWS 2024/10/12
今年のノーベル平和賞の受賞が決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)は12日午後、東京都内で記者会見を開いた。代表委員の田中熙巳さん(92)は、石破茂首相が言及している「核共有」について「論外。政治のトップが必要だと言っていること自体が怒り心頭だ」と訴えた。首相に会って議論し「考え方が間違っていると説得したい」と述べた。
田中さんは核廃絶は「人類の課題」だと強調。世界で核使用のリスクが高まる中での授賞決定は「(核保有国の)米国に気兼ねしている状況ではなく、被爆者の訴えを世界の共通認識にし、運動を世界的なものにしなくてはいけないと判断したのだろう」との見方を示した。
【ライブ】日本被団協 会見 ノーベル平和賞の受賞決定から一夜明けて【LIVE】(2024年10月12日) ANN/テレ朝