マイケル、19歳。
この頃↓ですね。。
恐るべき 19歳。。。
『Be Not Always 』を作った
純粋なマジカルチャイルドの眼差し・・
物事の真実を見抜く眼差しが 鋭く澄み渡っている。。
『Be Not Always 』には、こんな時代背景がある。。
――戦後、米ソ両国が冷戦状態になると、国家的プロジェクトとして
弾道ミサイルや人工衛星など、軍事的利用が可能な技術の研究が競われる
宇宙開発競争となる。
宇宙技術は、ミサイルなど軍事技術への応用が可能なことと、
国民の誇りやモラル、世界の人々へのイメージ向上に与える影響が大きく
心理学的な利益があると考えられたことから、両国の競争と摩擦の主戦場となった。
そのピークが、1969年のアポロ計画の有人月面着陸、成功だった。
その後、米ソの緊張緩和には役立ったかもしれないが、
技術的にはほとんど意味が無いと言われる1975年の米ソ共同による
アポロ・ソユーズテスト計画で終結を迎えた。――
『Be Not Always 』は、マーロンとの共作、
7年もあとの「Victory (The Jacksons album)」に収められた。
Released:July 2, 1984
Recorded:November 11, 1983 – May 7, 1984。
ふと、こんな考えがよぎる。。
マイケルというスーパースターは、月へ行った宇宙飛行士みたいな心境だったのかも。。
NASAの宇宙飛行士は、国を挙げて指示を受けて 宇宙に投げ出されたけど、
マイケルという宇宙飛行士は、自ら飛ぶことを求めもし、
国を挙げて指示され、また疎外され追放されて 宇宙に投げ出されたかのようだったことも事実。。
「日の出」ならぬ、「地球出」を見たことあるくらいに、
月から眺めるが如く、客観的に蒼穹に浮かぶ地球をみた人なのかも。。
そして、自分自身を抱きしめるように地球を抱いて泣いた人。。
19歳にして 血と肉の人間が『Be Not Always 』であること、、
時は、何人にも必ず「死」という約束を果たす・・ということが見えていた。。
いつまでもalwaysに続く戦争・・その無意味に気づかない地球人・・
そんな、誰にも理解されない月から見える世界・・
あのムーンウォークは、
地球を憂い苦悩して踊る 月でたった一人の地球人のダンスなのかもしれないですね。。
では、『Be Not Always 』の訳を☆
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Be Not Always
Michael Jackson, Marlon Jackson
Always, be not always
And if always
Bow our heads in shame
Always, please be not always
And if always
Bow our heads in blame
'Cause time has made promises
Just promises
永遠に? 永遠ではいられないよ
もし永遠だというのなら
僕らは恥じてこうべを垂れなければいけない
永遠に? どうか永遠などではありませんように
もし永遠だというのなら
僕らは咎めを負ってこうべを垂れなければいけない
なぜなら 時は約束をしたのだから
公平な約束を
Faces, did you see their faces
Did they touch you
Have you felt such pain
To have nothing
To dream something
Then lose hoping
*Is not life but lame
But time has made promises
Just promises
顔々 君は彼らの顔を見たかい?
それらは君の心に触れたかい?
君はそんな痛みを感じたことがあるかい?
