【維新は共犯者】県民局長の私的情報が「維新の県議から、堀井衆院議員に流れたんじゃないかと」横田一 | ☆Dancing the Dream ☆

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「7人の脅迫者」
斎藤知事
片山副知事(7.31 辞職)
井ノ本総務部長(7.30から病欠中)
原田産業労働部長
小橋調整担当理事 (7.31から休職。降格を願い出て総務部付の部長級)
岸口実県議(維新の会)
増山誠県議(維新の会)



「7人の脅迫者」のうち、百条委の委員として、いまだに斉藤知事の擁護する奇態ぶりを示し、既にお亡くなりになった県民局長に罪を被せるかのような発言を続けているのが、維新の増山誠県議である。

この増山誠、22年3月の西宮市長選に維新の公認候補として出馬し、市民から何度指摘されても公選法違反を繰り返していた確信犯
増山氏は、現職候補の石井としろうさんを応援していた泉房穂氏の写真等を無断でチラシに掲載し、泉氏からクレームが入るという一幕もあった。

増山氏は、西宮市長選に落選し、翌23年4月の兵庫県議会選挙で当選。
当時の肩書は、衆院議員秘書?



さて、日本維新の会の掘井健智 衆議院議員が加古川駅前の辻立ちの際に、”県民局長のプライベート情報”を市民に話していた音声データがあるという。
この情報は、どこから漏れたのか?

この件は、今後の百条委で追求されることになるだろう。

いずれにしても、仮に維新が反対しても、主要 4つの会派で、ほぼ「辞職を求めて、不審任を提出して賛成する」とのことで、4会派と無所属の県議を合わせると3/4になるとのこと。




9/8(日) 【横田一・兵庫・斎藤知事、不信任へ/小泉氏、早くも「解雇」隠し?/立憲民主、野党なのに「与党ずれ」】

尾形:
今日行っ てきた、この堀堀健二議員ですね。


横田:
兵庫10区で比例復活した維新の原職衆院議員で、一応、「国政報告会」だったんですけど。マスコミはシャットアウトとということで、マスコミじゃないと言ってですね。
大新聞でも大きな放送局でもないんで。ということで。

尾形:
あ、マスコミじゃないですもんね。

横田:
ということで、他の方はあの外で待っ てたみたいなんですが。僕は中に入って聞いてたんですが、早々、司会者の方が質疑応答の時間も設けられてたんですが、「斎藤知事に関する質問はここではしないでください」と。
これがプログラムだったんですが。
この質疑の時に、これだけ話題になって維新の選挙にも影響を与えてるのに、「今日はしないでください」と。「執行部含めて維新の方で、今方針を検討してるということでそれまでは封印」ということでですね。

