【バイデン毟り取り】米・EU LNG供給拡大で合意 ロシア依存脱却へ連携強化 | ☆Dancing the Dream ☆

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2014年1月26日、ヌーランドは、尻込みするEUを”F××k the EU!!" と罵ったが、
8年後、2022年3月25日、バイデンは、ついにEUを抱き込み、
実際にEUにそうした。

そして、その玉突きの結果、ロシアと中国を近づけた。





米・EU LNG供給拡大で合意 ロシア依存脱却へ連携強化【WBS】(2022年3月25日)

アメリカのバイデン大統領はEUのフォンデアライエン・ヨーロッパ委員長と25日会談し、アメリカ産のLNG=液化天然ガスの供給を拡大することで合意しました。また、アメリカとEUはヨーロッパ諸国がロシアからの化石燃料への依存を減らすため、共同の作業部会を設置することでも一致しました。




Nord Stream
ドイツのオラフ・ショルツ首相は、ドネツク共和国とルハンスク共和国に対するロシアの認識とDPRとLPRが保有する領土への軍隊の配備の結果、2022年2月22日にノルドストリーム2の認証を停止した。Nord Stream 2 AGは2022年3月1日に破産を申請し、スイスのツークにある本社から106人の従業員全員を解雇した。(Wiki)


なぜアメリカは「ロシアがウクライナを侵攻してくれないと困る」のか

遠藤誉 中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士
yahooニュース 2/20(日) 22:15
https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20220220-00283005
”◆アメリカは液化天然ガス(LNG)輸出を増やし、ロシアに勝ちたい
 欧州のエネルギーの多くはロシアの天然ガスに頼っている。
 欧州委員会のウェブサイトにあるQuarterly Report Energy on European Gas Markets(欧州のガス市場に関する四半期エネルギー報告)(以下、「エネルギー報告」)によれば、2018年から2021年までに欧州における天然ガスの輸入先は以下(「エネルギー報告」の中でFigure9)のようになっている。
※欧州委員会のウェブサイトより Figure9グラフあり
 およそ3分の1ほどを、ロシアからのパイプラインを通して輸入している。
 ここにアメリカがないのは、このFigure9で扱っているのはパイプラインを通した輸入で、アメリカは遠いからパイプラインを使うことができず、タンカーの輸送でLNGを送っている。そのため、国別で示した図であるにもかかわらず、「LNG」という区分がある。
 面倒な表示をするものだと思うが、欧州委員会のやり方なので仕方がない。
 これに関しては「エネルギー報告」のFigure15を見るしかない。
 それを以下に示す。
※欧州委員会のウェブサイトより Figure15グラフあり
 これはLNGのみに注目した欧州の輸入先国の割合である。タンカーの動きに基づく手数料に基づいて計算したデータであるという。ここでもロシア(紫色)が入り込んでいるので、Figure9のパイプラインによる輸出量と合わせると、ロシアの割合はかなり大きい。
 世界はクリーンエネルギーを求めて動いているので、炭素排出量の少ない天然ガスは人気の的だ。特に脱原発を掲げるドイツは、早くからロシアと協力してノルドストリーム2の建築を進めていた。
 しかしトランプ元大統領はそれを面白く思わず、親露に傾いていたメルケル元首相とは犬猿の仲であったことは有名だ。なんとかドイツにノルドストリーム2を思いとどまらせたいのは、バイデンも同じなのである。
 したがって、「ロシアがウクライナに侵攻し、ロシアに制裁を加えなければならない」状態になるのは、バイデンには好都合だ。
 なぜなら、欧州諸国はロシアからパイプラインを通した天然ガスを購入せず、アメリカから液化天然ガス(LNG)を購入するしかなくなるので、アメリカのLNG関係者が潤い、今年秋の中間選挙でバイデン陣営に投票してくれる選挙民が多くなるだろうからだ。
 ロシアがウクライナに軍事侵攻すれば、ウクライナの周辺諸国は自己防衛のためアメリカから武器を買ってくれるので、アメリカの武器商人も潤うという計算だ。
◆アメリカのLNG生産能力が急増
 事実、2月8日のロイター情報<COLUMN-LNG market dynamics may be shifting to geopolitical drivers>(LNGコラム 市場のダイナミクスは地政学的な推進力にシフトしつつある)など、いくつかの確かな情報によると、アメリカのLNG生産量が年内に2割増になりそうで、特に欧州向けに輸出されているLNGの1月の前年比は、なんと4倍に急増していることがわかった。
 「ロシアがウクライナに侵攻してくる」と言っただけで、ここまでの現象が起きているので、相当に効果を発揮したということが言えよう。
 もっとも、2月4日、プーチンは北京を訪れて習近平と会談し、多くの協定を結んでいる。その中の13条から15条にかけては、すべてエネルギー問題に関してで、いずれも中国がより多くの天然ガスをロシアから購入するというものばかりだ。中国の需要を確保しておけば、西側諸国から制裁を受けて輸出量が減ったとしても、ロシアとしてはさして困らないというプーチンの計算もあるだろう。”


