スコット・ソーソンが、↓こんなことを言いだしたのは、
昨年の6月頃のことでした。
いきなり、お耳汚しな話で、すいません

Scott Thorson, Liberace's ex, claims that he had a 'six or seven' year long affair with Jackson.
"Liberace introduced me and Michael in the late 1970s," Thorson, 54, told The Sun. "It was right around the time 'Thriller' was coming out and Michael and I became lovers."
Thorson also says that Jackson joined Liberace at his compound in Palm Springs to heal after undergoing plastic surgery at the same time
リベラーチェの元恋人スコット・ソーソンは、
ジャクソンと6~7年の長い付き合いを持っていたと主張した。
"リベラーチェは、僕とマイケルを1970年代末頃に引き合わせた" ソーソン、54歳は、サン誌に語った。"それは、ちょうどスリラーが出始める頃だった。ボクとマイケルは恋人の関係になった。"
ソーソンは、ジャクソンはリベラーチェが整形手術を受けた後の静養のためにパームスプリングの隠れ家で同時に加わった。と述べた。
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まったく・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌
こんなマイケルの死後に出てくるトラッシュ話は、
ゴマンとあるわけでして、
スコット・ソーソンの話など
本来なら即シュレッダー行きなのですが、
しかし、わざわざ、ここで、取り上げるのには、
それなりの理由があります。
スコット・ソーソンの虚々実々な話にも、
マイケルとリベラーチェの接点とは?
そして、
マイケルは、リベラーチェから何を学び取ったのか?
ということについて、
当時、最もリベラーチェの近くにいた人物の話から、
アウトラインが読み取れるのではないかと思うからです。
マイケルという人は、
クインシー曰く「海綿のように吸収する」人物。
彼は、出会う人から、常に何かを学び取り、
吸収しようと心がけていたのですよね。
マイケルとリベラーチェは、
70年代末から80年代初頭、同時期に
ラスベガスのステージで活動していました。
ジャクソン5のモータウンでの末期、エピックへの移籍へと進み、
マイケルがソロへと移行する過渡期のことです。
これは、スコット・ソーソンが言う出会いの時期と重なります。
リベラーチェは、エイズによってあの世に召されるまで、
50年代~80年代の長い芸能人生を、
一貫して第一線で活躍し続けたエンターティナーでした。
下品で悪趣味とも言える
過剰なまでに派手で、現実離れした演出は、
大いに人を楽しませ、衰えぬ人気を誇る
リベラーチェの代名詞でした。
リベラーチェは、
"Mr. Showmanship ミスターショーマンシップ"と呼ばれ、
"I don't give concerts, I put on a show."
「私はコンサートをやるのではなく、ショーをやるのだ」と言い、
"I'm a one-man Disneyland."
「私は、ひとりディズニーランドだ」と言ってのけた
ある種の人の欲望の本質を知る筋金入りのショーマンなのです。
J5の人気が低迷する中、
マイケルが、大盛況のリベラーチェのステージを
目の当たりにして、これを学ばないはずがありません。
マイケルは、サーカスの興業主P・T・バーナムの著書を
自分のエンタメの教科書にしたと言われていますが、
当時、リベラーチェのステージプレイこそ、
文字で書かれたP・T・バーナムの芸能論を
マイケルの目前に、現実に見える形で表現してくれたものの
一つだったのではなかったでしょうか?


