Dancing the Dream
-BREAKING FREE
by Michael Jackson
解き放たれた自由(解脱)
All this hysteria, all this commotion
Time, space, energy are just a notion
What we have conceptualized we have created
All those loved, all those hated
すべてのこの病的興奮、すべてのこの騒乱
時、空間、エネルギーは
僕らが概念化し、創りあげた ただの意思だ
愛しきそれらすべて 疎ましきそれらすべて
Where is the beginning, where's the end
Time's arrow, so difficult to bend
Those broken promises, what they meant
Those love letters, never sent
その始まりはどこで その終わりはどこなのか
時は 曲げ難き 矢だ
運命づけられた 破られた約束
一度も送られなかった 愛の手紙
they meant…
“meant to be”=運命づけられている。必然的にそうなるはずと言う意味。
And I know they mean it.=「彼らが本心からそう言ったことはわかっている」という意味で、この場合の"mean it" は「本気である」という意味。
promises.…
「約束」とは? 神と人間の約束の書とされる「聖書」(新約・旧約)に書かれた約束ことでしょうか?
love letters
「愛の手紙」とは? 聖書は、神から人間への愛の手紙でもありますが。。
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とても、シンプルな詩なんですけれど、
簡潔だからこそ、むつかしい。。
この詩の意味をどう解釈すればいいのか・・
ずいぶん考えました。
BREAKING FREE は「脱出して自由になること」かな?と思うのですが・・
湯川さんの訳では、「破壊のない世界」ですね。。ummm....
湯川さんの意見とは、かけ離れちゃった。。

なんというか・・・
人は、無駄なことを次々と考えて、それに、とらわれがちなものですが。。
ここでマイケルが言っているのは、
「空」の思想のようなものかな?・・・と。。
「唯物論」は、"実体"のあるのは物質であって、精神には実体はないとする考え方。
「唯心論」は、本当に存在するのは目に見えない「精神」であって、
物質的世界は、単なる"現象"にすぎない、と言う考え方。・・・だそうで。。
また、それとは異なり、
キリスト教では、物質も精神もともに実体を持つと考え、
両者はともに、神の創造によって存在を得たものであって、
それぞれに実体を持っているということです。
さらに、
仏教の「空」の考え方は、物質的世界も精神的世界も、ともに実体はなく、
あるのは単に生成・消滅し移り変わる現象だけだということ・・なのだそうですが。。
マイケルのこの詩を読むと、キリスト教的の物心論とは、
まったく異なっているようなんです。
マイケルは、子供の頃から進行していた宗教から離れ、より広い視野で宗教を学んでゆきます。
↓過去記事でも、その変遷を書いてみましたので、よかったらコチラを♪
心の旅~マイケルと宗教①
心の旅~マイケルと宗教②
心の旅~マイケルと宗教③
つまり・・「BREAKING FREE」とは、
「解脱」のようなことかな?・・・と。
煩悩による繋縛から解き放たれて、
全ての執着を離れることで、迷いの苦悩の世界から悟りの涅槃の世界へと
脱出するようなことを意味したのでは?と。
イエス様の愛と仏様の慈悲は、同じようなものだと思いますけど、
マイケルが、最晩年に、バリー・ギブとコラボした「All In Your Name」には、
君の中にすべてがある…
みんな同じだよ… って歌ってますよね
I love you,MichaelJackson~
All In Your Name 2002年収録