2012.3.22参院予算委員会公聴会 「外交・安全保障」について
311から5年。
どうぞ、
村田光平先生の魂から絞り出すような訴えと
=30:35~ / 2:23:15~ /2:26:05~ / 2:29:15~30:49
岡元行夫の発言を聞き比べてみてください。
岡本行夫・・
1兆5000億円と推定されている辺野古滑走路建設費。
とすれば、その3%の450億が、
アメリカと日本の間をもつ彼のコンサルティング料。
450億もの金が、コンサルタント会社"岡本アソシエイツ"に
転がり込みます。
辺野古への基地移設されるなら、
この巨万の金がゼネコンに、
そして、沖縄へ、下請け、孫請け、孫孫請けと流れる・・
これに、土建屋が、そして政治家が群がるのです。
1996年、橋本政権下で、普天間「返還」策が流れ
ある種のガス抜きのごとき
北部振興策として総額1000億円
嘉手納の島田懇の7000億円の金。
これを持ち込んだのも内閣総理大臣補佐官の岡本行夫でした。
小泉政権下でも、内閣総理大臣補佐官となり、
2003年イラク日本人外交官射殺事件で亡くなった
奥克彦さんらが復興支援のために駆けずり回って
挙げてくる情報を基に、
岡元行夫が、
日本の各企業に対するイラク復興需要の「箇所付け」を行う・・
ゼネコンなど日本のグローバル企業の
イラクへの個別の予算配分を行った・・
これが、彼のスタイルなのです。
稀に見る利得権益中毒。
重篤な強欲病。
さて、
岡本行夫が、あちこちで、吹聴してきた
お気に入りのウソのひとつに、
お人好しの日本人に、
アメリカを代弁して恩を売るような
「高鈴」物語というものがあります。
集団的自衛権の行使への反発をかわすためのウソ。
日本人を見縊っているとしか言いようがありません。
岡本行夫一流の心理作戦ですね。
命を賭して任務に当たった若いアメリカ兵士の死、
また、遺族の方々の痛みに対し、
このように事実を捻じ曲げて政治利用することに
憤りを感じます。
思うに、この岡本行夫「高鈴」物語のアレンジ版が、
フリップを使った、
「安倍自ら語る集団的自衛権行使がなぜ必要か?
国民の皆様への丁寧な説明」~なのではないでしょうか。
~諸外国で活躍する日本のPKOやNGOが武装集団に襲われても、
その地域の自衛隊は日本人を守ることができません。
これでいいのでしょうか?~
一国の総理が国を大転換させ、
戦争へ向かわせる法案について説明する内容としては、
あまりにも軽薄。あまりにも陳腐。
しかし、岡本行夫は、
このようなアメリカ仕込みの口先三寸法螺話で、
莫大な利権を操って来たのです。
2014/8/15 NHKスペシャル シリーズ日本新生
「戦後69年 いま“ニッポンの平和”を考える」
(3:09~)岡本行夫が語る「高鈴」物語
この話は事実とはかなり異なります。
2004年4月24日、日本郵船の石油タンカー「高鈴」が、
自爆攻撃を受けた事件であるかのように説明していますが、
狙われたのは、船ではなく、港湾の油田施設でした。
日本人を守るためにアメリカの兵士が命を落としたわけではありません。
「高鈴」はたまたま近くに停泊していたので被害を受けたのです。
因みに、この話は、
2007年、石破氏が補給支援特別措置法(新給油法)を説明する際にも、
流用されました。
海上自衛隊が補給支援しアメリカの自衛戦争、
「テロとの戦い」に参加する法律でした。
シンクタンクGlobalSecurityの殉職者リストから、戦死者を調べると
マイケル・J・ペルナセリ一等海曹(Petty Officer 1st Class Michael J. Pernaselli)、クリストファー・E・ワッツ二等海曹(Petty Officer 2nd Class Christopher E. Watts)、ネイサン・B・ブルッケンザル三等海曹(Petty Officer 3rd Class Nathan B. Bruckenthal)の3名が犠牲になったことが分かります。
122 Petty Officer 1st Class Michael J. Pernaselli 27 24 April 2004 USS Firebolt, forward deployed to Manama, Bahrain Died when suicide bombers using boats launched waterborne attacks against oil facilities off Basrah in the northern Persian Gulf, ~100 miles from Umm Qasr