リベラーチェは、当時としては、前代未聞の
金ピカのロールスロイスをステージ上に持ち込んだり、
きらきらのラインストーンのマントでフライイングして登場したりしましたが、
後に、マイケルは、金色の飛行物体でステージに不時着し、
全身金色に光るセクシーな宇宙服で姿を表しました。
宇宙服がsexyとは、こういうこと~
oh~!! 
・・というわけで、
マイケルと、リベラーチェは、70's末~80's初、
信念を持った仕事人のエンターティナー同士として出会い、
マイケルは、彼に多くを学んだのでしょうが、
その後のマイケルにとって、
正負両面の影響を及ぼすことになる
"先生"の一人であったかもしれません。
(負の影響と思われることについては、後述します。)
この時期、マイケルは、
リベラーチェだけでなく、
意識的に多くの先達のFame達との交友を求め、
彼らが人生で得た秘密の知恵を
吸収しようとしていた痕跡がみられます。
ジェーンフォンダ、ヘンリーホンダ、キャサリンヘップバーン、ライザミネリ、
ソフィアローレン、そして、エルザベステーラー、マーロンブランド。。
"To be, or not to be: that is the question
生か死か・・それが問題だ"
この時期は、マイケルの芸能人生の中でも、
正に死活問題が差し迫る正念場でした。
マイケルの内部で、サバイバーのスイッチが入り、
大きな地殻変動が起きるかのように、
J5というファミリービジネスの殻を破り、
ソロアーティストとして立つべく、
何より、自分自身であるべく、
ここ一番の勝負をかけ、
マイケルは、変貌を遂げようとしていたのですね。
マイケルの意識的な内部改革は、
表面にもはっきりと現れます。
事実、マイケルの「顔」は、
誰の目にも明らかに変化しました。
マイケルの「整形手術」の問題は、
後々まで人の好奇心を唆るゴシップになりましたが、
子供時代を奪われたチャイルドスターが
サバイブすることの困難は、よく語られるように、
成熟した大人のスターとして芸能界で生き残る者は、
皆無に等しいということです。
そのような困難な逢魔が刻を、マイケルが、どのように乗り越え、
常にBest of Bestで有り続けようとしたのかという背景を知ると、
常人には、奇異に映る変化する「顔」も、
ある種の「覚醒」をした彼の内部から発せられたプレゼンテーションの内の
ごく一部に過ぎないと思われるのです。
死か生か・・
マイケルの芸能人生は、
マイケルのショウの始まりのジェットコースターのように、
この世の全てを見、味わい、目眩くup&downの中をひた走るのですね。
それが、危険と隣り合わせであっても・・。
マイケル自身もスリルを好み、
人が本能的にスリルを好むことを熟知し、
『Thriller』で世界中を熱狂させましたが、
思うに、マイケルその人が、人の本能を刺激し続ける「スリルそのもの」、
『Thriller』であろうとしたのではないでしょうか?
今回は、タイトルを「恋するリベラーチェ ~薬物と医者①」としたのですから、
マイケルの人生の中で、最も暗い影の部分に踏み込まねばなりませんが、
長くなるので、詳しくは、次の記事に書く事にし、
触りだけ、少し。。

Steven Hoefflin(スティーブンホフリン)/マイケル/ヒュー・ヘフナー(「プレイボウイ」誌のボス)
マイケルが、初めて整形手術を施したのは、
1979年、上の写真のスティーブンホフリン医師の手によるものでした。
そして、
リベラーチェの美容整形医は、
「恋するリベラーチェ」にも登場し、
実在する下の写真(左)のジャック・スターツ医師でした。

Jack Startz(ジャック・スターツ)
ロブ・ロー演じるハリウッドご用達のカリスマ美容整形の医者。
ロブ・ローは、役作りのために、眉毛を釣り上げるテーピングなどを施した。
実在の美容整形医ジャック・スターツは、彼の長男Jon Startzや、彼の経営していた医院のマネージャー兼、愛人の Helene Ballas、また、実際は禿げ頭だったリベラーチェのウィッグをケアしていた美容師Guy Richardの弁によると、彼自身も整形手術と酒と麻薬の問題を抱え、プラスチックな容貌が崩れ、リハビリ施設に入退院を繰り返し、財政難に陥り、破滅した。と言われている。
*(ソースはこちら)http://www.allure.com/beauty-trends/blogs/daily-beauty-reporter/2013/05/the-real-story-liberaces-plastic-surgery.html
彼らは、二人共、有名なハリウッドご用達の
美容整形の医師でしたが、
彼ら医師が施した「医療」とは、
どのようなもので、
その行為がどのような影響を及ぼしたのか?
これによる彼の深い痛みは、
変則的にリリースされた、アルバム『Blood on the Dance Floor』を聴けば
明らかですが、
それについては、
次回に。。
最後に、
因みに、冒頭に示した
スコット・ソーソンが語ったマイケルとホモセクシャルな関係にあったという話は、
自ら墓穴を掘って、ウソであることを証明していることを
述べておきます。
マイケルの死後、スコット・ソーソンが、
あちこちでその場その場で語った話の内容を照らしてみると、
マイケルとのホモセクシャルの関係があった話は、
見事に矛盾だらけなのです。
明らかな例では、
スコット・ソーソンは、ラリーキングライブのインタビューで、
"自分は本来、女性が好きな人間で、
ホモセクシャルな関係を持ったのは、リベラーチェただ一人だ"
このように明言していました。
(ソース)http://transcripts.cnn.com/TRANSCRIPTS/0208/12/lkl.00.html
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お読みいただきまして、誠にありがとうございました
