Blood on the Dance Floor: HIStory in the Mix
このアルバムの楽曲は、1991–1997の間、主にHIStory World Tourの中に、スエーデン、スイス(97/1/12、モントルー、ジュネーブの海岸のパレスホテルにて、Blood On The Dance Floorレコーディング)、ドイツなどで制作された。
アメリカでは1997年5月11日、ヨーロッパでは5月14日、日本では5月21日リリース。
(wiki表記では、微妙に違う日付なんですけど・・?)
最近では、ちゃんとケースから取り出して、ジャケットカバーを眺めながら音楽を聴くということが少なくなりましたが・・・
久しぶりに、宝箱から「Blood on the Dance Floor」のCDを取り出してみた・・
『GHOSTS限定ボックス』97/12/19(欧12/2)発売。
監督はスタン・ウィンストン、脚本はスティーブン・キング。
HIStoryツアーと同時に、"2Bad" のショートフィルム、ホラー仕立ての主演映画 『GHOST』 を制作。97/5/9、カンヌ映画祭にて 『GHOSTS』 特別上映。
(*注・未発表の、『アダムス・ファミリー2』 の映画で使われるはずだった"Is This Scary" の為の『ゴースト』 と名づけられたショートフィルムが存在する。)
ジ~~~っと見ながら、回想にふけってました・・
ぶらっどは、93年の事件のとき、お家を貸してくれた、優しいEジョンに捧げたんだった・・エイズに関係する歌だと噂されて「それは、ちがうよ」って言ったんだっけ・・
何の予告もなく・・突然リリースされた・・
MJのリリースは・・こう言ってはなんですが、前ぶりが長く、延期はあたりまえ・・
ヤキモキさせられ、じっと我慢で、また流れる・・これがパターンなのに・・
超変則的な、奇妙な突然のリリース・・
変だよなぁ・・このアルバム (チビチビ・・ ←桂花陳酒金木犀の季節です
旨)
・・・・って・・
で・・よっく見てるうちに、 ギョギョっ!としたのです
なんだ!! こりゃーーーーー
これは・・「9.11」そのものではないですか?!!
.
家族みんな・・ 「あ、ほんとだ・・・」 みな絶句!
この日のことは忘れもしない・・世界で一番可愛い年下の男、
わが弟が・・NYに、いたんですから・・真っ青でした(@Д@;
大事な人の身が危ないのに何もできない時は、なぜか自省モードに入ってしまう。
過去の、あの時はゴメンね・・と、大昔のことを謝りながら祈ったりする。
チャリ競争でこけさせて怪我させた・・やら、空き地の有刺鉄線くぐりで怪我させた・・
とか・・チッコイのがじゃじゃ馬の姉に付き合わされて、たいへんな目に合わせた・・
などなど・・思い出が多すぎ、待ちの時間が長すぎて、
連絡が取れるまでは、生きた心地がしなかった・・
呑気にMJ30周年の感慨に浸ってる場合じゃなかった・・
それにしても・・BOTDFは、97年リリースですよ??!
これは・・警告だったんですか?まいける?
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BOTDFのジャケットのMJのビルの背後の爆雲は、
ビル群の形のようでもあり、人の形のようでもあり・・
チェッカーズパターンの鏡面のような(水面(ハドソン川?)のような)フロアーには、摩天楼の陰が写っています。(あるいは、水に沈んだような鏡面の向こうの世界を写しているようでもある)
この鏡面のような市松文様の床に関しては・・
私個人は、Lキャロルの「鏡の国のアリス」に関係していると考えていました。
ご存知のように、不思議の国のアリスは、トランプの国に迷い込み、鏡の国のアリスは、鏡の向こうのチェスの国に迷い込みました。物語は、チェスゲームの進行のように進んで行くのです。
アリスが赤女王(写真の駒は「黒」)の アリスインワンダーランドの
『鏡の国のアリス』に登場する赤の女王。
Lキャロルは、赤の女王に
「同じ場所にとどまるためには、絶えず全力で走っていなければならない」
という台詞を語らせます。
進化生物学者リー・ヴァン・ヴァーレンは、この赤の女王の言葉を借りて、
「赤の女王仮説」という説を唱えました。これは、現状を維持するためには、環境の変化に対応して進化しなければならないこと・・
例えば、食うもの(捕食者)は、もし食われるもの(被食者)がより素早く逃げる能力を獲得すれば、今まで通りに餌を取るためには、より速く走れるように進化しなければならないといったことを指す。
すなわち、生物の種は絶えず進化していなければ絶滅するという仮説です。
BOTDFの絵は、"Will Wilson "HP=http://www.willwilsonstudio.com/index.html
