【平野貞夫のぶっちゃけ政局展望】初めて話す話 / プンプン匂う話〜菅✖️維新➕擦り寄り一部の立憲 | ☆Dancing the Dream ☆

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平野さんが、政局の一つの展望についてぶっっちゃけ語ってくれた。
プンプン匂うと。
これは、いつか来るかもしれない…と頭の片隅でなんとなくイメージがチラついていたこと。

菅が自民党を割って出て、維新を率いる。これに維新に秋波を送っていた立憲の連中がくっ付く。
検察がIRや万博問題に手を入れる前に、統一教会問題の追及の矢が自分に向かって放たれる前に、菅は、大手を打って出て自分が総理に君臨し、一切合切を潰そうという腹。
それから、家宅捜査を受けた大樹総研の矢島は、菅のパトロン。野田佳彦も同じく矢島とは親い。
菅と野田は裏で繋がっている可能性もあるだろう。
この禍々しい者らに対抗するのは、共産党+社民党+令和+半分の健全な立憲議員の連立。
そんなことが起きるかもしれない。
本当に、どうなるのか…
岸田のあとに、河野だの茂木だのは勘弁してほしい。
心が通う気がしない奇人と人非人。焼け野原に塩を撒かれるようなもの。





平野貞夫:
 第二次安倍政権があれほどの国家崩壊の道を作った原因の大きな要素は、野田佳彦を総理大臣に出した民主党。
要するにね、自民党の自公政権も悪いですよ、政策的に。
だけど、秘密保護法とか共謀罪関係の法律、あれのルーツは野田政権の時にできてたんですよ。消費税だけじゃないんですよ。
ですから、連続してるんですよ。ある意味で安倍さんが完成させたから貧乏クジを引いてるようなところがありましてね。
 なぜ、野田がそういうふうな政治をするか?これの根本的な問題があるんですよ。
それは彼は民主党ですけど、千葉県の船橋の選挙区では、自民党なんですよ。
形だけじゃなくて、実質をみないといけないんですよ。あの選挙区で自民党の県会議員を擁立させてね、民主党はほとんど出してないんですよ。自分で調整してるんですよ。
民主党に集約した松下政経塾なんかの政治家で、本当は自民党から立候補したかったけどポストがないから、止むを得ず、日本新党とかそういうところへ来たという人が沢山いましてね、そういう人が、あの時代に色んな問題があったから偶然、要職に就いたもんだから、政治がボロボロになったんですよ。

佐高信:
 つまり、自民党の二軍なんですよね。
野田自身が自民党に行きたかった人だから。そういうふうな話になっちゃうの。

平野貞夫:
 今でも自民党なんですよ。それを証明しましょう、私。
ちょっと長くなりますが、よろしいですか。
千葉県で知事選。堂本さん(堂本暁子)が知事を引退して。それでその時に誰を知事にするか。結果的には森田(健作)が知事になった。この時に彼の正体が出てるんですよ。どういうことかと言いますと、彼(野田)は、その時に民主党の千葉県連の選対委員長で…。あれはたしか2009年でしたからね、政権交代の選挙の年ですよ。その年の3月に千葉県知事選挙だったんですよ。そこで堂本さんは後継者を言わなかった、作らなかったんすよ。
そこで実は、古賀誠(福岡)、これが自民党の選対の責任者。民主党県連の責任者が野田さん。それから公明が絡みまして、この3人が、白川さん白河桃子)を後継者にしようということで、古賀誠と公明と野田・民主党が談合したんですよ。
そして前の年の12月に民主党の千葉県連が白河を推薦決定して、年を明けて公明党が推薦して、選挙が始まって自民党が後継者にするとシナリオを作って。その政治資金も、ゼネコン委員会の婆さんの面倒で作り、その3人の狙いは、堂本は環境にうるさくて、羽田に埋立用の土を千葉の山から近いから持ってくることを絶対に許可しないんですよね。
それを白河を知事にして、知事になった次の日にハンコを押させて、それを…おそらく300億くらいの、飛行場作りの土の。その利権を三方で分けようという話があったわけですよ。
それで、民主党の本流としては、政権交代の選挙の時ですから、知事選挙で、自民、民主、公明の共同推薦の知事をつくられたら。まず千葉の小選挙区は皆んな負けてるんですよ。その波及で政権交代なんかできませんよ!
 そういうことで、実は、野田っていうのはジジ殺しで、当時の民主党の大物代表に説得して了解をとってたわけですよね。

佐高信:
 誰ですか?

