マイケルジャクソンのアルバム
『HIStory: Past, Present and Future, Book I』(1995)
Disc2に収録された『Money』という楽曲には、
非常に聞き取りにくいのですが、
《悪徳資本家を名指しで批判》した音声が含まれていますね。
" If you want it, you earn it with dignity.
Vanderbilt, Morgan, Trump, Rocerfella, Carnegie, Getty "
「金が欲しいのなら、尊厳をもって金を稼ぐことだ。
ヴァンダービルト、モルガン、トランプ、ロックフェラー、
カーネギー、ゲティ 」
彼らは、18-19cに欧州からアメリカに移民し、
大方、" 尊厳をもって" とは言えないやり方で無一物から成り上がった
泥棒男爵(robber baron)たち、
その子孫は、今も大富豪として1%の特権階級の最上位に君臨しています。
この中に、現在、11月に本投票を控えている米大統領選挙の
共和党の大統領候補として、
極右を選対に据え、大暴走しているトランプの名が、
私には聞こえるんですが、どうでしょう?
アメリカに突如として現れたトランプのような暴言を吐く際物候補が、
なぜ、熱狂的な支持を集めているのでしょう?
右傾化は世界的な現象となっており、
労働者階級が極右勢力の支持基盤になるという
ユニットが出来上がっています。
アメリカならPoor white、イギリスならChavs、日本ならネトウヨが、
新自由主義のスーパーリッチを支える💧…という奇妙な図を描いています。
…これは怪奇現象ですね。
しかし、怪奇現象というものには、トリックがつきものです。
例えば、タックスヘイブンで脱税をするような富裕層は、
既得権を維持するためには、
不公平な格差の根本原因を隠し、批判の矛先をかわさねばなりません。
例えば、彼らは、マスコミを使って、
生活保護を不正に受けた者を叩き、
社会的支援で家を手に入れた移民を殊更に取り上げて、
労働者階級の怒りや妬みを煽るのです。
つまり、格差の底辺で喘ぐ者たちが、
仲間をより下へ蹴り落とすことで鬱憤晴らしをし、
自分たちの不正をすっかり忘れてくれるよう謀っているのです。
このようにして新自由主義のプロパガンダはまんまと成功しています。
さて、
今夜は、ドナルド・トランプの出自について調べてみました。
「移民排除」を吠えるドナルド・トランプの先祖も、
もちろん、「移民」だったはずですね。
アメリカでは欧州を始め世界各地からの移民が婚姻を重ねているため、
多くの人が非常に複雑なファミリーツリーを持っており、
ルーツを知るために、これを調べるサイトがあるようです。
因みに、モルモン教徒たちは、非常に優秀な調査力をもっており、
ソルトレイクのモルモン教教会には、
世界最大級の家系図図書館(Family History Library)があるのだそうです。
以前、クインシー・ジョーンズのルーツについて一連の記事、
http://ameblo.jp/et-eo/entry-11944247832.html
http://ameblo.jp/et-eo/entry-11945063888.html
これらを書いた時に、発見したのですが、ネット上でも、
https://www.geni.com/people/Donald-Trump/6000000007106626344
この↑GENI というサイトなどで、家系を遡って調べることができます。
トランプ一家の移民1世、
ドイツの貧しい農村からアメリカに移民してきたのは、
ドナルド・トランプの祖父、
フレデリック・トランプ氏 ↓です。
Gwenda Blair 著・
『The Trumps: Three Generations That Built An Empire
(トランプ一族: 3世代が築いた帝国)』では、
" 英語もできず、縁故もない移民1世の若者、
D・トランプの祖父は、ゴールドラッシュに群がる鉱夫相手の
「酒とSex」売春斡旋で財をなした " ことを記しています。

Friedrich Trump
Also Known As: "Trumpf", "Frederick", "Fred"
Birthdate: March 14, 1869
Birthplace: Kallstadt, Rhineland-Palatinate, Germany
Death: Died March 30, 1918 in Queens, New York, USA
Place of Burial: Middle Village, Queens, New York, USA
Immediate Family:
Son of Christian Johannes Trump and Katerina Trump
Husband of Elisabeth Trump
Father of Henry Trump; Elizabeth Walter; Frederick Christ Trump and John George Trump
Brother of Konrad Trump; Barbara Trump; Katharina Trump; Johannes Trump; Jakob Trump and 2 others
フレデリック(フリードリッヒ)・トランプは、
ドイツ南西のプファルツ州カルシュタットという
