私は、もう、この件、
本当に怒っています!
幼稚園 、小中一貫で、子供に軍国教育を施そうとしている学校に、
国が、利益供与し、支援しているのですからね。
そこで、今夜は、
こんな事があっちゃいけない❗️という思いから、
瓢箪から駒…ちょっと新たに閃いた事があるので、
久しぶりにマイケル作品について書こうと思います。
マイケルのソロ作品群の中でも、
最も重要な曲、
『Heartbreak Hotel (This Place Hotel) −1980」の
〈表訳〉と〈裏訳〉を書いてみようと思います。
この曲がなぜ最も重要な曲だと思っているかというと、
マイケル作品が、
「マイケルジャクソン自叙伝」
「マイケルジャクソン預言書」のような形を成していく…
この曲は、その〈始まりの曲〉だと
個人的にはそう理解しているからです。
さて、『Heartbreak Hotel 』は、
ちょうど、ジャクソンズの後期の
『Triumph(1981』というアルバムに収められたマイケルのオリジナル曲で、
マイケルが、映画The Wiz(1978)に出演し、
その映画音楽担当だったクインシーと出会い、
ソロアルバム『Off the Wall (1979)』『Thriller(1982)』を生み出していく
彼の大変革期にリリースされた曲です。
この曲のストーリーは、
この曲を書いた日の〈10年前の同日の出来事〉だと
歌詞の冒頭にありますので、
ちょうど、モータウンと契約し、メジャーデビュー(1969)した頃の事を
歌っているという事になります。
マイケル、11歳の頃の事ですね。
ビリージーンに先立って書かれた曲であり、
表に現れた意味とは異なる
別の意味を隠蔽して内蔵する、
いわゆるダブルミーニングという手法を使うようになった
その走りの曲でもあると思います。
その〈表訳〉の方のストーリーは、
wikiにも説明があるように、
〜〜僕がガールフレンドを連れて、
ロマンティックな夜を過ごそうと、
ホテルの自分の部屋に行ったら、
ここで会う約束をしたと言う他の女の子がいて、
二人の仲は壊れた。〜〜
…というような、陳腐にも思える失恋痴話になっています。
マイケルが後に語っているように、
幼い彼が目撃した、他の兄弟や、ジョーパパの
ファンとのアバンチュールの揉め事の中に、
実際にあった出来事かもしれません。
ジャーメインは、ツアー中など、特に派手に女の子を連れ込んで、
まだ幼いマイケルに随分嫌な思いをさせたそうですから。
さて、問題は〈裏訳〉です。
これを読み解くキーワードは、
歌詞中の〈 My baby 〉だと思っています。
My babyという言葉をどう解釈するかによって、
全く異なったストーリーが見えてきます。
マイケルは、
「誰の心の中にも〈(神のような)子供〉が存在する」
という考えを持っていたようですが、
これを 歌の中では、My baby と呼んでいるのだと
解釈すると、あらゆる楽曲の中の
隠されたメッセージが見えてくるのです。
この〈My baby 内なる子供 :インナーチァイルド〉は、
〈僕の魂〉と言い換えてもいいでしょう。
この概念は、その後のマイケル作品全般に一貫して用いられており、
My baby は、性を超越しているようで、
時に He(男の子)と呼ばれたり、
She(女の子)と呼ばれ、性別は一定しておらず、
時には「It」という代名詞で呼ばれることもあります。
マイケルは、大変な読書家で、心理学も勉強していたようですが、
〈My baby 内なる子供〉は、
フロイトの精神分析学で言うところの
〈自我〉=「エス Es(ドイツ語)」「イド id(ラテン語)」
=「イット it(英語)」と同じ概念なのではないかと思います。
マイケルの死後、『This is it』という
彼が生前最後に挑んでいたライブステージのリハ映像を編集した
映画がヒットしました。
このThis is it の意味について話題になりましたが、
私は、この「it 」も、
同じく〈My baby 内なる子供〉を指しているのだと思っています。
つまり、This is it とは、「これが僕の魂」と意味になります。
こう考えると、
21歳でソロとして立ち、
51歳を目前にして50歳で召させるまでの
30年間、彼は、自分自身の魂を見つめ続け、
一貫して音楽に投影し続けてきたことが解るのです。
正に〈彼の音楽は、彼の魂そのもの〉ということになるでしょう。
そして、11歳のデビューから、
ソロとなるまでの10年間を、
総括する歌が、『Heartbreak Hotel』ということになります。
マイケルが愛した J・バリーの「ピータパン」物語の「パン」は、
ギリシャ神話のパン神から来ており、