尾形:
でも入れたのは横田さんだけだった んですね。

横田:
ええ、一応マスコミじゃないということで。

尾形:
マスコミじゃないですもんね。マスコミニケーションですから。マスって大きいって意味ですからね。

横田:
いうことで、「虚偽じゃないか」と。「嘘の記入したのか」とスタッフに文句言われたんですけど、「いやマスコミじゃない」という風に反論して。

尾形:
なるほど。そこで質問できたんですね。

横田:
いや質問は中ではできないんですが、終わった後。

尾形:
ああ終わった後ってさっき言ってましたね、なるほど。終わった後その前の方に行って。

横田:
堀井衆議議員が出口で待ってて、参加した人と握手して、それが終わった後、記者が取り囲んで話を聞いたと。いう流れだったんです。

尾形:
なるほど。その国政報告会の中では何の説明もなかったんですか。

横田:
何も説明がなくてですね。
加古川駅の中の前で…選挙区内のJRの駅なんですけど。
そこで辻立ちをしてる時に寄ってきた人と話をする中で、その情報を話したと。

尾形:
どういう情報を話したと言ってたんですか。

横田:
いま問題になってる、まさに週刊文春が報じた「元局長の私的な情報」と。
で、「それをネタに告発したら大変なことになるぞ」と。脅していたと見られる…

尾形:
それ脅しじゃないですか。完全にね。脅迫ですよね。

横田:
これ、非常に大きな問題で、百条委員会の中でもテーマになってると。
百条委員会の今週の主なテーマは、「公益通報者保護法」に関するもので。
その中には「犯人探しをしちゃいけない。情報提供者を探すじゃなくて、まずはその告発内容を調査する」と。しかも「第3者」が。
「当事者が調査するんじゃなくて、中立性、独立性がある機関が調査をすることをまず先行するべきだ」というのが法律にも書き込まれてるんですけど。
その「情報提供者を探索した」と。「犯人探しをした」と。
「誰がこんな文章を書いたのか?というのを、まずやってしまった」というのが、これが致命的な法律違反で。
それについて、専門家二人、奥山俊宏さん。

尾形:
奥山俊宏さんですよね。私の先輩でアークタイムズにも出ていただいてるので。また今度出ていただきたいなと思ってるんですけど。これ私もNHKでね、奥山さんが内部通報の専門家としてですね、上智大学教授として話されてのは見ましたが、極めて奥山さん、まともな、まともというか。

横田:
実践的というか、記者経験もあって、いま上智大学の教授をやられてるということで、記者時代は経済事件…よく企業でも内部通報があると。で、内部通報というか外部通報も含めてですね、公益通報があると。
で、それに対して、社長が「誰がこんな情報流したんだ」と怒りまくって情報者犯人探しをする場合があるんだけれども、そういうのを防ぐために法律ができて、改正もされたと。

尾形:
なるほど、なるほど。

横田:
で、それと同じようなことを、まさに兵庫県知事・斎藤知事はやって。
怒りに任せて「誰がこんなこ通報したのか」と。
で、元局長はわりと親しい関係でもあった人が「?こんなことやったのか」ということで激怒として、「嘘八百」とか「公務員失格」と言ってしまった可能性が高いとうんで。
とにかく、「犯人探しをしちゃいけない」と。
これは明らかな公益通報者。

尾形:
公益通報者を保護する法律ですよね。

横田
…に違反するということ仰ってですね。
翌日が山口利昭弁護士。この方も広益通報者保護にお詳しい方。
で、消費者庁のですね、委員もやってると。
実は消費者庁がこの公益通報に関する担当省庁でですね。
法改正をした時の検討委員会のメンバー委員でもあるということで、法律を作った一番の当事者でもあるんで、その主旨内容を県議の委員の前で説明をしたと。
で、「今でも兵庫県は法律違反状態にある」ということを明言して。
2人の専門家が口を揃えて、「今回の対応はおかしい」「法律違反だ」ということを明言して、委員の方もほとんど納得したということで。
最近、県議会の動きも色々報道されてるんですが。

尾形
そうですね。今日のテーマでもある、まずは自民党から「辞職勧告」ですよね。

横田
で、辞職が受け入れられない場合は、「不信任案」という流れができつつあると。
で9月19日から県議会が始まるんですけど。
それまでに各会派の対応が決まるだろうと。
主要 4つの会派で、ほぼ「辞職を求めて、不審任を提出して賛成する」という流れができててですね。
で、「残りは維新がどうなるか?」と。
維新がいま第2会派で、第1会派が自民党で、第3会派が公明党で、第4会派が県民連合という立民系の会派なんですけども。
維新を除く4会派は、賛成に回るという方向。立場が決まる、固まりつつあってですね。
維新も「今週末には結論を出す」という風に報道されてたんですけど、今日の午後、会議をして、「結論持ち越しになった」という報道が…

尾形
今出てましたね。

横田
ええ。ただ、維新が賛成しなくても、残りの4会派と無所属の県議を合わせると3/4に到達するんで。
で、維新だけ取り残されると。
維新だけ庇ってるというイメージがますます強くなってですね。で、おまけにこの堀井健二衆議議員に、私的な情報の漏洩疑惑まで浮上したと。
これについて、どう説明するのか?というのが問われて、維新の執行部がどう判断するのかというのがかが今注目されていると。

