当ブログの2017年06月12日(月)の記事、
【妖怪・岸信介の子孫】安倍 × 加計の蝕害 / 加計孝太郎も岸の孫
この記事をお読み頂いた皆様に、
訂正とお詫びのお知らせがあります。
この記事は、IWJ代表の 岩上安身さんによる
次の発言に基づいて書いたものでした。
・岩上氏
「(須田氏は)本当に取材したんですかね。
岸の孫ですよ。加計孝太郎さんていう方はね。
縁戚じゃないですか。血がつながっている。
そんなネポティズム、一族のために、行政を歪めようという話ですよ。」
この発言は、
『IWJ 岩上さんによる2017年6月9日（金）
有田芳生議員インタビュー』において、
前川喜平氏に対する読売新聞の人格攻撃記事や、
須田慎一郎氏の捏造報道などを批判し、
「報道の劣化」について語られる中で発せられたものでした。
IWJ 岩上さんによる2017年6月9日（金）有田芳生議員インタビュー
岩上氏の「加計孝太郎氏は岸の孫」発言は、この時のもの。
ネット上で囁かれていた「加計孝太郎氏は岸の孫である」という情報が、
信頼をおいている岩上安身さんという
ジャーナリストの口から発せられたことから、
一定の信憑性のある情報として受け取り、
また、「報道のあり方」を問う内容のインタビューでもあったことから、
まさか他者を批判した上で、ご自分が根拠のない発言をする事は
あり得ないだろうと、この記事を書きました。
しかし、
「これが事実である」という《根拠が語られていない》ことは、
頭の隅で、気になっており、
約11ヶ月前に書いた記事ながら、
いまだにアクセスをいただいている事もあり、
先日、「加計孝太郎氏は岸の孫である」という発言の根拠について、
IWJに問い合わせてみました。
IWJからの回答は次のようなものでした。
IWJ
「岩上に確認したところ、この発言については、
現段階では裏が取れておらず、裏の取れていないものを、
確証があるかのごとく発言したのは、
私の誤りだったとのことでございました。
つきましては、該当情報については訂正し、削除させていただきます。
このたびはご指摘いただきありがとうございました。
また、裏が取れていない発言で
ご迷惑おかけしてしまったことをお詫びいたします。」
ご回答頂いたお礼を述べた上で、
さらに、なぜそのような発言をしたのか背景を説明して頂きたい旨と、
訂正、削除は、どこでどのよう行っているのかを
お知らせ下さるようにIWJにお願いしました。
IWJ
「こちら確認しましたところ、
該当箇所については、すでに昨年に動画から削除し、
9月25日付け日刊ガイドにて訂正をさせて頂いておりました。
↓訂正を打った日の日刊IWJガイドはこちら
https://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/32516
今回ご指摘いただいた箇所については、
既にカットした箇所のはずでございましたが、
手違いまたはカットの見落としがあるかもしれないため、
あらためて担当部署にてチェックさせていただきます。
また、発言した背景等は特になく、訂正の通りとのことでございました。」
昨年、9月25日付け日刊ガイドをチェックしてみると、
該当の訂正文というのは、次のようなものでした。
【IWJ編集部より訂正のお知らせ】
「訂正のお知らせです。今年の6月9日に行われた、
岩上安身による民進党・有田芳生参議院議員へのインタビューの中で、
岩上安身が「加計学園」問題に触れる発言で、
現段階で真偽が確認できない情報がありましたので、
映像からはカットいたしました。
ご了承いただきますと幸いです。」
…… 残念なことに、
IWJは、具体的に「加計孝太郎氏は岸の孫である」という発言を
訂正するとは、明示せずに、
岩上安身が「加計学園」問題に触れる発言で、
現段階で真偽が確認できない情報と暈し、
お茶を濁す形で、視聴者の認識を改めてもらおうとはせず、
コッソリとこの誤報を映像から削除して
済まそうとしていることが解りました。
過ちは誰にもあることですが、
過ちを正す際のIWJのこの姿勢は、
応援していた独立メディアであるだけに非常に残念でなりません。
そして、安易に根拠のないIWJ岩上氏の言葉を真に受けて
記事を書いてしまったことを反省し、
当ブログの当該記事を
読まれた皆様には、謹んでお詫び申し上げます。
当該記事には、本日付の訂正とお詫び文を加筆し、
一定期間 公開した後に、削除させて頂きます。