平野貞夫:
 え?

佐高信:
 誰?

平野貞夫:
 小沢一郎。(笑)

佐高信:
 急に大物ナントカって匿名になるから。(笑)

平野貞夫:
 まず怒ったのは、東京の財界人。これはいわゆる「埋立の談合はさせちゃダメだ」という。
それからもう一つは、産経新聞の論説委員をやってた人が千葉県の出身でね。「とんでもない」と。あの頃の産経新聞はまともだったんだね。「千葉県の民主政治にならない」と。
それからもう一人怒ったのは、千葉県警本部長。というのは、「そんなのを知事にしたら成田の国際空港の秩序が保てない」と。
それで、私に「潰せ」と。
私は嫌だったですよ。もうそんなの関わりたくない。千葉選挙なんか。断った。
そしたら色々圧力がかかりましてね。民主党の本部が承認してるものをぶち壊すのはお前しかいない」というふうに煽てられましてね。

佐高信:
 そんなことをできるのは平野さんしかいないと。

平野貞夫:
 そう。それで私も困りましてね。その時協力してくれた新聞が朝日新聞と日刊ゲンダイ。
朝日新聞から優秀な女性がいましてね、固有名詞を言うと迷惑がかかりますから言えませんけどね。船橋の支局の女性も優秀だったね。とにかく「ダメだ」とそれは。潰すシナリオを作るから協力してくれるかということで地方版に、私が当時の県連代表の今、参議院副議長になった長浜博行と野田に、公開質問状を出したんですよ。「なんでこういうのを推薦したか?」という。それが1月の終わり頃。
それを朝日新聞の地方版、それから日刊ゲンダイは本版に書いてくれたの。
それが大騒ぎになりましてね。それで結局、潰れたんですよ。
 それが、後が悪かったんですよ。森田(健作)が出てきたから。

佐高信:
 それは潰れたんじゃなくて、潰したんでしょ。自然現象じゃないんだ。

平野貞夫:
 その結果、埋立の利権に与ろうとした人たちが、みんな予定が狂ったわけですよ。それで私の親交のあった人がそれの影響を受けて気の毒だったんですけど、この人は何も言いません。

佐高信:
 なんか平野さんと私の『自民党という病』に出てこない話だね、それ。(笑)

平野貞夫:
 それでね私ね、菅さんの後の民主党の代表選挙になった時に、これは総理ですからね民主党の代表が。
8月の中頃、超有名な元総理、辞めた総理から夜中に私のところに電話がかかってきましてね。
「頼みがある」って言うんですよ。「日本新党出で総理になれる人は、野田くんしかいない」と。そこで「小沢さんに…。小沢さんは別な人を指名してましたからね。野田くんを推すようにあなたから説得してくれないか」と言ってきたんですよ。


佐高信:
 もしかして、細川とかいう人

平野貞夫:
 ん〜、ノーコメント。(笑)

佐高信:
 ノーコメントって、言ってるってことじゃない。(笑)

平野貞夫:
 そこで私は、なんで野田を代表、総理にしたらいかんかということを、その千葉知事選挙の話を出してね。
彼を総理にしたら、日本の国はおかしくなりますよ!」ということを宣言したんですよ。

佐高信:
 だって、あれ、日本新党だもんね。野田はね。

平野貞夫:
 それがなっちゃってね。だから僕は初めから分かってたんですよ。このザマを。
だから、放談という話だけど、本当の話ですから。
 初めて話しますけどね

佐高信:
 ここは本当のことしか話してないから、放談じゃないの。

平野貞夫:
 だからあの(野田の)追悼演説が最悪最低というのは、安倍のやった歴史的な功績と反功績について触れてない。
自分らの談合した、抱き合いじゃないですか!