何も持たず 幾何の夢もなく そして希望を失うことの痛みを
それは命の痛みではなく 不自由であることの痛みだ
しかし 時は約束をした
公平な約束を
*Is not life but lame・・・
ここのlifeもlameも、省略されたと思われる「pain」にかかる形容詞だと思う。
Mothers cry, babies die
Helplessly in arms
While rockets fly
And research lies
In progress *to become
*But what of men
Of flesh and blood
We turn our backs on life
How can we claim to stand for peace
When the races are in strife
Destroying life
母親たちは泣き叫び
腕の中で なすすべもなく赤ん坊たちは死ぬ
その間に ロケットは空を飛び
宇宙の研究調査は進む
発展の中で永遠になるために*
血と肉の人間の永遠を除いては*
僕らは命に背を向けている
どうして僕らが平和を支持し要求できると言うのか
民族は紛争の中にあるというのに
生命を破壞しながら
*to become ・・・
to become の後に、この歌のキーワードである「Always」が省略されているように思う。
*But what of men Of flesh and blood・・・
ここのButは、「~以外では、~を除いては」という意味の前置詞だと思う。
そして、whatも、to become の後に省略されたと思われる「Always」を指しているのだと思う。
Always, be not always
But if always
Bow our heads in shame
Always, please, ple、ase be not always
'Cause if always
Bow our heads in blame
'Cause time, time has made promises
Death promises
永遠に? 永遠ではいられないよ
もし永遠だというのなら
僕らは恥じてこうべを垂れなければいけない
永遠に? どうかどうか永遠などではありませんように
もし永遠だというのなら
僕らは咎めを負ってこうべを垂れなければいけない
なぜなら 時は約束をしたのだから
死の約束を
(繰り返し、フェードアウト)
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月からの「地球の出」
「私が知っているすべてのもの――私の人生、私が愛したもの、海――
それらすべての世界が、いま私の親指の後ろに隠れてしまう」
――宇宙飛行士ジェームズ・ラヴェル

17号で撮影された「ザ・ブルー・マーブル」と呼ばれる地球の全景写真。
上部にアフリカ大陸北部とアラビア半島がはっきりと写っている。
「我々は月を探査しに行ったのだが、実際には地球を発見することになった」
――宇宙飛行士ユージン・サーナン
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立花隆『宇宙からの帰還』より――
『宇宙からの帰還』とは、1960~70年代のアポロ計画で宇宙、
月に行った宇宙飛行士たちに、宇宙に行った後に本人たちに起こった
出来事(特に心理面での)をインタビューを中心に書かれたもの。
エド・ギプソン
(P303~)
・宇宙から地球を見ていると国家の対立、宗教の対立は馬鹿馬鹿しく感じる
(宇宙船は数十分で地球を一周するのでいろんな地域を俯瞰して見れる)
・特定の宗教を信じてはいないが宗教心を持っている
・科学はあるレベルの無知を別のレベルの無知に置き換えているにすぎない
例)ある物資のレベルを分子レベル→原子レベル→素粒子レベル→その先は不明
・根源的な『なぜ』、存在論的な『なぜ』に科学は答えられない
・なぜ宇宙は存在するのか。科学は答えられない
・もうひとつの限界は知覚の問題
五感で感じられないもの、つまり外部センサーにも内部センサーにも
ひっかからないものは存在しないものとみなされる。
しかし存在しているが適当なセンサーがまだないというものは
いくらでもあるだろう
それで外界のすべてを知っているというのは傲慢である
・わからないものがいくらでもあるから宗教の存立の余地がある。
・しかし宗教がすべてを知っているわけではない、だから既成宗教の教義を信じていない
・私がとる立場はわからないとするのが正しいとする積極的不可知論
・この不可知論の中にほんとうの宗教性がある
・我々の宇宙はとてつもなくよきものである
そういうものとして我々の前にある
それでよいではないか。そこから出発しようという立場だ
ジェリー・カー
(P311)
・宇宙体験以後は他の宗教の神も認める
・アラーもブッダも同じ神が別の目で見たときにつけられた名前にすぎないと思う
・人格神ではなく、神とはパターンであると思っている
・宇宙においては万物に秩序があり、すべての事象が調和し、バランスがとれており、
つまりそこにはひとつのパターンが存在するということを発見した。
・昔から人間はそういう秩序、調和、バランス、パターンがあるということに気がつき、
その背後に人格的存在を借定して、それにさまざまな神の名前を与えた
・つまり、存在しているのは、すべてがあるパターンにしたがって調和しているという
ひとつの現実であり、あらゆる神はこの現実をわかりやすく説明するために
案出された名辞にすぎない
・あらゆる宗教に共通しているのがこのパターン
・人格神の存在、あるいは人格神のメッセージを伝える預言者の存在は、
必ずしも宗教の必要条件ではない
・要するには世界は調和して在るということだ。調和して在るあり方がパターンだ。