尾形:
でも、横田さんからご覧になって、今もありましたけれども、ほぼ維新がいなくても「不信任案」は通る状況にあるということですね。

横田:
そうですね。
で、百条委員会のメンバー、委員の方も、2人の公益通報者保護法の専門家の話を聞いて、「これはもう明らかな法律違反だ」と。「辞職に値する」と。
いう考えを固めたように見えてですね。
しかも、あの文春の電子版にスクープ記事が出てですね。
要は、元局長に事情聴取する時に、「なんでお前が知ってんだ」と。「誰かに聞いたんだ」という、明らかな犯人探し、情報提供者を特定しようとしたという記事が出てですね。で、その音声データ、片山元副知事が強い口調で迫ってる音声が、文春にリークされて。流れて、それを文春が入手して、電子版で報道したと。
で、それの事情聴取の調査記録、質疑応答録と、及び、その事情聴取するするときの「指示書」と言われてる、”録音すること”とか、”不在の場合は待機するように”という、こと細かに指示してる。あと”4班体制で同時に関係者を当たる”という…

尾形:
捜査機関みたいなものじゃないですか。それね。
内部通報保護も何もあったもんじゃないですよね。

横田
「東京地検もビックリする ような捜査方法だ」と立民系の県民クラブの竹内県議は指摘してましたけども。
だからもう、「不信任を出して当然だ」という流れが先週あたりから出始めてですね。それに 自民党も同調して。一気にこう加速しつつあると。
維新だけが取り残されつつあると。

尾形
そうですよね。
維新は自分たちで、<局長を脅かしていた>ということが、だんだんと明らかになってきてるという状況ですね。
今日の堀井氏の話ですよね。


横田
ええ。堀井の前に…

尾形
週刊文春が書いててっていうね。
それを百条委員会でも取り上げられて。

横田
ええ。いわゆる <「牛タン倶楽部」と言われる知事の仲間側近たちと、維新の県議が、その情報を広めようとしてた節がある>ということで。

尾形
うんうん。だから、当事者なわけですよね、維新はね。

横田
ええ。

尾形
その隠蔽しようとした…

横田
共犯者というか。

尾形
そうですよ!
<かばって、告発潰しをしようとした側>と見られても仕方がない対応してるんで。

尾形
まさに。これはですね、まずこの百条委員会の一部ですけど。

(15:14〜百条委動画 :竹中委員による斉藤知事への尋問シーン)

26:16〜

尾形:
そもそも局長が言ってることなわけですからね。
県庁の中で起こったことについて、それが根も葉もないとか、普通は言えないですよね。みんな当事者じゃないですか。それも幹部ですよね。県の。

横田:
で、退職を間近に控えて辞める前に、このままだと若い後輩たちが苦しい思いまするんで、苦言として県庁を変えるべきだという意味で、作成した文書でですね。
そんな軽々と取り扱える 「嘘八百」と簡単に言い切れる文章でないのは明らかなんですけども。もう自分は正しいんだと。知事様の言うことに逆らうやつは許さないと。
独裁国家の君主みたいな。

尾形:
先制君主のようなね。

横田:
…ということは、テレビのワイド ショーのコメンテーターも言い始めたんです。
だんだん本質に迫りつつあるなと。

尾形:
はい。なるほどなるほど。
これですね、皆さんも書いてるんですけど。
維新の議員の関与で、堀井氏もそうだけれども。
増山…。


横田:
ええええ。

尾形:
市の方が濃いんじゃないかと…いうことを皆さん書いたりもしてるんですけれども。

横田:
だから、まさに、堀井健智衆議議員に対して、これ県議から 聞いたんじゃないか?と

尾形:
ああ、その県議が…

横田:
ええ。県議会の百条委員会をはじめ、県議がまずこの情報をキャッチして、より近い存在ですから。
で、その<維新の県議から、堀井衆院議員に流れたんじゃないか?>と。
その<私的情報のファイルを持ち歩いていた>という風に週刊文春は報じてますけども。
それを堀井議員が知ったか見たか分かりませんけども。
そういう文章があるのを存在を知って 、加川駅前で話したんじゃないかと。
で、それに対して堀井衆院議員は、「いや、いっぱい記者を知ってるから、記者から聞いたんだ。」という風に答えてるんですが。
この問題はいずれ堀井議員が説明するでしょうし、維新の幹部がどう捉えるかに注目してるんですけども。