佐高信:
 それと最低最悪って、人格がまず最低だよね。
つまり、あの国葬と統一教会の問題をそこを触れなきゃダメでしょう。

(中略)

33:01〜

平野貞夫:
 今の政局っていうのは「展望できない」ということが展望なんですよ。
ちょっと順序立てていうとですね。
まず、補正予算を29兆、まあ30兆ちかくだいたい固まったでしょ。
中身はもう全然政策的なものじゃなく人づくりするようなものじゃなくてバラマキでしょ。
これで分かることは「いつでも解散をしますよ」ということですよ。

早野透:
 あー、そういうふうに読み取れるか。あの予算は。
中身のない予算だからな。気楽に解散できるわけだ。

平野貞夫:
 それが一つ見えますわな。
しかし、換算をした場合、支持率20%になって果たして勝てるのかどうか。
それから岸田に対して果たして反対勢力がないわけじゃないでしょ。色々あるわけでしょ。
それから岸田が国民と約束をした…まあコロナとか色々あるけど、円安とか生活の問題とか色々あるけど…、
なんたって、統一教会の解散問題ですわな。これにある程度、目通しつけなきゃどうにもならんわけだけど。
これがあれでしょ、与野党協議会に公明が入らなかったんだけど、入ってきたでしょう。
(公明が)入ってきたということになると、なにが読めるかというと、「結論は骨抜きの話しかでない」ということですよ。
そうするとね、これ「解散できるような状況じゃない」と思いますよ。


佐高信:
 つまり岸田の問題は、自分というものがないということよ。さっき平野さんはロボットと言った。
石橋湛山が「今の政治家に一番欠けているのは自分がないということだ」と言った。自分がないから神輿に乗れるという。
やっぱり2世というのは、田中秀征が言ったように、「存在は許されても行動は許されていない」んですよ。「神輿は軽くてパーがいい」という話だから。
その「神輿は軽くてパーがいい」という典型が岸田なわけですよ。自分というのがないんだよね。
解散ていうのも、どっかで自分ていうものがなければできない。
山際を切るのをずっと見てても、情勢というか状況というか、順応型で待ってるだけですよ。
 統一教会と菅の関係ていうのが、案外見過ごされてるんですよ。
鈴木エイトさんっていう統一教会の問題をずっとやってきた人。このあいだ集会で一緒だったんだけども、彼もそうだと言ったんだけれども。
萩生田とか細田とかいろんな人が槍玉に上がっているけれども、菅がかなり深いんですよ、統一教会と
 菅の両腕だった菅原一秀、…例の選挙違反で辞めた。菅原一秀と河井克行。案里の旦那。
これが菅の両腕だったの。この河井と菅原ってのが統一教会とズブズブなんですよ。
菅も官房長官の時に、官邸に統一教会の幹部を入れてるんですよ。だからズブズブなのね。

官邸で歓迎したわけよ。で、安倍も官邸で(*官邸ではなく自民党本部)歓迎したわけでしょ。
竹下登が暴力団の人を官邸に入れたとか問題になったでしょ。それと同じようなこと。
 それで、菅がある種推してるのが河野太郎でしょ。岸田の頭替えで。河野ってのは洋平も太郎もこれがまた全然パーなんですよ。
太郎なんていうのは変に評判高いけど、マイナカードとかってやって、俺はあれやってないけど。あれ一番問題なのは、ブロック太郎でしょ。気に入らない意見は聞かないっていうさ。こんなのは岸田以下だよね。

平野貞夫:
 ちょっとこれまでの話を補足したいんですけどね。ロボット首相という話で、普通ならロボットを使う人間がいるんですよ。岸田の場合はロボットを使う人間がいないロボットという意味ですからね。
菅だって安倍だっていたでしょう。ロボット使いが。だから非常に危険だという意味。
 「神輿は軽くてパーがいい」ということについて説明をしときますがね。
実は海部内閣の時にね、小沢幹事長がそう言ったということに世間になってました。あれを訂正しておきますね。そうじゃありませんから。言ったのは私ですから。
それは毎日新聞に海部さんのブレインの井上という記者がいたんですよ。
彼がね、政治改革に決断したと。海部が。小沢が口説いて。その根回しなんかに割に関わっていたもんですからね。良かった、というんで二人で飲んだんですよ。その時私が、これからは政治改革っていうの、「神輿は軽くてパーがいい」っていうので行くべきだと言ったら、「そうだ!」って言ってね。それを彼はね、私が言ったんじゃニュースにならんからね、小沢が言うたということで、こう。
僕は、それが非常に問題になったから小沢の品格を落としたからね、本人にあれは「平野が言ったんだと言え」って言ったわけよ。そしたら言わないんですよ。そういう人なんですよ。
 それはこっち置いといて、問題は、河野のことなんですが。
吉田国葬のあった頃ですよ。河野一郎が1年、2年前に亡くなるんですよ。河野一郎というお祖父さんが。
このお祖父さんがとんでもない利権屋でね。それから土建屋を恫喝する…当時、政治資金規正法が緩いですから、当時メチャクチャなことをやってた人なんです。
一番困るのが、当時は米の配給ですから、食糧庁に麻の袋、麻袋、米を保管する…麻袋を「東京資材」という会社が独占的に…河野の同族会社なの。これが入れてたの。これが河野家の資産の元ですよ。麻袋、米を入れる、配給の。
それで突然亡くなったもんですから…亡くなり方も問題ですが、それは言いません。
(笑)

