【鳩山由紀夫×孫崎享】政局再編成の裏を読む | ☆Dancing the Dream ☆

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IWJ 孫崎享先生インタビュー 2022年12月15日 要点文字起こし
【孫崎享先生の「謎かけ」】安倍銃撃事件の謎 / 北とパイプのある政治家は米国に悉く粛清されるが…2022年12月22日(木)
https://ameblo.jp/et-eo/entry-12780555158.html

https://ameblo.jp/et-eo/entry-12828403121.html



孫崎先生の疑問








   2022年参院選 長野選挙区 松山三四六候補の醜聞記事
   新潮2022年07月06日 
   https://www.dailyshincho.jp/article/2022/07061132/?all=1
   文春2022年07月06日 
   https://bunshun.jp/denshiban/articles/b3482


政局再編成の裏を読む

時事放談(2023年12月) 孫崎享 × 鳩山友紀夫
UIチャンネル 東アジア共同体研究所:East Asian Community Institute

00:30 対談スタート、
1:03 鳩山X(旧ツイッター)年間ベスト10、孫崎所長「鳩山コメントに流れる政治哲学」
11:55 鳩山X(旧ツイッター)月間ベスト5(玉城デニー知事との会談、台湾情勢、ケネディ候補、
    パー権還流疑惑で揺れる自民党、米国の思惑)
22:10 支持低下する岸田政権、なぜ検察が動いたのか、
    政界・マスコミ・検察を動かせる勢力が背後に?、田中角栄との比較、
38:50 野党連合はできるのか、さらなる分裂も
43:10 田中角栄没後30年、「井戸を掘った人物を忘れない中国」、
    田中真紀子が見た父・角栄の覚悟、日中関係改善のためには
   「初心を忘れず、戦争をしない」
54:30 米国大統領選の最新情勢、ケネディへの投票の可能性、
1:02:35 広がるパレスチナ支持、注目すべきカナダ・豪・NZの共同宣言、
     ハマスを支援していたカタール・米国の思惑、
     ネタニヤフの罪、孤立し始めたイスラエルと米国、



まとめ
「政局の再編成」誰がどのような目的で行っているのか
・岸田政権支持率低下。時事通信17%。
・政党支持率、自民党不支持79% 史上最低。毎日新聞調べ。
・安倍派は99名の自民党最大派閥なので裏金の金額も最大なので、
 安倍派を集中的に取り調べなければならないという論理は分かるが、
 同じ犯罪を犯した派閥を見逃すのはおかしい。
・岸田派も二階派も麻生派も裏金問題はあると言われている。
 日本国憲法は公平な裁判を受ける権利があると謳っている。
 同じ罪の重さがあるのに、なぜ安倍派だけに集中的に操作するのか?
 岸田内閣から安倍派の閣僚は排除した。
・政界は大きな安倍派対策を行ったが、警察検察も安倍派を中心に捜査をすると
 報道されている。これも警察がマスコミに流している情報。
・朝日新聞等が集中的に安倍派の攻撃を行っている。 
・単に犯罪を捜査するという問題にとどまらず、
 「政局の再編成」のようなことが行われている。
・この「政局の再編成」を誰がどのような目的で行っているのかを見極めないと
 この問題の本質が分からなくなるという危惧がある。

「安倍派に集中」は「検察の恨み」だけでは説明がつかない
・安倍長期政権では政治主導を強権的に行った。検察官も司法官僚であり、
 安倍政権は黒川弘務東京高検検事長の定年延長してまで検事総長にしようとした。
 安倍に対する検察の恨みが爆発したのではないかという見立てを
 毎日新聞の山田孝男特別編集委員が書いていた。
・孫崎氏は、元特捜部検事にこの件は「あなた達の恨みではないか?」と聞いた。
 「今までは検察は人事に介入されることはあまりなかったがそこに介入してきた。
 これに対する大きな反発があって、それが今日に影響しているのではないか?」
 と聞いた。元特捜部検事は「いや、そんな問題じゃない」
 「もっと大きい問題だろう」と答えた。
・安倍は確かに検察の人事介入をした。しかし今安倍派で問題になっている議員が
 それを行ったわけではない。あの時の実行者は、安倍と菅義偉官房長官である。
 検察から見ると一番の戦犯は菅義偉である。
・にも関わらず、この「安倍派潰し」で、一番得するのは菅義偉である。
 次の総理は菅ではないかとも言われている。あるいは、河野や小泉など
 菅の息のかかった政治家の名前が上がっている。
・「検察の恨み」の意趣返しであるなら、菅をターゲットにしなければならないが、
 今の状況では菅の影響力が強まる。
・「安倍派に集中してやる」理由は「検察の恨み」だけでは説明がつかない。
・警察は、「安倍派に集中してやる」としきりと報道させ、世論の動きを見ている。