尾形:
うん。まさに、さっきね、「共犯」という話されてましたけれども。
維新がですね…、元々は最初の頃はですよ… 斎藤知事は、ま、自民も支えたけれども。維新も支えたということで。
結局、維新がね、「どこで見限るのか?」みたいなことが言われてきたじゃないですか。
で吉村知事がですね、少し踏み込んだことをこの前…

横田。
そうですね。「不信任」の可能性をちらつかせ始めたと。

尾形:
でも、実態は一体となってやってたってことですよね! 維新がですね。

横田:
当初はですね。うん。でここに来て、箕面市長選でも敗北して…

尾形:
それと3月以降もですね。
局長に対して圧力をかける段階で、まあ一種、一緒に、斉藤知事だけじゃなくて、それを一翼を担っていたのは維新そのものってことですよね。

横田:
ええ。で、百条委員会設置もですね。
選挙で維新と自民が推して斎藤知事が誕生したんですけども、自民党は一早く「百条委員会作るべきだ」といったにも関わらず、維新は抵抗をしていたと。
ということで、明らかに初期段階というか、途中までは、維新はもう疑惑告発を潰そうとする側に回ってたというのは間違いないと思うんで。
維新が不信任案を賛成するんだったら、今までの自分たちの言動をまず謝罪反省してです。

尾形:
そうですよね。関連議員も本当は辞職しなきゃいけないですよね。
県議もね。

横田:
そういう私的情報を持ち歩いて、広めようとしたことに関与してる維新県議が本当にいたんだとしたら、もう本人も一緒にやめてもらうしかないんじゃないかと。
それじゃないと道義的責任は取れないんじゃないかと。

尾形:
今、チャットでも、6日のね吉野さんが百条委員会でも「維新のM山氏の質疑がひどかった」と。
どうでしたか?

横田:
百条委員会が終わった後の委員の会見の後に、岸口県議のぶら下がりというか、あったんですけど。
ちょっとあの増山さんの質問ひどかったんじゃないの?」という質問がまさに何人か複数の記者から出て。
「いや、維新はそれぞれ独立した… 質問調整してませんから」ということで。
でも維新内部でも温度差があるというのは感じましたけれども。


尾形:
維新の中もでも崩れつつあるってことですか?
最初は擁護してきたし、百条委員会も半ば抵抗してきたし、まあ、今でも百条委員会の中で擁護するような質疑をしてる人もいるわけですけれども。
そういう中でも、それぞれも違ってきてるってことですか?
維新の中でも動揺してるわけですよね。

横田:
ええ。さすがに旗色が悪いというか、これだけ内情が明らかになりつつあると、ちょっと庇いきれないと思ったのか、分かりませんが。
岸口県議が、百条委員会の委員でもある維新の岸口県議は、会見でですね、文春の電子版の音声データとか、活字化した調査記録、及び、指示書。
さっき竹内議員が言ってたものについては、これは事務方県の事務局に提出するように要求してると。それに対する回答は「厳重に保管している」と。
「それを出して内容を見ることで、文春電子版の報道が正しいのかどうか確認にすることが重要だ」ということを百条委員会後の会見で、本人が言ってましたんで。
維新にしては珍しく突っ込んだ発言だなと思ったんですけども。
その文春の電子版が報じた音声 データも出てきたし、それを活字にした約50分ぐらいで、文春電子が報じたのは5 分ぐらいだったんですけども、それと、それを活字にした調査記録、質疑応登録も出てきて、指示書も委員に開示されていると。

(以下略)