佐高信:
 言ってるじゃん、それ。笑

平野貞夫:
 その後始末にね、同族で背任横領の問題が出たんですよ。色々複雑な…那須の国有地の払い下げだとか色んな問題がありましたけどね。一番問題は、それは同族から罪人を出す話になったんですよ。それを話をつけるのにね、8億、当時の金で。
亡くなってるからもう言っていいでしょう。滋賀県の宇野宗佑さんがね、滋賀県出身の資産家から話をつけて、借りてきたんじゃなくて、返す金じゃなくて、貰ってきたわけですよ。しかしやった方はね、その分の何らかのお返しは期待しますわな。
それで、その時に、私が園田副議長の秘書をやってて、河野謙三さんが参議院の副議長で、会館の秘書がどうも俺だから役人の秘書がそういう事務の管理がいいだろうと言って、私は法律違反ですよ、そんな国家公務員がそんな仕事しちゃ…そしたら、管理をやったんですよ。

佐高信:
 ずっと法律違反のことばっかりやってきたんじゃないの。笑

平野貞夫:
 それが国葬になるわけですけどね。まあそれはいい。笑
それが金が余りましてね。罪人は出さなかった。それでずっと生きてきてるわけですよ。
それで、それだけじゃないですからね。その河野家の資産作りちゅうのは、やっぱり、吉田さんとか林さんとか、本流の人に言わせればね、「売国奴だ」って言ってましたよ。「売国奴」。
例えば、漁業問題とか。


佐高信:
 馬とか。魚もね。馬も競馬も利権もあるし。馬も魚もある、ね。(笑)
8億っていったら、いまならゼロつきますよね。

平野貞夫:
 私は河野家っちゅうのは、歴史的に社会的に断罪しなきゃだめな家ですよ。
格好のいいことばかり言ってね。河野太郎という人間はデジタルカルト性が強いね。

(中略)

平野貞夫:
 私ね、今の政局をみるにね、今までと全然違った背景があるんですよ。
それは「東京オリンピックの疑惑追及」を東京地検特捜部がやってるでしょう。これが政局の背景にあるわけですよ。
総理大臣をやった人(森)がどうのこうのと言われてるじゃないですか。
それだけじゃない!それだけだったら今までもよくあったことですよ。
大阪でもある」んですよ。「大阪のIR」とかね、「万博の準備」に相当色々あって、これもどうも検察は本気らしいんです。
「このままの日本じゃダメになる」というような少し正常になってきてるみたいですよ。

佐高信:
 大阪の万博ということは、維新…

平野貞夫:
 いや、維新だけじゃない。東京の万博と絡んでるから。自民党も絡んでますよ。

佐高信:
 もちろん自民党も絡んでるけども、維新も絡むと。

平野貞夫:
 そうですよ。ということは前首相が絡んでるから。

佐高信:
 え?前首相が。 秋田の人ですね。

平野貞夫:
 ですから、おそらく河野太郎が国民的に人気…いわゆるデジタル的人気によると、取っ替えるのが一番いいんでしょうけど、それは、コーディネイトするのは菅さんですよ。
しかし、菅さんはね、本当は自分がやりたいんです。しかし、それは言えない。
江戸と浪花の背景の問題を読んでると思うんですよ。
しかし、一挙にそれを脱出するには、自分が名を挙げた方がいいかもしれない。という計算もする男ですよ。
そこでその場合何が起こるかというと、自民党、分裂しますよ!

その可能性だってありますよ!

