【柿沢事件の裏側】「木原事件」なら「萩生田事件」〜検察が政治(萩生田)に阿り議会中に強制捜査 | ☆Dancing the Dream ☆

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菅野完 11/1(水)
https://www.youtube.com/watch?v=mVuwy6S09bs&t=2972s
(27:07〜)
柿沢未途事件
〜柿沢未途はなぜ国会に出てこなかったのか?法務大臣答弁はウソ

・参院予算委11.1.
・岸田総理「本日12時20分に小泉大臣が柿沢副大臣と面会し辞表を正式に受理した。先日の山田太郎文科大臣政務官に続いての辞任について任命権者としての責任を重く受け止めている」「今回の辞職願を正式に受理する前の委員会審議において国会の要請に応じず柿沢副大臣が出席しなかったことを申し訳なく思っており今後2度とこんなことがないように対処して参ります」と陳謝した。
・小泉法務大臣「今回の柿沢副大臣の出席につきまして私法務大臣が委員会に出席中に辞表が提出されましたが、そのことについて私は直接確認していなかった。そのような中、法務省として副大臣を委員会に出席させないという判断を法務大臣に諮らないまま事務方の独断で行なったことが確認された。このような判断は事務方の越権行為であり不適切なものである」と説明した。
・表に現れている「異常さ」は、内閣総理大臣が「柿沢が委員会審議に出席しなかったを謝罪」していること。「委員会審議を政府側が妨害したことを陳謝」していることは異例中の異例。
・末松委員長が、朝の理事会協議では柿沢を出席させることが決まっていたのに、理事会協議の決定事項を政府側の都合でひっくり返されたことは遺憾だと述べた。これは内閣総理大臣が頭を下げざるを得ないほどの大失態だった。
・ところが、総理大臣がせっかく頭を下げているのに、法務大臣は柿沢の件を聞いておらず、事務方が柿沢は国会に出なくて良いと勝手に決めたと主張し、官僚に丸投げした。
・構図としては、政府側は総理大臣「謝罪」、法務大臣「何があったかを説明」。国会側は被害者側の予算委員会の末松委員長「遺憾である」と突っ込んだ。政府側は内閣総理大臣に頭を下げさせる行政上の手続きミスをやらかしている。
・法務大臣の答弁が本当であるとするならば、おそらく官僚の首が飛ぶ。官僚を1人クビにして幕引きするだろう。
・しかし、皆が薄々気づいているように法務大臣答弁は「嘘」なのである。いくら何でも官僚がそんなことを勝手にやるはずがない。
・あくまでも法務大臣の言うことが事実だとして押し通すなら、官僚を1人クビにしなければならない。
けれどもこれは、「嘘」なので、「なあなあに済ませる」だろう。
・野党側は、茶番が茶番なりに最後どうなったか、官僚がどう責任を取らされたのかを明らかにすべき。
小泉法務大臣のウソを暴くため「越権行為をした事務方」とは誰なのか?を追及すべきである。

〜裏の話…本当の話はどうだったか?
・法務大臣が嘘をつくとは思えない。また、官僚が独断でそんなことをするとは思えない。
内閣総理大臣および法務大臣から事務方に対して、「柿沢から提出してくる辞表はこうやって処理しろ」という指示が飛んだとも思えない。
・何故ならば、昨日は閣僚は朝から全員予算委員会に拘束されている。岸田も法務大臣も指示を出そうと思っても出せない。閣僚から何らかの支持があったとは到底思えない。
・柿沢未途は、江東区長選挙を自民党の東京都連の指示に反して、当選した木村を応援するということをやっている。
東京都連のトップは、萩生田である。つまり、柿沢は萩生田とケンカをしている。

〜柿沢未途の欠席の理由とは?
・柿沢は朝の臨時予算委員会の理事会協議に従って国会に出ようとしているが、”萩生田が、柿沢未途に恥をかかせるために、柿沢未途を雪隠詰めにした。”というストーリーは、想像力を逞しくすれば、永田町三国志的なことは昭和の自民党ならあり得たが、このストーリーは成立し難い。
・何故ならば、昨日は火曜日(10/31)だった。
火曜日は朝から閣議がある。閣議があるということは柿沢未途も閣議に臨席しているはずであり、閣議後に役所に戻っているはず。何故ならば、次に、この総理大臣陳謝の後、柿沢未途の姿を目撃されるのは法務省から出てくる姿だったのである。
・ということは、柿沢未途は、官邸から法務省に行っているはずなのである。
法務省から官邸、官邸から法務省にしか身体が動いていない時に、萩生田が電話であれ物理的な手段であれ柿沢未途を雪隠詰めすることはほぼ不可能なのである。
・おそらく柿沢未途は単に「行きたくな〜い!出たくない!恥ずかしいから〜!」と錯乱していたのだと思う(菅野の想像)。と考えると、小泉法相が「事務方が勝手に辞表を受理して国会に出ないと判断した」と言わざるを得ないというのは分からなくもない。
・異例の法務大臣答弁を考えると、そうだとしか思えない。


