覚えているでしょうか?
全国で反対デモが巻き起こる中、
戦争法案が参院で審議されていた8月、
沖縄の嘉手納基地沖で 米軍ヘリが墜落した事件を。
自衛隊員が、
米軍・特殊部隊による訓練を受けていたのです。
いったい どういうことでしょう?
「集団的自衛権」について審議中だというのに、
自衛隊と米軍は、一体化するかのように、
テロの特殊工作訓練を開始していた事実が、
ヘリの墜落事故で、明るみに出てしまったのです。
今年のお正月に天皇陛下は
「満州事変に始まるこの戦争の歴史を 十分に学ぶ」必要があるという
発言をされましたが、
まさに、この事故からは、
あの時代が再びよみがえる「軍部の暴走」する恐ろしい姿が、
垣間見えるではありませんか。
特殊部隊とは、
攪乱、暗殺を含む破壊工作、防諜、対テロ作戦など、
特殊な任務をおこなう少数先鋭部隊です。
そして、
ブラックフォークとは、ステルス性を有したヘリであり、
特殊部隊が、9.11事件の首謀犯とされるウサマ・ヴィンラディンの殺害計画を
遂行したときに使われるような特殊作戦機です。
しかも、ブラックフォークは、
「未亡人製造機」とも言われるオスプレイより事故の多いヘリ
だと言うことです。
*過去記事アリ
映画『ブラックホーク・ダウン』 ~米軍ヘリ・ブラックホーク墜落
2015年08月13日(木)
2015年8月12日、沖縄の嘉手納基地の東約35キロの海上で
米軍のヘリコプター、「ブラックホーク」が、墜落した。
停泊中の軍艦への着艦に失敗したとみられ、
負傷した乗組員7人のうち、2人は自衛隊員だった。
2015年3月10日、米フロリダ州で
米軍のヘリコプターが訓練中に墜落し、乗組員11人全員が死亡した。
事故を起こしたのは、UH60・ブラックホークで、海兵隊員7人と陸軍兵士4人が乗り込み、合同訓練を行っていた。
ちょうど、
7/29、参院安保法特委において、
イラク戦争・自衛隊派遣について書かれた、
「海上自衛隊内部文書」の黒塗りにされていた部分が明らかにされ、
いかに危険な任務を自衛隊員に強いていたのかが暴露され、
そして、
8/11、安保法計画書とも言える「防衛省内部文書」が次々と暴露され、
8/12、このような国会審議がなされた翌日に、
この沖縄「ブラックフォーク墜落事故」は発生し、
まさに「軍部の暴走」と「自衛隊員が被る危険性」を警告するかのような
事故となりました。
黒塗り「海上自衛隊内部文書・パート1」
7月29日 内部文書には、イラク・自衛隊派遣がいかに危険だったか、
また、任務後の自衛隊員のメンタルヘルス・ストレスチェック結果、
問題のある者が約2割もいたことが書かれていた。
「防衛省内部文書・パート2」
8月11日 共産党が入手した「防衛省内部文書」により、
安保法は「8月に成立。6か月以内に施行開始」とする計画が書かれていた。
共産党による「防衛省内部文書・パー3」の暴露
中谷の言い逃れ
安倍「問題があるとは考えてない」
小池議員「笑わせるんじゃない!」
弐比議員の追及
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孫崎「内部文書は自衛隊の内部告発だろう」
IWJ・弐比議員インタ「安倍の狙いは9条を壊して
米軍と一体化して世界中で戦争すること」