佐藤信:
 したほうがいいよね。

平野貞夫:
 それで…、そうすると政権はどうなるかということなの。
私は、すでに現在の立憲の…なんかの行動や、安住なんかの行動を見てるとね、プンプン匂うんですよ。


佐藤信:
 あ、そことくっ付くと。

平野貞夫:
 うん、そこと。
だから、ガラガラポンの可能性があるんですよ。今年から来年にかけて。

早野透:
 おおそりゃ、大きな政局だな。

平野貞夫:
 いや、それは一つの展望だから。
そういう変化だって、構造的に起こさせたのが、統一教会問題ですよ。

佐藤信:
 それでね、安倍派の後継者が定まらないって言うじゃない。
でも俺、なるほどなと思ったのは、月間HANADAっていう安倍恋慕雑誌って俺は名付けてんだけどさ。
NHKの安倍御用版みたいな岩田晶子ってのが書いてるのよね。
そしたらね、安倍はやっぱり3度目の首相を考えてたんだってね。
だから逆に後継者が定まらないようにしてたわけ。育てなかったの。
育てたらそいつに渡さなきゃなんなくなるから。
だから、みんな菅にしても安倍にしても…

早野透:
 みんな俺が俺がと思ってたわけだな。

平野貞夫:
 で、どうすべきか。どうあるべきかってことですよ。
私は、むしろ自民党も絡んだ大きなガラガラポンてのが、政治の構造を変える時期、歴史的段階にきたのかなと言う気がするんですよ。
 その場合ですね、やっぱり筋道、流れっていうのがどうなるかということが大事ですからね。
はっきり健全なマシな政党活動をやっているのは、まあ、ざっくばらんに言って、古い歴史を100年の歴史を持つ「共産党」と、「社民党」と、「れいわ」も入れてもいいでしょう、色んな意味で。それから「立憲」に半分くらいいるんですよ。
ただ、野田の系列とか、枝野の系列とか、菅さんの系列は、これはダメですよ。
ですから、健全な人たちが一つの中心になった…テーゼ…国家の危機…今、国家の危機ですからね。それをどう打ち破るかということなんです。

佐藤信:
 それが平野さんの言いたいことだと思うけどね、やっぱりね、統一教会が一つの色分けのポイントですよ。
統一教会にどのくらい染まっているかいないかという。(自民党は)ほとんどが染まってる。
それと統一教会に染まってる人というのは、だいたい女性蔑視で改憲なんですよ。
ここの色分けでやっていくということなんじゃないかと思う。

平野貞夫
 そうです! そうですがね、それを言い出すとすごく理屈っぽくなって元々の繰り返しですよ。
僕は、現実に日本という民族、日本という国家がどういう危機にあるかということを問題提起せにゃいかんですよ。
その中から、その問題を出してやる。それをやるでもいい。
 ぼくはね、これがなかったら人間生きていけないというのは、「食料とエネルギーの自給」ですよ。
これをきちっとできる国家作りをすれば、憲法改正はできないんですよ。

佐藤信:
 あの、アメリカも自給率下がってきたみたいね。

平野貞夫:
 日本は宿命的ですからね。
これこのまま続けて世の中 食い物とエネルギーってのは、もう4〜5年したらダメになるんですよ。われわれ。

佐藤信:
 さっきの円安の話にしても、新自由主義って話に絡んでくるでしょ。異次元緩和。
あれ会社を大事にして、国民生活を大事にしないのが新自由主義なんです。社富民貧、会社だけ富む。
国民は貧しくてもいいというのが新自由主義。社富民貧。
会社の中に内部留保500兆も貯まっちゃったんですよ。こんな馬鹿な話ないわけですよ。
それで金利も上げない。円安になってね。今、日本に来た旅行者がウハウハなの。

平野貞夫:
 もう時間もありませんのでね、話のけじめをつけなきゃいけませんのでね。
例えば、食料自給はね、耕作放棄地を再開発してね、日本の農林水産食材ってのはすごいってのは科学的に分かってるんですよ。
それを使って新産業ができるんです。色んな問題を解決できるんですよ。
エネルギーはね、これ新しいフィルム型のシリコンではない日本で生まれた新しい太陽光エネルギーが出て、原料も日本で供給できて値段が5分の1のものが、3〜4年でもう市場に出るんですよ。
 それが原発保護で抑えられているわけですよ。
それをやれば10年で、原発の廃棄や停止が政策的にできるんですよ。あるのにその新自由主義たちが抑えていると。
これをぶっとばす勢力を結集していく必要がある。

佐藤信:
 だから利権に絡んでるから、岸田も原発再稼働とか馬鹿なこと言ってるわけですよ。
いま原発再稼働なんて頭で何言ってるんだって話だ。
農業の話でもね、改革っていうと、なんか会社ってやる。会社的感覚、経営感覚がないから農業が寂れてる?ウソですよ。
会社的な新自由主義でいくから農業が回復しないんですよ。
だから竹中ひっこめと。竹中的勢力をバサっとやってひっくり返さないと、全然ダメだと。