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https://ameblo.jp/et-eo/entry-12732989386.html

Washington Orchestrated Protests Are Destabilizing Ukraine
ー Paul Craig Roberts February 12, 2014

https://www.paulcraigroberts.org/2014/02/12/washington-orchestrated-protests-destabilizing-ukraine/

”The problem that has arisen between the US and EU with regard to Ukraine is that Europeans have realized that the takeover of Ukraine is a direct threat to Russia, which can cut Europe off from oil and natural gas, and if there is war completely destroy Europe. Consequently, the EU became willing to stop provoking the Ukraine protests.
The response of the neoconservative, Victoria Nuland, appointed Assistant Secretary of State by the duplicitous Obama, was “fuck the EU,” as she proceeded to describe the members of the Ukraine government that Washington tended to impose on a people so unaware as to believe that they are achieving independence by rushing into Washington’s arms. I once thought that no population could be as unaware as the US population. But I was wrong. Western Ukrainians are more unaware than Americans.”

↪︎ウクライナに関して米国とEUの間に生じた問題は、ウクライナの乗っ取りがロシアにとって直接的な脅威であり、そのことは、ヨーロッパを石油や天然ガス(露独間バルト海海底天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」)から切り離すことになり、戦争になればヨーロッパを完全に破壊するということを、ヨーロッパ人が悟ったことである。その結果、EUはウクライナのデモを刺激することをやめようという意志をもつようになった。
二枚舌のオバマによって国務次官補に任命された新保守主義者のヴィクトリア・ヌーランドは、「EUなんてクソ食らえ」という反応だった。彼女は、続けて、ワシントンの腕に飛び込むことで独立を達成していると信じているほど無自覚な国民にワシントンが押し付けようとしているウクライナ政府メンバーについて説明を進めたのだ。しかし、私は間違っていた。西ウクライナ人はアメリカ人以上に無自覚なのだ。”



Victoria Nuland at "Ukraine in Washington 2013": Ukrainians deserve a government that respects them
2013/12/14

ヴィクトリア・ヌーランド国務次官補(欧州・ユーラシア担当)は、12月13日、米ウクライナ財団主催の会議「Ukraine in Washington 2013」にて講演を行った。


(7:40〜)ヌーランド発言
We've invested over 5 billion dollars to assist ukraine in these and other goals that will ensure a secure and prosperous and democratic ukraine.

↪︎私たちはウクライナを支援するために50億ドル以上を投資し、これらやその他の目標、すなわち安全で繁栄した民主的なウクライナを確保するために取り組んでいます。


※スーパーメジャーの「シェブロン」と「エクソンモービル」がスポンサー。

✔︎シェブロン最大の単一資源プロジェクトは、オーストラリアの430億ドルのゴルゴンガスプロジェクトです。また、西オーストラリア州から天然ガスを生産しています。430億ドルのプロジェクトは2010年に開始され、2014年にオンラインになる予定だった。 このプロジェクトには、バロー島に年間1500万トンの液化天然ガスプラントの建設と、西オーストラリア州にガスを供給するために1日あたり300テラジュールを提供する能力を持つ国内ガスプラントが含まれます。また、西オーストラリア州でホイートストーン液化天然ガス開発も開発中です。プロジェクトの設立段階は290億ドルの費用がかかると推定されています。年間890万トンの合計容量を持つ2つのLNG処理列車、国内ガスプラント、および関連するオフショアインフラストラクチャで構成されます。2014年8月、シェブロンが50%の関心を持っている西オーストラリア州のWA-274-Pのラセター-1探査井戸でのガスコンデンセートの発見が発表されました。同社はまた、BP、BHPビリトン石油、シェル、三菱/三井、ウッドサイドを含む他の5人の投資家と均等に共有されているノースウェストシェルフベンチャーに関心を持っています。(Wiki)

