覆面ストリートアーティスト、バンクシーの監督作、
ドキュメンタリー映画は、『Exit Through the Gift Shop』というタイトル。
これは、どういう意味でしょう?
直訳すると、「ギフトショップを通り抜けて出口へ」。
コンサート会場では、グッズ売り場で大行列。
書店では、新書の著者がサイン会。
美術館に行くと、
ギャラリーショップが、黒山の人だかり。。
そんな光景、最近はよく見かけますね。
たとえばゴッホ展・・
生前一枚しか絵が売れなかったゴッホも、あの世でビックリでしょう!
クリアファイルに、キーホルダーにマグカップ・・
コピーされたゴッホが、飛ぶように売れる。
ポップスターのようですからね。
美術館が行っているのも、
マイケル死後、大爆発し、玉石混交、大量に出回った
「メモラーの蒐集欲をかきたてるグッズ商法」と同じ。
『Exit Through the Gift Shop』が示すのは、
権威の仮面を被った美術館さんも
実は阿漕な商売をしているという実態を皮肉っているのですね(@Д@;
バンクシーは、ティエリー・グエッタこと、ミスター・ブレインウォッシュを
「君もアートをやってみれば?」と焚き付け、
ミスター・ブレインウォッシュは、すっかりその気。
オイラもバンクシーみたいなカッコいいアーティストになるんだ~!と、
私財をなげうって初個展の準備にシャカリキになり、
あざとい宣伝活動と人海戦術を開始する。・・とはいえ、
所詮、付け焼刃の素人芸デビュー・・それほど世の中甘くない
・・はずが、、どっこい、
作品は売れに売れ、一躍人気アーティストに成り上がってしまった――
『クソのような作品をバカに売りつける方法』の実験は、
予想を超える大成功?となりました。商業的に。。
ミスター・ブレインウォッシュがアートを商売と混同して
狂ったアート業界と、二頭立て馬車の炎の車輪になっていくことに、
バンクシー本人は、困惑。開いた口がふさがらない感じ。

あきれてものも言えない~の態。。


アート業界のアートへのリテラシーは、かくも怪しく、インチキ臭い。
そして、尻軽な札束が、速攻、飛び交う・・
現代のアートの世界もまた、モンキービジネスであることが
こうして浮彫になります。
バンクシーとしては、このドキュメンタリーには、
『Exit Through the Gift Shop』ではなく、
『クソのような作品をバカに売りつける方法』というタイトルを
つける予定でした。
それにしても、
バンクシーは、名だたる世界のトップ企業のオファーを断っており、
ソニーも袖にしていましたが、
マイケルの「Xscape」デラックス・エディションのポスターに
ミスター・ブレインウォッシュが、起用されたこの事実~( ̄□ ̄;)!!
アルバムカバーの最終選考には、マット・メイトランドが残り、
選考に漏れたミスター・ブレインウォッシュの作品を
折込ポスターにしたということらしいですが・・(・_・;)
さぞ安値で交渉結実したんでしょうね~(=◇=;)
『Exit Through the Gift Shop』から推測すると、
バンクシーに言わせれば、
ソニーは、「クソのような作品を売りつけられたバカ」
・・ってことになるのかしら?
するってぇと・・あれですか?
アートのテロリストに乗っけられて化けちゃったお調子者の
「クソのような作品を売りつけられたバカ」ソニーの商売に
カモられる我々マイケルファンは、
「クソのような作品を売りつけられたバカ2乗」ってことになりやすか?
親方?(=◇=;)
・・にしても、ちょっと気になるのは、
バンクシーのこのスタイル~

capeを頭からすっぽりかぶり、顔が隠されています。
つまり・・・Xs(X氏の)cape(覆い)・・ですよ!!
・・・・Xscape~~( ̄□ ̄;)

何度も、打ち消しては、頭をよぎるのは、
ミスター・ブレインウォッシュ=バンクシー
・・じゃないよね?ってことσ(^△^;)