菅義偉氏、野田佳彦氏の指摘に「私自身も大事だと思っている」 財政健全化で「かみ合った」新旧首相
2021年02月16日18時50分
https://www.j-cast.com/2021/02/16405211.html?p=all


  2014年01月16日
●「国家危機になると増税を仕掛ける」(EJ第3710号)

electronic-journalより(転載)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/385196808.html
 消費税増税を決断した安倍首相が今一番心配しているのは、消
費税を上げる2014年4月以降の経済の落ち込みです。これに
ついては、誰でも知っている今回のケースと酷似している格好の
事例があるのです。いうまでもなく、17年前の1997年、橋
本政権が消費税の税率を3%から5%に上げた後の急激な経済の
落ち込みです。
 このケースと今回のケースが酷似しているのは、当時の橋本首
相も安倍首相も消費増税法を決めたのは、自分の内閣のときでは
ないという点です。橋本首相の場合は、村山内閣のときに決めた
スケジュールにしたがって実行したのに対し、安倍首相の場合は
野田内閣が主導して、民主党、自民党、公明党の3党合意で増税
法案を成立させている点です。
 村山内閣は、自民党、日本社会党、新党さきがけの3党による
自社さ連立政権です。このとき、増税の必要性を説いたのは、当
時新党さきがけの党首だった武村正義蔵相だったのです。橋本政
権での増税失敗を論ずる人は多いですが、その原因を作ったのが
武村正義氏であったことを知る人は少ないのです。
 これについて、経済評論家の三橋貴明氏は、近著で次のように
書いています。
―――――――――――――――――――――――――――――
  1995年、武村蔵相(当時)は、11月国会において事実
 上の財政危機宣言を行い、消費税増税路線が事実上のコンセン
 サスを得ることになった。そういう意味で、橋本首相は間違っ
 た情報に踊らされ、致命的なミスを犯したわけで、正直、気の
 毒である。その武村蔵相が1996年、橋本政権の成立直前、
 「このままでは国が滅ぶー私の財政再建論」という刺激的なタ
 イトルの一文を「中央公論」(96年6月号)に寄稿した。そ
 のなかで、氏は、「現在の国家財政はまったく不健全であると
 いう以上に、すでに破綻している」という主旨のことを述べて
 いる。武村氏が「財政破綻宣言」をした1996年当時と比較
 すると、現在の日本政府の債務は2倍以上に拡大している。と
 ころが、長期金利は、逆に3分の1未満で推移しているのだ。
 要するに、橋本政権の時点から「わが国には財政問題はない」
 が真実だったのである。          ──三橋貴明著
 『2014年世界連鎖破綻と日本経済に迫る危機』/徳間書店
―――――――――――――――――――――――――――――
 野田首相が増税を決断し、推進しようとしたのは首相に就任し
た2011年のことですが、その年に東日本大震災と福島原発事
故が起きており、多くの日本人が等しく身に迫る危機を感じた年
であったのです。
 武村蔵相が国会において財政危機宣言をした1995も、1月
に阪神淡路大震災、3月に地下鉄サリン事件が起こっており、そ
の年の11月に財政危機宣言がなされ、それが消費税率を3%か
ら5%への引き上げる法案の成立につながったのです。日本の財
政危機論はこれを契機にはじまっています。
 これは偶然ではないのです。国家の危機に乗じて増税を企む財
務省の許されざる手口です。考えてみると、財務省は、武村、菅
野田、安住氏らの素人財務大臣を手玉にとって、増税法を成立さ
せてきたということがいえます。財務官僚にとっては日本の景気
がどうなろうと関係がないのです。
 国にとって金を集める方法は増税か国債発行しかないのです。
国債発行は何かと監視の目が厳しいですが、税金なら有無をいわ
せず取り立てることができるので、なるべく増税したいのです。
そのために財務省は手段を選ばないのです。したがって、彼らに
とっては、国が危機に瀕しているときが一番税金を取りやすいと
いえます。けっして騙されてはならないのです。
 消費税増税が決定される前の2013年8月22日、財務省と
内閣府は、ある資料を公明党の会議で配付していますが、その資
料には、1997年に消費税率を3%から5%に引き上げたこと
によって日本のデフレが深刻化したのではなく、アジア通貨危機
と国内の金融危機が原因であったことを示すことが書かれていた
のです。
 思えば、増税が決まる前に財務省のお眼鏡にかなってテレビに
出演が許されている経済評論家、証券会社研究員、経済学者、コ
メンテーターなどの識者といわれる人たちは、ほとんどすべて同
じことをいっていましたから、彼らは財務省のこの手の資料に基
づいての発言であることは確かです。しかし、内容は正しくはな
いのです。
 添付ファイルの棒グラフを見ていただきたいのです。このグラ
フは、三橋貴明氏の著書に出ていたものですが、三橋氏は「民間
需要」とは、次の3つであると述べています。
―――――――――――――――――――――――――――――
       1.民間最終消費支出→個人消費
       2.       民間住宅投資
       3.     民間企業設備投資
                ──三橋貴明著の前掲書より
―――――――――――――――――――――――――――――
 注目すべきは日本の民間需要がピークを打ったのは、1997
年の第1四半期であり、その後四半期ベースで見た民間需要が、
1997年の第1四半期を上回ったことはないのです。そのくら
い当時経済は回復しつつあったのです。
 ところが、1997年の第2四半期の最初の月に増税が行われ
たのです。それ以降、わが国の物価下落は需要を収縮させ、需要
の収縮が国民の所得水準を引き下げ、さらなる物価下落を生むと
いう悪循環に入ってしまったのです。つまり、デフレです。需要
の縮小は4月からはじまっているのです。
 タイのバーツ危機が生じたのは1997年7月のことであり、
山一證券が破綻したのは11月のことです。これらがデフレに追
い打ちをかけたのです。したがって、デフレの引き金を引いたの
は消費税増税なのです。  ── [消費税増税を考える/08]