パンは、ニーチェの言うディオニソス的なものにも、
通じるのではないかと思います。
その出で立ちは、キリスト教以前のアニミズムのシンボル、
Green Manです。
つまり、ピータパンは、外部から矯正されてしまう前の、
本来の生命力の象徴のような存在なのではないでしょうか。
そして、マイケルは、ピータパンをMy baby (僕の魂)そのものだと
感じていたのでしょう。
そして、何らかの外圧から、My babyが見失われてしまうと、
The lost children になるわけです。
私が〈裏訳〉として書き、
読み取った『Heartbreak Hotel』に隠されたもう一つのストーリーとは、
児童虐待に類する彼の身に実際に起こったであろう出来事についてです。
ライブの演出では、「HOTEL」の看板の文字が赤く光り、
曲のイントロにはモノローグがありますが、
後のヒット曲『Smooth Criminal』でも、同じ演出が使われています。
つまり、この2曲には、関連性があるということです。
『Smooth Criminal』の(表訳) (裏訳) の記事に詳細を書きましたが、
ここには〈父親による少女への児童性的虐待〉が
隠蔽されて描かれてると思っています。
『Heartbreak Hotel』と『Smooth Criminal』は一対の関係を持ち、
『Heartbreak Hotel』の方は〈少年への児童性的虐待〉が描かれていると
解釈できると思っています。
その〈裏訳〉のあらすじは、次のようなものです。
〜〜正に、デビュー当時、
マイケルのインナーチャイルド、彼の魂・My baby が傷つけられ、
彼の元を去って行ってしまったその現場、
あるHotel での、ある出来事。
彼のステージへの強い欲求と、
エンタメ界で生きる他ない宿命を見透かした大人たちは、
Sex&Drag&Entatainment の悪しき儀礼通過を企んでいました。
そこは、いわば芸能界とマフィアが繋がる秘密の売春宿だったのです。
そこで何が起こったか。
マイケルまでもインナーチャイルドを守ることから背を向けてしまった。
あなたはその場面を今目撃します。
ようこそ、ハートブレイクホテルへ!〜〜
…このように観客に向かって歌い、
ステージを繰り広げる訳です。
しかし、これが、まあ、なんとも難解な歌詞でして、
何度となく和訳、解読記事は書いてきたのですが、
どうしても読み解けない〈 謎のフレーズ 〉がありました。
そのフレーズとは、
下の赤字の部分です。
We walked up the stairs still concealing gloom
And there were two girls sitting in my room
She walked up to my face
And said this is the place
You said meet you right here at noon (ooh)
ぼくらは しんと静まり返った秘密の薄暗がりへと階段を登っていった
そして 二人の少女がぼくの部屋に座っていたのだ
彼女は ぼくの面前に歩み寄った
そして 「そう!これがその場所ですよ。
正午ピッタリに間違いなくここで会いましょう とあなたが言った、
それがこの場所ですよ」と言った
いったい、なぜ、
「ぴったり正午」「真っ昼間」に、Hotelで待ち合わせなのか?
さっぱり解らないのです。
歌詞の他のどこにも、at noonでなければならない訳を
補完するような言葉は、見当たりません。
しかし、閃きました。
映画です!
Noon といえば?
『High Noon 真昼の決闘 』です‼️
マイケルという人は、無類の映画マニアで、
自分の作品の中に、ありとあらゆるお気に入りの映画のエッセンスを
盛り込んでオマージュを捧げていますが、
マイケル自身も、従来のミュージックビデオに
革新を齎した当の本人であり、
その映像作品は「short movie 短編映画」と呼んでいましたし、
バッドツアーの最中にステージからの引退を宣言し、
本格的に映画監督になるつもりでいたのです。
マイケルは、『Heartbreak Hotel』の中に、
あの『High Noon 真昼の決闘』を仕込んでいた のではないでしょうか⁉️
11歳のマイケルの『真昼の決闘』とは、
どのようなものだったのでしょう。
『真昼の決闘』がどんな映画だったのかについては、
町山さんの解説を〜
「真昼の決闘」は、マッチョな西部劇が嫌いな人のための西部劇!
16:40〜 町山さんが『真昼の決闘』に影響を受けた映画を
たくさん挙げていますが、
マイケルの『Heartbreak Hotel』もこれに連なるのではないかと思います!
