参院運営委員会 山添拓 2022.1.19
山添議員
「いわゆるエッセンシャルワーカーの濃厚接触者においては、
検査で陰線が確認されることが前提に、
10日を待たずに待機を解除できることとされました。
ただし、その検査費用は事業者の負担とされています。
国の費用で行えるようにするべきではないでしょうか?」
山際大志郎 新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣
「オミクロン株が物凄い勢いで拡大するということで
柔軟に対応して今の状況になっている者ですから、
やはり、情勢検査とは少し趣の違うものとして扱ってきているということで、
事業者負担ということになっているんです。
しかし、おっしゃるようにエッセンシャルワーカーですから、
社会の機能を維持するために働いてくださる方々でございますので、
検査の費用をどうするかというのは検討の余地はあると思います。
持ち帰らせていただきたいと思います。」
山添議員
「都内の保育園にお子さんを預ける保護者から話を伺いました。
今年に入って保育士さんの陽性が買う人された。
ところが保健所は、接触の疑いのある人はいるけれども濃厚接触者なしと判断した。
その6日後、別の保育士と保護者の陽性が判明したが
やはり濃厚接触者なしと判断された。
その翌日、陽性となった保護者の子供ともう一人別の保育士も陽性と判明した。
この保育園では、接触の疑いのある保育士や保護者に自費での検査を求めて、
その結果、感染がこうして判明してきているわけです。
二点、伺います。
オミクロン株の感染力の強さを踏まえれば、
濃厚接触の定義、そのものを改める必要はないのか?と。
もしくは、医師の判断によって、濃厚接触やそれに順じる人は、
行政検査として無料で検査ができるように徹底するべきではないでしょうか?」
山際大臣
「先生のご指摘いただいたような事例があるということは、
他の事例なんかも承知はしているんですが、
しかし、一方でですね、
今回のオミクロン株がこれまでのデルタ株と
感染様式がそれほど変わらないという報告もございます。
すなわち飛沫感染であるということなんです。
”患者と同居している者”とか、
”概ね1m以内の至近距離で適切な防護をせずに患者と15分以上接触があった者”だとか、
今ある濃厚接触者の定義の骨格を変えるところにはないんだというふうに
我々は、いま判断しております。
一方で柔軟な部分もございまして、
保健所が、濃厚接触者と判断した場合の他に、
例えば一つの集団で複数の患者が発生しているような...
まさに、今のお話のような内容ですよね。
”濃厚接触者に該当するものの範囲を超えて、さらに幅広い対象者に対して
行政検査を行うことは可能。” ということになっておりまして、
この場合、本人の費用は当然ございません。」
山添議員
「やはり、医療保険で検査を受けると、検査そのものは費用が出ますけれども、
初診料がかかるとか、あるいはレントゲンを撮るとそれだけで数千円かかるということで
大変負担にもなっているということがあります。
総理は、”希望者は全て無料にする” と述べてきているわけですから、
やはり、これは改善して頂きたいと思います。」
「感染拡大地域での無料検査は、都道府県が民間業者などに委託して実施されています。
検査結果が陽性だった場合には、改めて医療機関を受診するように指示され、
もう一度検査を受けるように言われるという運用になっています。
しかしこれでは二度手間で、陽性者の保護が遅れて、
その間に濃厚接触者も増えることになってしまいます。
無償検査で陽性になったら、直ちに保護できるようにするべきではないでしょうか?」
山際大臣
「これもオペレーションの問題はだいぶあると思いますが、
現状どうなっているかというと、
医療機関において無料pcr検査の結果を持ってきていただくと。
それをお医者さんが判断をして陽性の確定診断を行うということは可能でございまして、
そのオペレーションをやって頂くということが一番現実的かなとと思います。」
山添議員
「今大臣が言われたような運用が徹底されることが大事だと思います。
感染力が強くて、発症までの期間も短い。
また治療薬も早期投与で効果が高いとされていますので、
陽性者を迅速に保護できるように改善を求めて質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。」