・では、誰が「安倍派潰し」を画策しているのか?
 孫崎氏は「安倍銃撃事件の犯人は山上徹也ではないのではないか?」
 バックに大きな黒い影があるのではないか?
 それはアメリカの可能性もあるのではないか?と推理した。
・今回の件でアメリカの糸はまだ見えない。
 しかし、「政界(岸田内閣)を動かす、マスコミを動かす、検察を動かす」
 これができる勢力は何か?
・検察とアメリカは、非常に近い関係にある。
 東京地検特捜部は、旧日本軍が貯蔵していた隠退蔵物資を摘発し、
 GHQの管理下に置くことを目的に設置された「隠匿退蔵物資事件捜査部」から
 スタートしている存在だからである。
 アメリカの利益のために場合によっては日本の政治家を攻撃する役目を負う。

田中角栄潰しとの類似「政官、マスコミ、検察」を動かすアメリカの工作
・田中角栄と潰したのは、「三木総理、マスコミ、検察」である。
 この3者が一体となって、田中角栄を追い落とした。
・この構図は、今と似ているかもしれない。
 「三木総理、マスコミ、検察」3者の実行部隊が動き、その背後には
 米国のキッシンジャー国務長官がいた。
・1972年の田中角栄の日中国交正常化交渉についてキッシンジャーは
 田中を「"Jap"がケーキを横取りした」と批判した。
 当時はアメリカが背後にいたことは分からなかったが、
 中曽根が自叙伝の中でキッシンジャーが、「あれはやりすぎた」と言った
 と明かしていることからも、アメリカの謀略の事実は明確になった。
・アメリカの工作は、常に日本人を動かしているので、
 アメリカが動いているのは見えない。
・「政官界、マスコミ、検察」この3つを動かすという点では今回も類似性がある。
・「官僚、マスコミ、検察」の3つとすれば、鳩山降ろしの時と同じである。

今こそリベラル「命を大事にする政治」一本化が必要
・立憲民主党の支持率が伸びている。
 毎日新聞によると、自民党と立憲の差が3ポイントしかない。
・政治が非常に大きく動くチャンスになっている。
・対立構図を見ると、「自公」それに対立する「立憲、共産、国民、れいわ」
 この選挙で野党連合ができるのか? 野党連合に、連合が楔を打ち込んでいる。
 連合は共産党との共闘を立憲に許さない。
・立憲と競り合う維新の動き。
 国民を出た前原グループ(11/30「教育無償化を実現する会」結成)が、
 以前小池百合子と連携する動きが失敗したが、再び蠢いている噂がある。
・自公と小池の接近の噂もある。
 https://www.yomiuri.co.jp/politics/20231110-OYT1T50296/
・自民党の対極の「命を大事にする」リベラルの一本化が必要。