菅野完 11/2(木)
https://www.youtube.com/watch?v=sbTrl51nlLk&t=3634s
(52:57〜)
柿沢みと事件
〜検察が焦りすぎなのは何故か?

・江東区長選という行政の長の選挙において、選挙期間中にネットで有料広告を使うことは事案で内容が悪質だったということから、逮捕されても有罪判決を出されても仕方ないのない案件ではある。
・しかし、一方で事件の動きの速度が早すぎる。議会中に、区役所の区長室に地検特捜部の強制捜査が入っている。
・検察の強制捜査は必要であるし、令状をとっていれば強制捜査は可能であるが、議会中に行う必要はない。そのようなことをすると議長が議会に出られない。
・なぜなら終わった選挙の公職選挙法違反に関わる資料が区長の部屋にあるとも思えないので、区長室に強制捜査を行うほどの緊急性はない。
・区長は次の日の議会に出席できず、議会に迷惑をかけたということが、表向きの理由で、木村区長は区長を辞任している。
・この数ヶ月間、記者会見で追及されても辞めずにしがみついていた木村区長が辞めなければならなくなった理由は、議会中のあのタイミングで地検特捜部の強制捜査が入り、政治日程が狂ったからである。政治日程を区長自らが崩したことの責任を取って辞めたのである。
・江東区の議会日程をみると、政治日程に影響することなく強制捜査をすることはできたはずである。
・にもかかわらず、地検特捜部は区長が辞めざるを得ないあのタイミングで強制捜査をやっている。
・この検察のやり方が「適正手続の保障」に反するかといえばそうではない。しかし、建設権力による「政治への介入」であるかどうかといえば、政治への介入である。

〜日程再チェック
・10月24日、地検特捜部は強制捜査に入った。
江東区議会の議会日程を見れば、24日、25日と議会。26日以降はずっと1ヶ月弱の間、議会は入っていない。
・特捜部は、たった48時間、強制捜査を待てばよかったのである。
・木村区長と柿沢議員の公選法違反は悪質ではあるが、この日程は「区長の首を刎ねる」ということを意図して捜査が行われたということは、この日程を見れば明らかである。

〜なぜ検察はそこまでやったのか?
・柿沢が萩生田とケンカをしているからである。江東区長選挙は保守分裂選挙で、自民党が分裂していた。
東京都連の萩生だが支援していた候補者とは別に、自民党の公認がもらえなかった柿沢が反旗を翻して木村を擁立していた。
・これは明らかに萩生田の柿沢への嫌がらせである。
羽牛田による岸田内閣に対する嫌がらせである。
そんなくだらない理由で、検察は「政治への介入」となった捜査日程が組まれてしまったのである。
・萩生田にすれば、いつ衆院選挙が来ても良いように、都連を締め付けておきたいというのもあっただろう。組織の締め付けを図ったのだ。

〜問題は検察の捜査権力によって議会制民主主義の原則が踏み躙られたこと
・明らかに検察は不必要なタイミングで「政治への介入」となる捜査を行なった。
・警察と検察が政治に阿っている。

〜同じ構図「木原事件」なら「萩生田事件」
・政治(萩生田)に阿ったこの検察の動きは、一部マスコミが「木原事件」と称して騒いでいる事件と同じ構図ではないのか?
リベラルと称するのであれば、検察に議会を潰されたことに抗議しなければならない。
”殺人事件の捜査を木原が政治権力を使って検察警察の捜査を止めた” と騒いでいるマスコミは、「羽牛田事件」と騒がねばならない。



江東区議会日程
https://www.city.koto.lg.jp/650102/kuse/kugikai/kaigi/nitte/h29/05gikainittei.html