≪画像および関連情報≫
 ●日本のデフレは1997年の消費税増税が原因/三橋貴明氏
  ―――――――――――――――――――――――――――
  現在の日本は1997年よりも状況が悪化している。なにし
  ろ、デフレの深刻化によって、法人企業のうち7割超が赤字
  状態なのだ。すなわち、法人税を支払っていないのである。
  さらに、デフレにより価格競争が激化し、国内企業はこぞっ
  て値下げや低価格を売りにビジネスを展開しているありさま
  である。こうした状況で消費税を5%から8%に上げたとし
  て、政府は、企業が普通に商品価格を上げることができると
  思っているのだろうか。業界全体でいっせいに値上げをして
  くれればともかく、現実には必ず裏切り者が出る。そんなこ
  とは企業側もわかっているので、結局は増税分を企業(バリ
  ューチェーンのどこかの企業)が呑むかたちになり、赤字企
  業がこれまで以上に増え、法人税の減少が消費税増税分を打
  ち消してしまうだろう。下手をすると、消費税を増税した以
  上に法人税や所得税が減り、政府の税収は結局は減少するこ
  とになる。実際に増税後の日本が減収になったとき、財務省
  は何と言い訳をするつもりだろうか。おそらく、顔色1つ変
  えずに、税収減と赤字国債の発行が増大したことを理由にあ
  げて、「財政が悪化した。さらなる増税が必要だ」と言うに
  決まっている。財務省の口車に乗せられ、政府が再び増税を
  実施すると、国民の支出という需要が減り、所得も腐小し、
  税収はさらに小さくなってしまう。
                 ──三橋貴明著/徳間書店
      『2014年世界連鎖破綻と日本経済に迫る危機』




【Vol.408】佐高信の筆刀両断~統一教会に攻撃された田中秀征~
佐高信の筆刀両断
佐高信 2022/09/09
私が統一教会の陰湿な恐ろしさを知ったのは、
自民党を出て新党さきがけを結成した田中秀征から、
つぎのような話を聞いたからだった。
選挙ゴロ的人間を排除できるからと、
参加費を取って演説会をやる田中は統一教会の手伝いを断った。
すると、即座に選挙区の全戸に「田中は容共だ」という攻撃のビラがまかれたという。
今度、『ZAITEN』の10月号で田中と対談したが、
その後も田中はリベラル派として統一教会に徹底的に糾弾された。
1年生議員ながら田中は自民党の綱領を改憲から護憲に変えようとしたが、
統一教会の機関紙『世界日報』で全面的にバッシングされたのである。
綱領改定委員会委員長の井出一太郎の倍くらい叩かれた。