スリラーな親③ ~クインシーの驚きのご先祖様☆ | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

     
Sarah Frances Jones (née Wells)   Quincy Delight Jones II
サラ・フランシス・ジョーンズ(旧姓・ウエェルズ)     Qジョーンズ
1903-1999 ミシシッピー生まれ       1933年 シカゴ生まれ

この写真の女性は、
音楽のレジェンド、
クインシー・ジョーンズのお母さんです!

1920年代と30年代にボストン大学で学んだ才媛でした。
ピアノをたしなみ、聖歌を歌い、
一説には10から12か国語の言葉を読み書きでき、
1分間に100文字のタイプを打つことができ、
速記、宗教、白人の歴史、黒人の歴史など
あらゆることに精通し、
イディッシュ語(アシュケナージ系ユダヤ人・ドイツ系アメリカ人の使う言語)さえ
話せたと言います。

しかし、クインシーが7歳の時に統合失調症を発症し、
精神病院の入退院を繰り返しました。

サラは、宗教の狂信者で、クインシーが自伝で語るには、
「母は、人々が炭酸飲料を好むように、宗教にはまった。
 ユダヤ教、バブテスト、メソジスト、クリスチャン・サイエンスと。
 彼女は、私に"イエス様のことを解っている?
 神は罪人はお嫌いよ。
 クインシー、神のためにだけ音楽を作りなさい。
 地獄から救済されるように。"と言ったよ。
 ・・僕は、母がクリスチャン・サイエンティストでも気にしない。
 ・・僕はただ、お前を愛しているよ。
 お前のやることを認めているよ。と言ってほしかった。」

時折、音楽の道を突き進むクインシーの元に現れては、
行く手を妨害し、
彼を暗澹とした気持ちにさせたと言います。

それにしても、1903年生まれの、黒人女性としては、
異常なほどの教養 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
この女性は、何者なのでしょうか?
ミシシッピーから北部に
「アフリカンアメリカンの大移動(1914-1950)」で、
やって来たとして・・
クインシーを産む30まで、いったい何をしていたのでしょう?
もしかして、女スパイ?・・かなにか? Σ(~∀~||;)

==================

とりあえず、サラの系譜を
ここで(↓)たどってみました。
ポイントになる人物をピックアップしてみました!
http://www.geni.com/people/Sarah-Wells/6000000015200682990


全くもって、
驚きですよ~~( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚

==================


Sarah Frances Wells 1903-1999
クインシーの母サラ ミシシッピー生まれ
      ↓
Mary Belle Lanier  1879-1960
サラの母 ミシシッピー生まれ
      ↓

James Balance Lanier 1857-1942
サラの祖父 バージニア生まれ (白人です!)
      ↓
Needham Burch Lanier 1815-1900
サラの曽祖父 南軍のスパイ (ススス・・スパイΣ(゚д゚;))
      ↓
Thomas Sampson Lanier, Sr. 1689-1743
ヴァージニア生まれ 農場主 (カントリー・ジェントルマンだって!)
      ↓
John Thomas Lanier 1631-1719
ロンドン生まれ アメリカに移民 (ついに海を渡った!)
      ↓
Clement Lanier 1590-1661
英国王室の宮廷楽師 (わぉ!英国王室ミュージシャン(゚д゚;)アップ
      ↓

Nicholas Lanier the Elder 1544-1611
フランス(ノルマンディ)生まれ 
ユグノー(仏プロテスタント)として英国に亡命
英国、フランスの宮廷楽師  
フルート奏者     (仏の王室ミュージシャン!叫びアップ


結論・・・
なんと、まぁ・・血とは、げに恐ろしや!

クインシーの13代前のご先祖様は、
フランス王室の宮廷楽師でした音譜ベルアップアップ 

====================

クインシーの系譜をオレンジで囲んでみました。

Lanier family tree「ラニアー家の家系図」



Nicholas "The Elder" Lanierの第一の妻は、Bassano家というイタリアの音楽家の系譜で、後にその孫の一人が、アメリカに移民したのです。それがクインシーに繫がっていきます。つまり、クインシーは、フランス王室の宮廷楽師と、イタリアの音楽家の血を同時に継いでいるということになるのです。

クインシーは、Clement Lanierの直系で、この系譜には、Sidney Lanierという詩人で音楽家、マルチアーティストがいます。南軍の陸軍兵士時代に投獄され、後に弁護士、フルート奏者、大学教授になった著名な人物。また、『ガラスの動物園」「欲望という名の電車」「熱いトタン屋根の上の猫」などで有名な劇作家のTennessee Williams がいます。この方もご親戚です^^;;

この家系図にクインシーの名前は、ありません。
書き込む必要あり!ですね。

大きい画像はコチラでどうぞ!
http://en.wikipedia.org/wiki/Lanier_family_tree 


====================

では、クインシー&ご先祖様
ラニア―ファミリーの芸術を
ごゆるりと、ご堪能ください~~~!!!



Nicholas Lanier「No More Shall Meads」


Sidney Lanier  Wind Song


Sidney Lanier  "A Ballad Of The Trees And The Master "


Quincy Jones  Killer Joe
クインシーの名曲は数多ありますが、これは馴染みのフェブ曲。
ダンスの準備としてグラハムやるとき、この曲で腹式呼吸を始めます^^


Quincy Jones  Foul Owl On The Prowl
これ、好きなんです~♪ 思わずツイストしてしまう~^^


Quincy Jones IRONSIDE The TV. Series (1967 - 1975)
いや~名曲です!切り裂くようなホーン!カッコイイ!


Quincy Jones - SOUL BOSSA NOVA
ウホホホホ~!オースティン・パワ~~ズ^^


しかし、どうでしょうね?みなさん!
ここまで辿ってみて思うのは、
要するに人類皆兄弟なのだというです。
We are the worldですね。

いま日本で喧しい、在特会の耳を蔽いたくなるような、
嫌韓、嫌中の罵詈雑言、
アホちゃうか!という話です。

====================

さて、このルーツを
クインシーは、知っていたのか?
知らないわきゃないだろ~?というわけで、

ググりにググって、
これについてクインシーが語っている
インタビュー記事を発見しました!

これ(↓)なんですけどね。
http://www.achievement.org/autodoc/page/jon0int-8

思わぬ長い連載になってしまいましたが、
④で、和訳してみます~


お読みいただきまして、誠にありがとうございましたおじぎ