親元の本省の大臣官房付(給与は親元の省が支払うための肩書き)で、
内閣官房に出向している内閣官房内閣参事官は、
小泉内閣の時に設けられた制度で、「連絡参事官」と呼ばれている。
職務として、首相官邸と本省との連絡調整を担う。
2015年4月2日、柳瀬 内閣官房総理秘書官と共に、
内閣参事官として、それぞれの省から内閣官房に出向していた
文科省の角田喜彦(私学行政課長)と、
農水省の青山豊久(秘書課長)が同席していた。
川内議員は、文科省、農水省から出向していた両 内閣参事官が
加計学園等の会合に同席していたかどうかを
〈政府として確定〉するように求めるが、
両省とも、本人に確認しても「していたと思う」などの
あやふや答弁しかしない。
また、川内議員は、質疑の冒頭に、
経産省から出向して、現在、総理秘書官の一人で、
4/14予算委で玉木議員の質疑中に、
ヤジを飛ばした佐伯耕三の前職についての質問をしている。
国会というのは、
選挙によって選ばれた国会議員同士が議論する場であり、
官僚が国会で行う答弁は、大臣がすべき答弁であるところを
技術的なこと補助的なことについて代わりに行っているに過ぎない。
補助的な黒子である政府側の官僚である 佐伯秘書官が、
野党議員に対して野次るなどは、前代未聞の由々しき事態であった。
佐伯耕三は、
2017年7月、史上最年少で首相秘書官(事務)に抜てきされており、
佐伯の前職は、〈内閣副参事官〉であり、
総理や総理秘書官を補佐する役目であった。
川内議員は、
なぜ、ここで佐伯の前職を聞いたのか?
問題の2015年4月2日当時、
内閣副参事官であった佐伯が、
あるいは、この会合に何らかの形で関わっていたという
疑念をもっているのだろうか?
例えば、佐伯は、
和泉総理補佐官の描いた加計スキームを遂行するために
各省参事官と調整しつつ、ボスに報告する
チョロチョロと動き回るネズミのような連絡係だったとか…?
佐伯は、第1次安倍政権から事務秘書官を務めていた今井尚哉の
経産省の16年後輩で、
今井の打診によって当時も秘書官付としてタッグを組んでいた。
そして、第2次安倍政権発足以来、
今井首相秘書官の右腕として、
安倍の施政方針演説などの草稿に携わり、
今井、佐伯コンビで、「戦後70年談話」を起草した。