123 Petty Officer 2nd Class Christopher E. Watts 28 24 April 2004 USS Firebolt, forward deployed to Manama, Bahrain Died when suicide bombers using boats launched waterborne attacks against oil facilities off Basrah in the northern Persian Gulf, ~100 miles from Umm Qasr
124 Petty Officer 3rd Class Nathan B. Bruckenthal 24 24 April 2004 US Coast Guard, assigned to Tactical Law Enforcement Team South Detachment 403 DoD Release: Died in the Northern Persian Gulf as a result of a waterborne attack(1st Guardsman killed in action since the Vietnam War)
この事件の内容は、
3名のうちの一人の米兵、
Nathan Bruckenthalネイサン・B・ブルッケンザル氏のwikiで
詳細を読むことができます。
それによれば、2004年4月24日夕刻、
ペルシャ湾のホール・アルアマヤ石油ターミナル(the Khawr Al Amaya Oil Terminal)に1隻のダウ船(小さな帆かけ船)が接近していた。
搭乗チームメンバー、及び将校として訓練を受けたブルッケンザル氏( アメリカ沿岸警備隊United States Coast Guardsman )は、他の1人のアメリカ沿岸警備隊と5人のアメリカ海軍からの船員を伴っていた。彼らグループは、RHIB(=軽量で高性能かつ高容量のボート)に搭乗しダウ船を追跡。彼らクルーがダウ船に乗り込もうと態勢を整えたとき、ダウ船が爆発しました。
これによって、ブルッケンザル氏と二人の海軍下士官もまた死亡。
他3人の海兵隊員が負傷しました。
彼らは、Purple Heart勲章(名誉戦死傷章)を授与された。
ブルッケンザル氏は、Purple Heart勲章 Bronze Star Medal勲章(作戦において英雄的、かつ名誉ある奉仕を行い、成果を挙げた兵士に授与される)を授与され、アーリントン国立墓地 に埋葬された。没年24歳。
岡本行夫が紹介した「高鈴」物語の
実際の話の骨子は、
アメリカの若き青年兵士3名が、
異国の地で「石油利権を守る」ために命を落とし、
家族の元に届けられたのは、
遺体とリボンのついたメダルだったということ。
何かを抗議するために小さなダウ船に乗って自爆した
名も解らない何者かと共に死んだということ。
軍隊が海外の油田、製油所、パイプラインや
石油タンカーの航路を守るために配備されるケースが増えており、
世界的な石油保護サービス、
他国の石油収奪のための用心棒に変わってきているという
集団的自衛権の行使のリアリティを感じられる事件の紹介でした。
岡本の法螺話を真に受けた鳥越さんは、
「たしかにタンカーは、自衛隊が守らなきゃダメ」とおっしゃっていますが、
そうですか?
確かに石油は必要ですが、
そもそも、小泉政権がイラク戦争自衛隊派遣するまでは、
中東の人々は、日本人には好意的で安全だったはず。
日本がやるべきことは、
「アメリカの戦争に関わらないこと」ではないでしょうか。
人道支援家の高遠菜穂子さんも、
友好的な経済協力関係を築いてきた海外で活躍する先輩たち、
中東の人々と共に汗を流してきた日本のビジネスマンのおかげで、
日本がアメリカの戦争に巻き込まれるまでは、
過分に日本人に対する信頼が厚く
助けられたとおっしゃっていました。
それが、自衛隊イラク派遣から一転し、
「JAPAN」というロゴは付けないようにしなければならなかったと。
そして、ビジネスマンであれ、人道支援者であれ、
逆に武装することの方が危険で、
銃をもった護衛をつけるのは、
紛争地を知らない者のすることだと言っていましたね。
そして、たとえば、
「タンカーは守らねば」が、次第にエスカレートして、
やがて、軍がグローバル企業の専用用心棒のように
なって行きはしないでしょうか?
「貧しい者」が軍隊に。
「貧しい者」が「富める者」を命をかけて守り、
「富める者」が「強くて富める者」になるという構図。
世界が「戦争=格差」化していると言っていた、
安田純平さんの言葉を思い出します。
本当の戦場を自分の目で見て来た人たちの真実の言葉は、
こういう時に、私たちが判断を誤らないように、
指針となってくれるのではないでしょうか。