比較的貧しい、古くからぶどう栽培などが行われていた村に生まれた。
フレデリック自身は、ドイツのルーツを否定し、
父はスエーデンのカールスタードのスエーデン人だと主張しているが、
父も祖父も曽祖父も、彼から6代先へ遡っても皆ドイツ生まれである。
(アメリカへ移民した後、ユダヤ人相手の商売をしていた都合上や、
第一世界大戦でドイツが敵国だったことからドイツ系であることを隠していた。)
フレデリックの父はぶどう園を所有していたが、
肺を患い借金を残して早生した。
フレデリックは、14歳で理髪店に丁稚奉公に出され、
2年半、週7日休みなく働き、その後故郷に戻るが、就職口もなく、
兵役の年齢に近づいていたこともあり、
アメリカに移民することを決意する。
1885年、16歳のトランプは、姉キャサリンと共に、家出同然で、
ブレーメンからドイツ汽船に乗り、アメリカ、ニューヨーク市マンハッタン島の
南端の移民局キャッスルガーデンに「農民」として上陸した。
ドイツ系の理髪店に職を得て、労働者階級の町Lower East Sideに
親戚と雑居しながら6年間働いた。
1891年、シアトルに引っ越し、節約し貯めた金で歓楽街にレストランを買った。
この店は、Dairy Restaurantということで、乳製品を扱う食堂であるが、
ただしユダヤ人には宗教的戒律から肉と乳製品を一緒に食べないことに対応した店であることが解る。このレストランとは、酒と賭博を提供する、いわゆる売春宿だったのである。
23歳の彼は、シアトルで米国市民となる。
3年後、この店を売り払い、シアトル東部のパインレイクに
初めて不動産を購入した。
そして、1894年、一攫千金を夢見てゴールドラッシュに湧く
鉱山の町モンテクリストで鉱夫相手のホテルを経営することなった。
この店は、ホテルと言っても、酒に博打で遊ばせる同じく売春宿であり、
当時の国土局は機能しておらず、別の者がすでに権利を持つ土地に
権利手数料も支払うことなく建てられ、割の良い商売になった。
この店は後に購入した。
しかし、元々モンテクリストは、ロックフェラーの誇大宣伝に踊らされて
人々が押し寄せたが、期待されるほど、金銀は採掘できず、
鉱山の町は衰退した。今ではゴーストタウンになっている。
ここでの私財を売却し、フレデリックはシアトルに戻り、
また新しいレストランを経営することにした。
このローンの支払いは、安く購入していたいくつかの採掘権が、高値で売れ、
さらに投資しては大きく儲け、四週間で済ませることができた。
1898年、全てを売却し、売春斡旋と投資ビジネスで資産を得ていた
フレデリックは、ぎゅうぎゅう詰めの船に乗り、
ユーコン川を北へ向かった。
クロンダイクのゴールドラッシュのカナダへと、
無計画のまま、White Pass and Yukon Routeを旅をし、
雪の峠を越える探鉱者が列をなして進む危険なこの道は、
ムチ打たれて死んだ馬、ロバ、ラバ、牛、犬の死骸や骨が
凍ったまま転がっているような凄惨な光景が広がっていた。
彼は、立ち並ぶテントの一つで、炭鉱夫仲間とレストランを開いた。
この店は “Dead Horse trail”と呼ばれ、死んだ馬を
調理して料理として出したことからの名称だった。
このようなテント小屋のレストラン、ホテルを経営し、
日に3000食を賄い、酒、賭博、売春の類の鉱夫たちの
退廃的享楽を提供する商売で、一時は2階建ての建ての店を
構えるまでに成功した。
しかし、パートナーと酒の問題で共同経営がうまく行かなくなり、
これに見切りをつけた。
裕福な男となって、1901年32歳のフレデリックは、
故郷ドイツの村に戻り、友人の紹介でエリザベスと結婚する。
母親はエリザベスの家が社会的地位が低いことから結婚に反対した。
フレデリックは妻と共に再びアメリカに戻り、
ニューヨークで、理髪店、レストランホテルマネージャーなどの
仕事を得るが、妻が娘を出産と同時にドイツに戻る。
ドイツでは50万ドル相当の蓄財の記録が残る。
1904年、ドイツ当局は、フレデリックが脱税と兵役回避のために
アメリカに移住したことを調べ上げ、これを処罰。
ドイツから追放され、1905年ニューヨークに舞い戻った。
フレデリックはメダリオンホテルでマネージャーとして働き、
やがて、マンハッタンのウォール街で理髪店を経営し非常に繁盛した。
しかし、第一世界大戦中、1914-8年の間は、反ドイツの風潮から
ドイツ人であるフレデリックは身を縮めていなければならかった。
ドイツの潜水艦が、アメリカ人が多く乗っていた英国船を
撃沈したことから、世論に押されアメリカは三国協商に味方して参戦した。
1918年、フレデリックは流行していたインフルエンザが原因で49歳で死去した。
モータウンのCEO.ベリー・ゴーディとジェイニー・ブラッドフォードによって作られた。
1959年、バレット・ストロングが歌うこの曲は、タムラ(モータウンの前身)
から出たが、その後1960年、ゴーディーの姉のレーベルアンナ・レコードの盤で
チャートを上昇した。ビートルズ、ローリング・ストーンズ、キングスメン、
フライング・リザーズ、シークレット・マシーンズ、ソニックス、
そして同じレーベルのシュープリームス、ミラクルズ、
それから・・日本でもRCサクセションなどによってカバーされた。
Money (That's What I Want)
words and music by Bradford, Gordy
The best things in life are free