もうひとつ、マイケルがスティーブンキングに脚本を頼んで作った
映画『GHOSTS』という、何故か少量のVHSでしか出版されていない、
Thriller を超えたとも言える凄い作品がありますが、
ここで描いたのが〈普通の人々の中に潜む、自覚のない臆病で卑怯な悪〉
についてでした。
これも、正に『真昼の決闘』と同じコンセプトだと思います。
『真昼の決闘』が描いてみせた事は、
ハンナ・アーレントがアイヒマン裁判を見て指摘した
〈悪の凡庸さ〉にも通じるでしょう。
町山さんが、語っている体験談(20:43〜)の
以前勤めていた会社の酷い社長というのは、
宝島社の蓮見清一氏のことですね〜
つまり、西部劇のように、銃で撃ち合い殺しあう決闘こそ、
平時の現代社会にはありませんが、
ある意味、より陰湿で残酷な〈魂の殺害〉は、
私たちの生活の其処此処で行われているということです。
とりわけ、柔軟で無防備な子供に対して行われる
教育という名の〈魂の殺害〉は、罪深いものです。
このような冷血教育を推奨する者らは、
徒党を組んで繋がっており、
安倍クーデターに一役買っているのです。
たとえば、「日本躾の会」の理事に、
あのIS人質事件の〈湯川陽菜さんの民間軍事会社の顧問〉をしていた
「國安正昭」がいます。
彼は元外交官で、落選していますが自民党から衆院選に立候補しています。
IS人質事件は、これを機にテロとの戦いを謳い、
安保法成立のジャンピングボードに利用しましたね。
また、「新しい歴史教科書をつくる会」「体罰の会」の顧問は、
日本会議の会長の「田久保忠衛」です。
日本会議は、言わずと知れた日本最大の改憲勢力ですね。
彼らも、このような学校に子供を委ねる親御さんも、
「国を憂えている」
「国のために役に立つ子供に育てるのは良いことだ」
と思い込んでいるのでしょうが、
子供を国の道具に育てようとする自分自身の中に、
利他主義の仮面を被った〈悪の凡庸さ〉が潜んでいないか、
自問してみてはどうでしょうか。
善良な普通の人々、誰もが、
ナチの最高の道具だったアイヒマンの〈悪の凡庸さ〉の要素を孕んでいるー
否定したい事実ですが、
それは、戦争がなくならないことが、証明しています。
**************
マイケルデビュー当時のエドサリバンショーでのパフォーマンス(1969)
その10年後、マイケルが書いた
『Heartbreak Hotel』の表訳と裏訳を どうぞ〜♪
Heartbreak Hotel
(This Place Hotel)
1980年10月リリース/ジャクソンズのアルバム「Triumph 」より
written by MichaelJackson
[イントロ]
My footsteps broke the silence of the pre-dawn hours,
As I drifted down Bleaker St.
ぼくが寒々とした"ブレイカー通り"へ 彷徨い降りたとき、
ぼくの足音は、夜明け前の沈黙を破った。
Past shop windows, Barred against the perils of the night.
Up ahead, A neon sign emerged from the fog.
夜の危険を妨げる店々のウインドウを行き過ごした。
見上げると、霧の中から一つのネオンサインが浮かび上がった。
The letters glowed red hot In that way I knew so well, Branding a message into my mind, A single word, Hotel.
ぼくの馴染みのあの道の赤々と光った文字、
ぼくの心に焼印されたメッセージ、
一つの言葉、それは、Hotel。――
Live in sin
Ten years ago on this day, my heart was yearning
I promised I would never ever be returning
Where my baby broke my heart and left me yearning
(表訳)
罪深き情事
10年前の今日、ぼくの心は欲望していた
ぼくは 決して二度と戻らないと誓った
ぼくの恋人が ぼくの心をズタズタにし、
恋い焦がれるぼくを置いて去った場所へ
(裏訳)
罪深きライブステージ
10年前の今日、ぼくの心はステージを強く望んでいた
ぼくは 決して二度と戻らないと誓った
ぼくのインナーチァイルド(僕の魂)がぼくの心を破り
乞い願うぼくを置いて出て行った場所へ
*Live in sin・・《口語》「 (結婚せずに)セクシャルな関係をもつ。同棲する」
「罪業を積む」「醜業に従事する」という意味を持つ。
マイケル云はく「僕は音楽と結婚している」「ステージがホーム」
*yearning・・存在しないものあるいは誰かを望む
yen と同義語で、強い望み、欲望を表す。
その語源は、一説には、20c前半に中国語のyin (阿片の影響で中毒に陥る)からきた言葉であるという。
As we walked into the room, there were faces
Staring, glaring, tearing through me
Someone said welcome to your doom
Then they smiled with eyes that looked as if they knew me
This is scaring me
(表訳裏訳同じ)
ぼくらがその部屋に歩み入ると ご面々がそこにいて
凝視し、睨みつけ、猛烈な眼差しがぼくを貫いた
誰かが「君の運命へようこそ」と言った
そのとき 彼らはまるでぼくの事を知っていたかのような目で笑った
これがぼくを怖がらせる
We walked up the stairs still concealing gloom
And there were two girls sitting in my room
She walked up to my face
And said this is the place
You said meet you right here at noon (ooh)
(表訳)
ぼくとぼくの恋人は
しんと静まり返った秘密の薄暗がりへと階段を登っていった
すると ぼくの部屋には二人の少女が座っていた
彼女は ぼくの面前に歩み寄った
そして 「そう!これがその場所ですよ。
あなたが正午ピッタリにここで会いましょうと言った、
それが正にこの場所ですよ。」と言った
(裏訳)
僕と僕のインナーチァイルドは
しんと静まり返った秘密の薄暗がりへと階段を登っていった
すると ぼくの部屋には二人の少女が座っていた
彼女は ぼくの面前に歩み寄った
そして 「そう!その通り!