という、1957年生、ボルチモア出身の比喩やトロンプルイユ(騙し絵)などの表現を用いる写実油彩画家によって描かれました。この絵を描いたことによって、順調な画業に災難が及んだことを、地元ボルチモアの地方紙にこっそりと語っていました。
彼の情報は、あまり多いとは言えません。
この絵の中のマイケルは、鏡面のチェス版のようなダンスフロアーで
全身赤の衣装を着て、もちろん踊っていますが・・違う見方をすれば、
背後の爆雲から、また、チェス版から走って逃げているようでもあります。
「赤の女王仮説」のように・・
チェスゲームは、単なるゲームではなく、「スポーツ」「芸術」「科学」でもあるとされ、勝つためにはこれらのセンスを総合する能力が必要であると言われ、
経済や軍事などの作戦を練ることに、よくチェスゲームが例えられています。
ここで、思い出すのが・・
Jランディスのコメディ「大逆転」の中で、商品先物会社を経営する富豪、デューク兄弟が「出世をするには、血統か環境か?」でケンカになり、掛けをし、Eマフィー演じるホームレスを拾い、チェスゲームのように操作し弄びます。結末は、タイトルの通りです!
BOTDFの絵では・・
この映画のように、マイケルは、鏡の国ならぬ現実世界で繰り広げられる
危険なゲームの盤上で、エディのように踊ることは、「血を流すこと」。
あるいは、NYの摩天楼の空の爆雲に怒りの表情で叫びながら、「危険」を知らせている。
その後の歴史的事実を思えば、預言者のようであります。
マイケルは、何か知っていたのでしょうか?
それとも偶然?
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もう一つ・・
「THIS IS IT」の、スムクリの新SFについて考えてみたエントリでも書きました
が、この新SFの最大のテーマは「核廃絶」だと思っています。
↓詳しくは過去記事
*2011-08-09 ギルダの手袋~盗まれた核爆弾
http://secret.ameba.jp/et-eo/amemberentry-10980487360.html
*2011-08-11 どうも気になる
http://secret.ameba.jp/et-eo/amemberentry-10982673463.html#main
アメリカが、戦後初めての原爆実験で、75隻の戦艦からなる無人の艦隊を壊滅させ
た核爆弾は「ギルダ」と名づけられ・・・
その原子爆弾の内部にはヘイワースの写真が貼られていた。
広島に原爆を投下したB29爆撃機エノラゲイの操縦席やにも・・
ヘイワースのピンナップがあったという。
このことから・・新SFの中で、リタ・ヘイワーズが投げた手袋は、「核」を表し、
それを奪って逃げるマイケルは、「核投下を阻止した」!!と・・解釈しました。
この「THIS IS IT」、マイケルの死から2年後・・
私が個人的に、このスムクリ新SFで感じたことが、もし、マイケルが2009年に
訴えようとしたことの一つであるとすれば・・
これも、彼の預言、警告だったかもしれませんね。。。
いや・・1995年録音、1996年リリースのこちら・・
They Don't Care About Us も、このTシャツにみるように・・でした。。
1995年発行・ニュージーランドの
仏・核実験に反対する切手
They Don't Care About Us!!
They Don't Care About Us!!
They Don't Care About Us!!
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↓パリスちゃんのツィート
The Cirque Du Soleil MJ Immortal World Tour Was SOOOOOOOO Amazing!!!!! Truly, Truly Amazing!! It Brought Tears To My Eyes!!!!!!!
「シルクドゥソレイユの「不滅のMJワールドツアー」は、すご~~~~~く素晴らしかった!!!!ほんとに、ほんとに素晴らしい!!涙があふれたわ!!!!!」
よかった、よかった~~
でも・・あの・・裁判と・・こういう楽しいショーは、時期をずらしてくんないでしょうか?
北風と太陽が一辺に来ると・・交感神経が狂っちゃうんですよ
ジャクソンファミリーは、本当にタフですね・・私なら、寝込む。。
シルクの『Michael Jackson THE IMMORTAL World Tour』
のぷれびゅ~公開されました
http://www.youtube.com/watch?v=x5kPTl4jEFo&feature=player_embedded
では、みなさま、良い夜を・・