But you can get 'em to the birds and bees
I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
人生で最高のもの それは自由
だけど そんなものは鳥か蜂にでもやっておけ
俺にゃ金が必要だ (それが俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
Your love give me such a thrill
But your love don't pay my bills
I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
お前の愛は こんなにも俺をゾクゾクさせる
だけど お前の愛じゃ請求書の支払いはできやしない
俺にゃ金が必要だ (それが俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
Money don't get everything, it's true
But what it don't get, I can't use
I need money (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
That's what I want (that's what I want)
金ですべてが手に入るわけじゃない それは真実だ
だけど、金で手に入れなきゃ 俺は何も使うこともできないだろ
俺にゃ金が必要だ (それが俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
それが俺の欲しいもの(そう俺が欲しいもの)
Money (that's what I want)
Lots of money (that's what I want)
Whole lot of money (that's what I want)
Aha (that's what I want)
Aha ha ha ha ha(that's what I want)
Whoa yeah (that's what I want)
金(それが俺が欲しいもの)
もっとたくさんの金(それが俺が欲しいもの)
ああ(それが俺が欲しいもの)
ああ あ、あ、あ、あ、(それが俺が欲しいもの)
おぉ そうさ(それが俺が欲しいもの)
Give me money (that's what I want)
A lots of money (that's what I want)
Always need greens (that's what I want)
(that's what I want)
Aha ha ha ha ha (that's what I want)
Whoa yeah (that's what I want)
Give me money
金をよこせ(そう俺が欲しいもの)
たくさんの金だ(それが俺の欲しいもの)
いつも札束が必要なんだ(それが俺が欲しいもの)
(そう俺が欲しいもの)
ああ あ、あ、あ、あ、(それが俺が欲しいもの)
おぉ そうさ(それが俺が欲しいもの)
金をよこせ
Money 「HIStory: Past, Present and Future, Book I(1995)」収録曲
Money
written by Michael Jackson
Money.
Money...
Lie for it
Spy for it
Kill for it
Die forit
金
金・・・
金のために嘘をつき
金のために嗅ぎまわり
金のために殺し
金のために死ぬ
So you call it trust
But I say it's just
In the devil's game
Of greed and lust
They don't care
They'd do me for the money
They don't care
They use me for the money
それで 君はそれを信頼と呼ぶ
しかし 僕は それは物欲と色欲の
悪魔のゲームと言う
奴らはかまっちゃいない
奴らは金のために僕に仕掛けてくる
奴らはかまっちゃいない
奴らは金のために僕を利用する
*トラスト=企業合同、独占の形態。ジョン・ロックフェラーがアメリカ初のトラストを結成した。
So you go to church
Read the Holy word
In the scheme of life
It's all absurd
They don't care
They'd kill for the money
Do or dare
The thrill for the money
それで 君は教会に行き
生活習慣として
聖書を読む
全くバカげているよ
奴らはかまっちゃいない
奴らは金のために殺す
一か八かの
金のためのスリルさ
You're saluting the flag
Your country trusts you
Now you're wearing a badge
You're called the "Just Few
And you're fighting the wars
A soldier must do
I'll never betray or deceive you my friend
but...
