今後1週間のうちに、再び大きな地震が起きる可能性が高いので、
警戒し防災の準備をするようにとの警告が出されている。
さらに、2/15午後、和歌山県北部を震源とする震度4の地震が発生した。
この地震の震源は中央構造線断層帯付近だったのだろうか。
「南海トラフ地震」は、
東日本大震災の何倍もの甚大な被害をもたらすと言われている。
政府は、避難所の新型コロナ感染防止をどのように行うのかを
考えておかねばならない。
GOTOキャンペーンだの東京五輪だのと
浮かれたことを言っている場合ではない。
IWJ「ロックの会」(2016年4月9日)、
関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員・青木正美氏による警鐘。
日本における最大の国難「南海トラフ地震」とは?「中央構造線」とは?
近い将来発生する可能性の高い地震とその危険性について分かり易く解説。
「南海トラフ地震」この国難を乗り越えられるのか❓
ペインクリニックの医師である青木氏にとって、
阪神淡路大震災の際、医療支援活動が、地震の研究の原点である。
現在も関西学院大学災害復興制度研究所客員研究員として研究を続けている。
これから起こるであろう最も危惧される地震のひとつが「南海トラフ」だ。

日本列島は、4つのプレートの端境に立っている。

東日本大震災は、
「北米プレート」という陸のプレートに、
「太平洋プレート」という海のプレートが潜り込んでいて、
これが限界に達し戻ったときに起きる地震で、
「プレート境界地震」によって起こったものである。

同じように、プレート境界地震で非常に大きいものが、
『南海トラフ地震』である。
これは西の方で起きる。
「ユーラシアプレート」という非常に大きい陸のプレートに
「フィリピン海プレート」という海のプレートに潜り込んで、
これが限界に達すると跳ね返ってくる。
そのプレート境界地震が『南海トラフ地震』である。
『南海トラフ地震』には3つの震源領域がある。
①東海地震 ②東南海地震 ③南海地震

「東日本大震災」と「南海トラフ地震」の
想定される被害の比較をみると、
マグニチュード(地震の大きさ:地下で地面が割れる大きさ)はM9でほぼ同じ。
しかし、巨大な津波が起こり、浸水する面積は1.8倍。浸水人口は2.6倍。
恐ろしいのが、死者行方不明者で、
東日本:1万8800人、南海トラフ:37万3000人で1.7倍になる。
建物の倒壊数は、
東日本:13万棟、南海トラフ:239万棟で1.8倍になる。
経済的な被害は、今は約10倍と見積もられているが、
死者数行方不明者数、倒壊数からみると20倍、
あるいは、日本の中枢部が壊滅するので30倍とも考えられる。

『南海トラフ地震』で膨大な被害が想定されるエリアには、原発がある。
静岡県の御前崎市に中部電力の「浜岡原発」がある。
浜岡原発は、東海域の震源の真上に建っている。
東日本大震災の震源地は、福島第一原発から100km沖合だった。
2009年8月11日 - 御前崎沖の海上でM6.5の地震が発生している。
また、愛媛県の佐田岬半島の付け根付近の北側斜面には
四国電力の「伊方原発」がある。
南海トラフ地震は約100年に一回の頻度で起こるが、
今後30年以内に起こると言われている。

地震による原発災害は日本を壊滅させるだろう。
南海トラフ地震は非常に広域災害となる。
静岡県、愛知県、大阪府、四国全般、九州の一部まで津波被害、地震動の災害が起こる。
その上に原発災害を負う。
東海地震が起きると、震源の上に建つ浜岡原発は、
ボン!と、1mくらい隆起すると言われている。
地震が起こって5分後に、19mの津波がくる。
日本は、
世界の「マグニチュード7以上の地震が起きている場所」(紫)
「原発が立っている場所」(黒)が重なっている
地球上で最も危険な国である。