田中角栄没後30年
・12/16、田中角栄元首相没後30年、中国の新潟総領事館などが
 「逝去30年を偲ぶ会及び中日関係シンポジウム」を新潟市で開催。
 孫崎氏が参加した。
・自民党総裁の没後30年なので本来は自民党がやるべきところ、
 ところが新潟の中国の総領事館が行った。
 出席者は、現在の中国大使、元中国大使も来られていた。
 元大使は日本大使を終えアメリカ大使になり、事務次官になった方である。
 これだけの重鎮が角栄を偲んだ。
 「田中角栄がいなかったら今日の日中関係はできていなかった。
 中国の諺にあるように、水を飲むときにこの井戸は誰が掘ったかを思う」
 と述べられた。
・田中真紀子は、日中首脳会議の時の隠されたエピソードを語った。
 真紀子には兄がいたが早世していた。
 角栄は田中家を支えることになった娘の真紀子を世界各地の外遊に伴わせた。
 しかし、その角栄が中国に行くときには「今回はお前は来るな」と言った。
 日中はまだ戦争状態だから、何が起こるか分からない。
 角栄は「死を覚悟していくのだ」と言った。
 交渉は難しく決裂しそうになったところ周恩来と角栄の度量でこれが克服された。
 帰国後、角栄はまず天皇のところに行って日中交渉の和解の結果を報告した。
 その後、自民党の党本部に行ったが、反対派は待ち構えており、
 約1時間、非難轟々吊し上げにあい「お前はここで腹を切れ」という者までいた。
 日中交渉は、中国との交渉もどうなるか分からない難しいチャレンジだったが、
 国内の反対派の力が強く、飛行場に行く際右翼が車列妨害する可能性があったので
 ヘリコプターで行く案もあったが、「真正面からいくのだ」と羽田に向かった。
・孫崎氏は、スピーチで、台湾問題に関して、「”中国が台湾は中国の一部であると
 言っていることを尊重する”と我々が約束したことを出発点にしなければならない」
 と述べた。孫崎氏は真紀子さんとは初対面だったが、写真撮影の際に
 真紀子さんから「孫崎さん、よく良いことを言ってくれましたね。
 それは誰も言わないんですよ」と声をかけられた。
・中国大使は「日中首脳会議の時は、まだ冷戦時代で中ソは日本の敵だった。
 敵であっても和解できたのだ。それに比べ今の日中関係は冷戦時代のように
 厳しくはないのにおかしな方向へ行っている。」
 「初心を忘れるべからず、平和こそ大事なのだ。
 平和のために我々は協力しなければならない」と述べた。
 中国政府は強い思いを大使2人を送り込んで伝え、平和への願いを訴えた。
・日本側の出席者もバランスをとるべきだったが、残念ながら、
 日本側で基調講演を行なったのは、上級職ではない元の総領事だった。
・ソ連との戦争を終結させたのは鳩山一郎、中国との戦争状態を終結させた田中、
 鳩山元総理は真紀子さんと2人で協力したいという思いを持っている。

アメリカ大統領選挙
・共和党は、トランプが圧倒的優位。
・民主党は、バイデン。
・トランプがバイデンに圧倒的に勝っている。問題はバイデンの衰え。
 息子のハンターの弾劾裁判が下院で行われルナど悪材料が今後も出てくる。
 このまま負け続ける場合、バイデン以外の候補者が立てられる可能性もある。
・ケネディもかなり強い。しかしマスコミが一切ケネディのことを報じない。
 週によってはケネディが立候補できない法律を作ろうとしている。
 「安全保障は重要だ。しかし米軍はアメリカ本土を守ることが重要。
 世界に軍隊をばら撒き基地を持つことは意味がないので撤退させる。
 それを国内の平和部隊にする」と言っている。

