映画『世界が食べられなくなる日』ジャン=ポール・ジョー監督IWJインタビュー | ☆Dancing the Dream ☆

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映画『世界が食べられなくなる日』の

ジャン=ポール・ジョー監督IWJインタビューの内容を

岩上安身さんがツィートで、公開して下さっていました。


以下、岩上安身のツィートより☆


岩上

「素晴らしい映画でした。特に日本人にとっては、

非常に考えさせられるテーマでした。

それは、日本人がいま直面している2つの問題があるからです。

1つ目は原発、2つ目はTPPです。

TPPに入ると、モンサントが本格的に参入してきます。

監督はTPPをご存知でしょうか?」


ポール監督

「はい」


岩上

「TPP問題は日本ではタブーになっていて、

正面から報道するメディアは極めて少ない。

映画で、核とGM作物を重ねて描こうと思ったのはなぜですか?」


ポール監督
「実は、最初はこういうアバンチュールにするつもりはありませんでした。最初は、セラリーニ教授の実験に焦点を当てていました。
セラリーニ教授はラットの寿命である2年間をかけて、GM作物の影響を調査しました。撮影の途中、耐え難いような事故が起こりました。
それが福島原発事故です。
以前から思っていたが、この2つのテクノロジーは2大スキャンダルです。
この2つを結び付けて語らないわけにはいかない。
人間では制御不可能なテクノロジーです」(続く)

「どの世界の保険会社でも、GM作物や原子力を補償対象にしません。
GM作物が引き起こしている被害額は計算できないほど大きいからです。
しかし、そういうカタストロフィーを補償している人がいます。
ご存知ですか?それはあなたであり、私であり、通訳の方なのです。
なぜなら、納税者だからです。(チェルノブイリや福島事故に)間接的に
関与している。
我々は不透明な情報の下に置かれていて、嘘もないまぜになっている。
保険会社のような役割を担っているのです」

岩上
「セラリーニ教授の実験グラフについて解説していただけますか?」

ポール監督
「偶然かどうか、4カ月目にラットの最初の死が訪れているが、
モンサントやほかの企業はラットの実験を3カ月で終えている。
えさにGMコーンを11%混ぜたラットの死亡率は、
より多く混ぜたグループと同じかそれ以上だったのです。
これには研究者たちも驚きでした」

岩上
「この実験は秘密裏に行われたのはなぜですか?」

ポール監督
「外部からの影響がない高い独立性の下で検証する必要があったためです。
外部とは多国籍企業です。
昔、イギリスでハンガリー人が行った除草剤の研究は途中で漏れてしまった。
そのとき、モンサントをはじめとする人たちが手を回して、
研究の信用を失墜させた」

岩上
「いま圧力がかかっていませんか?」

ポール監督
「常に妨害されています。
前作『未来の食卓』の頃からそうです。彼らには武器があります。
それはお金です。色んなところに共犯者がいます。
欧州議会では、1人の議員につき10人のロビイストが控えていて、
情報を流します。」
.ポール監督
「フランスでは、メディアのプレスから私の映画はボイコットされました。
テレビ・新聞・ラジオが私の映画を語らないというボイコットです。」

岩上
「よく分かります。私も同じような立場です」

ポール監督
少数の多国籍企業の経営者が、世界を制覇しようと目論んでいる。
そして、共犯者がアメリカの政府にいました。
ブッシュの父親は、モンサントと利益関係にあった。
アメリカは、テキサス州で石油を発掘し、
その人たちが世界を制覇しようとした、と私は解釈している。
けれども、『アメリカ国民が…』などという主語は絶対に使わない。
私はアメリカ人を尊敬している。」

ポール監督
「これは言っておきたいのですが、この映画はすべて検証されています。
私は映画監督ですが、ブレーンには科学者もいるし、
エキスパートもいてちゃんとサポートを受けている。
映画に嘘は入っていません。
そうでないと、モンサントのような多国籍企業が、
なにか欠点があるのではないかと、目を凝らしている。
多国籍企業だけではなく、国家警察もそうです」
岩上
「監督は自由貿易協定にどういう問題があるとお思いですか?」

ポール監督
「危険です。本当に人類の未来のために危険なのです。しかし、私たちが危険と言ったところで、ロビー団体は力を持っていて、
こうした法律というのは通ってしまうでしょう。
映画の冒頭で言っていることを思い出してください。
我々は、第3次世界大戦下にいるのです。
人類の歴史において、これほど多くの生物を殺してしまった戦争はない。
それは微生物もそうですし、植物も動物も人間もそうです。
いま我々がやらなければならないのは、多国籍企業に対してお金を与えることをストップすることです。では、どこに投資するのか?…」(続く)
「…それは、地球環境や未来の子供たちをリスペクトするところです。
そこお金を投資する。
1円たりとも多国籍企業にお金を渡してはいけないというのではなく、
選んで欲しいと言いたいのです。
21世紀のレジスタンスの方法として、
2つの武器があると考えています。
1つはお金です。もう1つはコミュニケーション、発言力です。
あなたの周りの人たちを説得するために言葉を使わなければならない。…」(続く)
「…私たちは発言力を持っている。多国籍企業ももちろん持っている。
しかし、私たちのほうが圧倒的有利なのは、多数であるということです」

岩上
「あなたの映画に込められたメッセージに我々日本人が勇気付けられると思います」

ポール監督
「そう願っています。『ガンバッテ(日本語で)』」

岩上
「是非皆さんも映画をご覧いただきたいと思います。ありがとうございました」
最もエコロジカルな映画は黒澤明監督の「七人の侍」という話が抜けましたが、この正確な文字起こしは後ほどブログにて。 (了)