日刊ゲンダイ 2019年3月11日
またデタラメ数値だ――。
11日、2011年の福島原発事故から8年を迎えた。
民間のシンクタンク「日本経済研究センター」は
7日、廃炉や賠償などの処理費用が、
総額35兆~81兆円になるとの試算を発表した。
経産省が16年に公表した試算額は22兆円。
経産省は思いっきり過少試算して、
原発をゴリ押ししてきたのだ。
「世耕経産相は22兆円を前提に
『いろいろな費用を全部含めても、原発が一番安い』
と繰り返しています。
しかし、その22兆円が“真の数値”から懸け離れていた。
つまり、国民はミスリードされていたのです。
賃金やGDPをカサ上げして
アベノミクスの“成果”を見せかけた構図と同じ。
原発推進も偽装の上に進められていたわけです」(横田一氏)