✔︎エクソンモービルは、ロシアではサハリンIプロジェクトで85,000エーカー(34,000ヘクタール)を保有しています。ロズネフトとともに、東プリノヴォゼメルスキー畑を含むロシアで6360万エーカー(257,000km2)を開発しました。オーストラリアでは、エクソンモービルは沖合160万エーカー(6,500 km2)を含む170万エーカー(6,900 km2)を保有していました。また、ロングフォードガスコンディショニングプラントを運営し、ゴルゴンLNGプロジェクトの開発に参加しています。パプアニューギニアでは、PNGガスプロジェクトを含む110万エーカー(4,500 km2)を保有しています。
… 2022年3月1日、ロシアのプーチン大統領ウラジミール・プーチン大統領のウクライナ侵攻の中でロシア市場を終了するというBPとシェルの決定に続いて、エクソンモービルはロシアとのすべての関係を断ち切ると発表し、サハリン-Iプロジェクトを終了し、ロシアへのすべての新規投資を停止すると発表した。会社の声明の中で、エクソンモービルは「自由を守り、国家としての自分の未来を決定しようとしている」ウクライナの人々と共に立っていると詳述した。エクソンモービルは同時に、テキサス州ベイタウンの製油所と英国サウサンプトンの水素生産施設での青色水素と炭素の回収と貯蔵への投資を増やすと発表した。(Wiki)


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合衆国とEUはLNGの大型取引の締結を発表しました。
150億㎥のLNGを年内に供給します。
ロシアからのエネルギー依存から脱却します。
ガスのインフラ整備には時間がかかります。10年単位の事業となります。
バイデン大統領・ライエンEU委員長共同記者会見
質問時間なし
BBC
←ひと月前に予想した通り!
午後7:06 · 2022年3月25日·Twitter Web App


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バイデン大統領
水素エネルギーの開発と普及によって温暖化対策に多少時間がかかっても決定的解決を図る。
ライエンEU委員長
ロシアは信頼できるエネルギー供給者ではなくなった。歴史上最大の米欧関係によってロシアからの脱却をする。
BBC
←水素は予想外だったが、それ以外は予想通り、ついに来た


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3月25日
ロシアからのLNGは2千億立方メートルの依存。
合衆国からの供給は倍増となるが足りない。調達の多角化と電化による化石燃料依存の削減などでNET 0を目指す。
ロシアへの依存は脱却する。
(解説)BBC


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3月25日
おそらく水素は、再生可能エネルギーの「資源化」であろう。米欧の膨大な再生可能エネルギーを水素として貯蔵し、米欧間で融通する。
欧州では、電化を一挙に進めて、ガス直焚きボイラーを脱却する。


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3月25日
再生可能エネの水素による資源化、商品化は、相当先と考えていたが、合衆国では水素エネ実用化の実績はある。
テキサスなど産油地帯における化石資源由来水素という点が異なるが、水素パイプラインなど実用化済み。


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3月25日
バイデン政権は、EUをこの好機に抱き込み、一挙にこのさき数世紀の資源イニシアティブをとりに来ている。
水素については、さすがに今言い出すとは思わなかったが、化石資源産業の振興と水素革命を合わせれば、民主党左派を納得させられるという計算だろう。


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3月25日
やはりバイデン氏は、恐るべき人物だ。
穀物とエネルギーで世界を支配するのが22世紀にわたっても合衆国という偉大な構想であろう。
原子力も高い技術力を合衆国は維持しており、何らかのチャンスはあるだろう。
この先25年でエネルギー革命の基礎が築かれるかもしれない。


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3月25日
プーチンもトラムプもバイデン氏の道化。猿回しの猿。