「給食費段階的に無償化」西宮市長選、維新県議の増山氏立候補表明
時計2021/12/24 05:30神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202112/0014938781.shtml
 来年3月20日告示、27日投開票の兵庫県西宮市長選を巡り、県議の増山誠氏(43)が23日、日本維新の会公認で立候補すると正式表明した。「子育てナンバーワン都市」を掲げ、具体策として学校給食費の段階的な無償化を打ち出した。市役所で開いた記者会見には、維新の国会議員も同席。県内初となる公認首長の誕生を目指して「阪神間での勢いを追い風にしたい」と意気込んだ。
 増山氏は子ども4人を育てる経験を踏まえ、現市政について「子育て支援が充実しておらず、人口減少を招いている」と指摘。「行財政改革も進んでおらず、まだまだ無駄が多い」と批判した。
 自身が市長になれば「身を切る改革と無駄な事業の削減を進める」と強調し、利用率の低い公民館の廃止検討、市食肉センターの活性化に取り組むとした。
 立候補の動機を「いつかは、と思っていた」と説明。維新が躍進した衆院選の結果を見て、挑戦を決意したという。1期目途中で県議を辞めることに対しては「申し訳ない。だが市長として西宮の活性化を実現することで、有権者の思いに応えたい」とした。
 同席した維新の室井邦彦参院議員は、僅差で維新候補が敗れた4月の同県宝塚市長選について「街頭演説だけに頼り、地域や業界団体を地道に回れなかった」と敗因を分析。西宮では「反省を生かし、地道な訴えを重視したい」と述べた。(山岸洋介)




西宮市長選 維新県議の増山氏、立候補を正式表明
2021/12/23 20:50神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202112/0014938411.shtml
 任期満了に伴う兵庫県の西宮市長選(来年3月20日告示、27日投開票)で、兵庫県議の増山誠氏(43)=西宮市選出=が23日、日本維新の会公認で立候補することを正式表明した。記者会見で「子育て支援策を充実させ、西宮を『子育てナンバーワン都市』にしたい」と決意を語った。
 増山氏は横浜市出身で、早稲田大学政治経済学部を卒業。証券会社勤務を経て、2019年の県議選に維新公認で初当選した。県議会の会派「維新の会」では政調会長を務めている。
 会見では「行財政改革を進め、財源を子育て支援に回す。子育て世代を流入させ、地域を活性化する」と述べた。県議の自動失職は選ばず、1月末をめどに辞職するとした。
 維新が西宮市長選に候補を立てるのは初めて。既に現職の石井登志郎氏(50)が無所属での立候補を表明している。(山岸洋介)





【詳報】西宮市長選、現職・石井氏が再選 自民と立民、事実上の相乗り支援 投票率前回上回る
2022/3/27 22:28神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202112/0014938781.shtml
 任期満了に伴う兵庫県西宮市長選は27日投開票され、無所属で現職の石井登志郎氏(50)が、日本維新の会新人で元兵庫県議の増山誠氏(43)と、無所属新人で元県議の吉岡政和氏(47)を破り、再選を確実にした。
石井氏は政党推薦を求めなかったが、自民党や立憲民主党などから事実上の相乗りで支援を受け、昨秋の衆院選で躍進した維新を振り切った。投票率は前回を3・76ポイント上回る41・28%だった。
 石井氏は「文教住宅都市のバージョンアップ」を訴え、所得制限なく18歳まで医療費を無償化するなど、子育てや女性の社会進出支援を公約に掲げた。懸案だった保育所の待機児童は「1800人分の枠をつくり、ほぼゼロまで解消させた」と実績も強調した。
 「市民派」を前面に出し政党推薦は要請しなかったが、夏の参院選や来春の統一地方選に向けて維新の進出を警戒する自民県連は石井氏の「支持」を表明。立民、国民民主党の県連も自主的な支援に回った。
 告示直前、前回選で敗れた吉岡氏を一部の自民市議らが擁立。保守分裂となったが、石井氏は保守層に加え、幅広い層から支持を集めた一方で、吉岡氏は伸びなかった。
 大阪府外で初の首長誕生を目指し、増山氏を立てた維新は党勢拡大の正念場と位置付け、松井一郎代表(大阪市長)や吉村洋文副代表(大阪府知事)らが来援。地方議員を動員して攻勢をかけたが、及ばなかった。(山岸洋介)



増山誠 確信犯の公選法違反だらけ
政治家にしてはいけない人物