ガザ ハマス・イスラエル戦争
豪・NZ・カナダの共同声明

・国際世論がイスラエル・アメリカを支持しない方向になってきた。
・アメリカと連携しているカナダ、ニュージーランド、オーストラリアの首脳が
 共同宣言を12月12日発表。
「我々はパレスチナ人の自己決定権を支持する。
 我々はガザからのパレスチナ人の強制移住、ガザの再占領、領土のいかなる縮小、
 いかなる包囲や封鎖の行使にも反対、我々はテロの根拠として利用されては
 ならないことを強調、我々は入植が国際法上違法であることを再確認する」
  ロイター https://jp.reuters.com/world/security/U5HDY674CRMD5HQSFMFF6JQOXE-2023-12-12/
 「われわれは、ガザにおける市民の安全な空間が失われていることに
 憂慮している。
 ハマス打倒の代償として全てのパレスチナ市民を苦しめ続けることはできない」
 停戦は一方的なものであってはならず、ハマスは全ての人質を解放し
 パレスチナ市民を人間の盾として利用するのをやめなければならないと訴えた。
・ハマスを追い出した後、パレスチナ自治区を拡大するということが、
 アメリカ、イスラエルが呑めない点。
 イスラエルは、パレスチナ自治区を直接当地をしようとしている。
 豪・NZ・カナダはそれは「許さない」と言っている。
・鳩山氏「これは日本が言うべきこと」
 孫崎「おっしゃる通り。ここに日が入るべきところ」
 日本は西側諸国より中東に石油の依存度が高かったのでパレスチナ寄りだったが、
 上川外相はイスラエル支持を出している。
ハマスは米とイスラエルが資金援助し育てた
・鳩山氏は、パレスチナ大使と会い話を聞いた。
 10月7日の攻撃以前には、ハマスにアメリカから毎月3000万〜4000万ドルの
 金が渡っていたと証言された。
・孫崎氏、「それはあった」と言う。アメリカとイスラエルの政策は一体。
 パレスチナ人は自分たちの勢力を一体としてイスラエルに対峙して、
 パレスチナ国家とイスラエル国家と二つの国の双方を承認するというのが
 世界の潮流だった。
 これをネタニヤフは潰そうとしている。
 そのために、パレスチナ自治政府が力を持たないようにしなければならない。
 パレスチナ自治政府の力を削ぐために武装勢力ハマスを対抗勢力として育て、
 パレスチナを分裂させた。
 ネタニヤフは、「ハマスを支援する」と言うことを議会で決定している。
・少なくとも、表に出てきているのは、カタールからハマスに送金することを
 イスラエルは承認している。
 金が、カタールからか、アメリカからか、イスラエルからかは分からないが、
 ハマスに流れると言うことをイスラエルとアメリカは承認している。
 ハマスをここまで大きく育てたのはネタニヤフである。
・米国がハマスに資金援助していたのは、パレスチナを弱体化させるための
 米国の思惑であった。
・米国内でもイスラエル国内でもハマスを増長させた責任が問題視されている。
イスラエルはハマスの攻撃を知っていて敢えて先制攻撃させた
・ハマスの10月7日の攻撃をイスラエルは事前に知っていた。
 ハマスには数年前から、どう行動するかという行動計画の書類がある。
 この書類はイスラエル情報機関は持っている。
 イスラエルは「ハマスがそんな能力を持っているわけがない」と考えたと
 いうことになっているが、今回の攻撃はロケット弾5000発。
 これをイスラエル情報機関は知っていた。
 大量のロケット弾は能力の問題ではなく、ただそれを発射すれば良いだけ。
・イスラエルは、事前に知っていたハマスの攻撃をなぜ、黙殺したのか?
 戦争の歴史を見れば、「先制攻撃をさせる」のは常套手段。
 イスラエルはガザを全部制圧しようとしているので、
 先制攻撃してくれた方がありがたい。「真珠湾と同じ」
・「真珠湾攻撃」のように、第1発目を撃たせる。
 「第1発目を日本に撃たせることが大事だ」と当時の陸軍大臣が言っている。
・ウクライナ戦争も同じ。ロシアに第1発目を撃たせ、ロシアを潰しに行く。
 これを同じようにハマスに第1発目を撃たせ、ハマスを潰しに行く。
米イスラエルにとって狂いが出てきた国際世論
・国際世論がこれほど盛り上がりイスラエルが批判されるとは思っていなかった。
・中東にいるアメリカ大使が、「米国がこのままイスラエル支援をすると、
 今後10年20年、アメリカの中東政策を誰も信用しなくなる。
 大変なことになる。」と言う警告の電報をアメリカ本国に送っている。
 アメリカはイスラエルに手を緩めるように言い始めている。
・アメリカとイスラエルは確実に孤立し始めている。
・中国は非常に賢明に動いている。
 中国はイスラエルとの貿易も非常に大きいにも関わらず、
 明確にパレスチナ側についている。これを中東諸国は歓迎する。
 中国の国際感覚は非常に素晴らしい。
イスラエル軍の誤射問題
・イスラエル国防軍(IDF)がパレスチナガザ地区で、
 ハマスに連れ去られたイスラエル人の人質3人を誤射した。
 3人の人質は食べ物の残りで「SOS」などと書いた白布を掲げていた
 にも関わらず射殺したことが大問題になっている。
・それ以前に、10月7日のハマスのロケット攻撃の時に
 死亡したイスラエル人の多くは、イスラエル軍の誤射によるものだった。
 被害を大きくするために自国民を殺害したのではないかと言われる。
・味方に殺される friendly shooting は非常に多い。
 アフガニスタン戦争の時もアメリカ兵がかなり死亡しているが、
 敵対の中だけでなく、味方の部隊の中で殺されているケースも多い。



死去から30年 田中角栄元首相をしのぶ会  中国の元駐日大使が講演【新潟市】 23/12/16








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