正午ピッタリにここで会いましょうという、
それが正にこの場所ですよ」と言った
This is Heartbreak hotel
Welcome to Heartbreak hotel
So this is Heartbreak hotel
This place is Heartbreak hotel
(表訳裏訳同じ)
こちらがハートブレイクホテルでございます
ハートブレイクホテルにようこそ お越しを
さて こちらがハートブレイクホテル
これぞハートブレイクホテルでございます
Hope is dead
She thought that I had cheated for another lover
I turn my back to see that I am undercover
Now I can't convince this girl there ain't no other
(表訳)
望みは消えた
彼女はぼくが他の情人と浮気をしていたと思ったのさ
ぼくは自分が秘密を隠していることを無視した
今ではもう この少女に
他には恋人がいないと
ぼくは 説得することなどできはしない
(裏訳)
真昼の決闘で "希望"は死んだ
僕のインナーチァイルドは、
他の愛するもののために僕が裏切っていたと思ったのさ
ぼくは自分が "庇護者" であることを弁えることに背を向けた
今ではもう ぼくのインナーチァイルドに
どうすることもできないことを
ぼくは 言い聞かすことなどできはしない
Someone's evil hurt my soul
Every smile's a trial thought in beguile to hurt me
This is scaring me
Then the man next door had told
He's been here in tears for fifteen years
This is scaring me
(表訳裏訳同じ)
誰かの邪悪さがぼくの魂を傷つけようとしている
ぼくを傷つける為にだます試験的な考えをもった皆の笑顔
これがぼくを怖がらせる
そのとき 隣の部屋の男が言った
彼は15年もの間ここで涙に暮れているのだと
これがぼくを怖がらせる
We came to this place, where the vicious dwell
And found that wicked women run this strange hotel
There was Sefra and Sue,
Every girl that I knew
And my baby said love is through (ooh)
(表訳)
ぼくらはやって来た 悪徳の棲みつくこの場所へ
そして 性質の悪い女達がこの奇妙なホテルを動かしているのだと解った
セフラにスーがいた
ぼくが知っていたどの少女も
そして 僕の恋人は言った「愛は通り過ぎて行った」と
(裏訳)
ぼくらはやって来た 悪徳の棲みつくこの場所へ
そして 性質の悪い女達がこの奇妙なホテルを動かしているのだと解った
セフラにスーがいた
ぼくが知っていたどの少女も
そしてぼくのインナーチャイルドは言った「愛は通り過ぎて行った」と
This is Heartbreak hotel
Welcome to Heartbreak hotel
So evil Heartbreak hotel
This place is Heartbreak hotel
(表訳裏訳同じ)
こちらがハートブレイクホテルでございます
ハートブレイクホテルにようこそお越しを
さて こちらが邪悪なハートブレイクホテル
これぞハートブレイクホテルでございます
Someone said my Heartbreak hotel
This is Heartbreak hotel
Ten years ago today
This is Heartbreak hotel…
(表訳裏訳同じ)
誰かが言った わがハートブレイクホテル
これがハートブレイクホテル
10年前の今日
これがハートブレイクホテル・・
Someone’s stabbing my heart
This is Heartbreak Hotel
Ten years ago today
Hurting my mind
You break My Baby’s heart
This is Heartbreak Hotel
Just welcome to the scene
(表訳)
誰かがぼくのハートを 刺し抜いている
これがハートブレイクホテル
10年前の今日
傷ついたぼくの心
おまえがぼくの恋人の心を破壊する
ようこそお越し頂きました まさにちょうど その場面に
(裏訳)
誰かがぼくのハートを 刺し抜いている
これがハートブレイクホテル
10年前の今日
傷ついたぼくの心
おまえがぼくのインナーチャイルドの心臓を破壊する
ようこそお越し頂きました まさにちょうど その場面に
*the scene・・この「その場面」という言葉は、冒頭の「Live in sin」にリンクし、
「罪深いライブステージ」を意味する。