君は旗に敬礼し
国は君に信任する
今や 君は勲章を身につけている
君は「選ばれし者」と呼ばれる
そして 君はその戦を戦っている
兵士は戦わなければならない
「決して君たち友人を裏切ったり、騙したりしない」とね
しかし・・・
If you show me the cash
Then I will take it
If you tell me to cry
Then I will fake it
If you give me a hand
Then I will shake it
「もし あんたが現金を見せるなら
その時は 受け取っておこう
泣けと言うなら
その時は 泣くふりもするぜ
手をさし出されれば
その時は 握手するさ」ってさ
You'll do anything for money...
君は金のためなら 何でもするんだ
Anything
Anything
Anything for money
Would lie for you
Would die for you
Even sell my soul to the devil
Anything
Anything
Anything for money
Would lie for you
Would die for you
Even sell my soul to the devil
何でも
何でも
金のためなら何でも
君のために嘘をつくさ
君のために命も捨てる
悪魔に魂さえ売る
何でも
何でも
金のためなら何でも
君のために嘘くさ
君のために命も捨てる
悪魔に魂さえ売る
Insurance?
Where do your loyalties lie?
Is that your alibi?
I don't think so
You don't care
You'd do her for the money
Say it's fair
You sue her for the money
保険料だって?
君の忠誠心はどこで寝そべってるんだ?
それが君のアリバイかい?
僕はそうは思わないね
君はまったくかまっちゃいない
君は金のためなら彼女に仕掛けるのさ
それが当然と言うように
金のために彼女を訴えるのさ
Want your pot of gold
Need the Midas touch
Bet you sell your soul
Cuz your God is such
You don't care
You kill for the money
Do or dare
The thrill for the money
「金の壷(打出の小槌)を求めよ
ミダス・タッチ(触れるもの全てを金に変えるミダス王の手)を必要とせよ
お前自身を賭けて お前の魂を売るのだ」って
君の神はそんな神だからね
奴らはかまっちゃいない
奴らは金のために殺す
一か八かの
金のためのスリルさ
Are you infected with the same disease
Of lust, gluttoney and greed?
Then watch the ones
With the biggest smiles
The idle jabbers...
Cuz they're the backstabbers
君も同じ病気に感染しているのかい?
色欲と大食と貪欲の病に?
そうならば 奴らに気をつけろ
満面の笑顔のヘラヘラとした早口のおしゃべり屋に
なぜなら 奴らは裏切り者だ
If you know it's a lie
Then you will swear it
If you give it with guilt
Then you will bear it
If it's taking a chance
Then you will dare it
君はそれ(金の神)が嘘だと解っていても
それ(金の神)に誓うだろう
罪を負っても誓いをたて
証言するだろう
それがチャンスを掴むことだとしたら
あえてそれに挑むだろう
You'll do anything for money...
君は金のためなら、何でもするだろう
Anything
Anything
Anything for money
Would lie for you
Would die for you
Even sell my soul to the devil
[Repeat x 4]
何でも
何でも
金のためなら何でも
君のために嘘くさ
君のために命も捨てる
悪魔に魂さえ売る
You say you wouldn't do it
For all the money in the world
I don't think so
If you show me the man
Then I will sell him
If you ask me to lie
Then I will tell him
If you're dealing with God
Then you will hell him
君は 世界中の全ての金のためでも
そんなことはしないと言う
僕はそうは思わないね
もし君はそいつを見せられりゃ
その時は 彼を売るだろうさ
嘘をつけと頼まれりゃ
その時は 嘘をつくだろう
もし神と取引していても
神さえ地獄に送るだろうさ
You'll do anything for money
金のためなら何でもするんだ
Anything
Anything
Anything for money
Would lie for you
Would die for you
Even sell my soul to the devil
[repeat x 8]
[words in the background]
If you want it, you earn it with dignity.
Vanderbilt,Morgan, Trump, Rocerfella, Carnegie, Getty T.
何でも
何でも
金のためなら何でも
君のために嘘もつくさ
君のために命も捨てる
悪魔に魂さえ売る
(繰り返し)
[バックグラウンドの言葉]
もし、君らが金が欲しいのなら、尊厳をもって金を稼ぐことだ
ヴァンダービルト、モルガン、トランプ、ロックフェラー、
カーネギー、ゲティ・ティー