柿沢未途
2023年江東区長選挙との関わり
 

2023年1月12日、元衆議院議員の木村弥生は任期満了に伴う江東区長選挙に無所属で立候補する意向を表明した。同年2月、柿沢の秘書は江東区議会議員の一人に「本人がごあいさつに行きたいのですが」と電話した。「金の話なんだろ」とかまをかけると秘書は敢えて否定しなかった。区議選も区長選と同日に行われる予定だったことから、区議が「お金だったら要らない。票をくれるという話なら会ってもいい」と返答すると、それぎり柿沢側から連絡はなかった。この頃、木村陣営に柿沢のスタッフや後援会の人間が入り込み、金をばらまいているという噂が区議同士の間で広まった。
同年4月12日、区長選への5選出馬を表明していた山﨑孝明が膀胱がんによる急性腎不全のため死去。同日、長男の山﨑一輝が正式に出馬表明をすると、孝明と仲が良かった党都連会長の萩生田光一は、柿沢に一輝を支援するよう協力を要請した。萩生田は「支援ができないのなら、15区に参議院議員を鞍替えさせてもいいんだぞ」と、丸川珠代を示唆して恫喝するが、柿沢は拒んだ。
柿沢は水面下で木村を支援した。父親の柿澤弘治の秘書を務め、深いつながりのある関係者の業者を通じて選挙カーを手配し、陣営の選対本部に人を送り込んだ。選挙運動最終日の4月22日夜に行われた木村の囲み取材では、柿沢の政策秘書が仕切った。政策秘書は現場で「柿沢は応援していない。これが公式見解」と記者にくぎをした。山﨑を応援した自民党関係者は選挙後、「木村氏には選挙運動のノウハウも自前の部隊もなかった。柿沢氏が木村氏に指示する従属関係のようだった」と振り返り、柿沢の知人男性も「木村氏は柿沢さんが山﨑を倒すために連れてきたようなもの。事実上、木村氏は柿沢さんの操り人形だった」と記者に明かした。
同年4月24日、江東区長選挙が開票され、木村が自民推薦の山﨑一輝ら3候補を破り初当選した。5月1日、木村が初登庁すると、木村の車に真っ先に向かったのは柿沢だった。区長選と同日に行われた区議選で次点で落選した現職議員の板津道也は、木村の後援会の事務総長と柿沢の後援会の事務総長を兼任した。
同年7月11日、木村が選挙期間中、YouTubeの有料広告に自ら登場して「木村やよいに投票してください」などと投票を呼び掛けたことが東京新聞の報道により明らかとなった。9月26日、江東区の男性2人が容疑者不詳のまま公選法違反の疑いで警視庁深川署に告発状を提出し、受理された。
同年10月26日、公職選挙法違反の疑いにより東京地検特捜部の強制捜査を2日前に受けた木村は記者会見し、辞職の意向を表明。会見後、区長辞職願を議長に提出した。10月29日、柿沢はX(旧Twitter)を連続投稿。「天皇賞(秋)、イクイノックスが、1分55秒2という驚異的な世界レコードで勝利しました」「今日は日本と世界の競馬史上に残る日です」と綴った。
同年10月31日早朝、朝日新聞が柿沢への取材内容を配信。柿沢は同紙の取材に対し、「自分が木村の陣営関係者に『YouTube広告は効果があるからやった方がいい』と勧めた」と答えた。有料広告を勧めた理由について、別の選挙で利用した人から「すごい効果がある」と聞き、木村陣営に「取り次いだ」と表現した。同日午前、松野博一官房長官は報道を受け、小泉龍司法務大臣に対応を指示。柿沢は副大臣の辞表を提出。同日、政府は持ち回りの閣議を行い、辞任を認めることを決め、柿沢は法務副大臣を辞任した。同日17時過ぎ、柿沢はXを更新し「法務副大臣を辞任いたしました。本当に申し訳ありません」と謝罪を投稿した。 参議院予算委員会に出席することなく辞任した中での謝罪行為に対し、Xの利用者から「『逃げた』というそしりは免れない」「SNSではなく会見をすべき」などの批判が相次いだ。同日、立憲民主党の安住淳国対委員長、日本共産党の穀田恵二国対委員長はそれぞれ、柿沢は議員辞職に値するとの認識を示した。木村は東京地検の任意の事情聴取に対し、有料広告の掲載は柿沢から勧められて自身が決めたと説明した。柿沢は刑事告発があった後、自らの関与を隠すため、木村の陣営スタッフに対して捜査機関に嘘の説明をするよう要求したとされる。
同年11月1日、有料広告の動画の撮影は柿沢の事務所が予約した議員会館の地下会議室で行われたことが報道により明らかとなった。