こんにちは。
麹生活マイスター®
分子栄養学アドバイザーの
鈴木英里です。
「麹は体にいい」
「塩麹、昔作ったことがある」
「スーパーで買ったこともある」
先日、コミュニティセンターで麹の講座をさせていただいたとき、
参加者のみなさん(60代の女性・私からしたら人生の大先輩)が、
口をそろえて話してくださった言葉です。
正直、この言葉を聞いたとき
「やっぱりそうなんだな」
と、改めて感じました。
麹は知っている。でも“使えない”
みなさんのお話を聞いていると、共通していたのはここ。
塩麹は買ったことがある
昔、講座で作ったこともある
でも結局、家ではどう使ったらいいのか分からない、、、
お肉に漬けて焼く、それくらいしか使っていない、、、
そして、だんだん冷蔵庫の奥へ…。
これ、実は40代の方からもよく聞く話です。
年齢は違っても、つまずくポイントは同じ。
「作る」まではできる。
でも「続けて使う」「日常に落とし込む」が難しい。
だから今回の講座では、
「麹って何?」
「発酵とは?」
という知識の話は、最低限にしました。
それよりもお伝えしたのは、
塩麹
醤油麹
甘酒
この3つを
実際に、毎日のごはんでどう使うのか。
特別な料理じゃありません。
・いつもの炒め物
・いつもの煮物
・いつもの和え物
そこに
「砂糖の代わりに甘酒」
「醤油の代わりに醤油麹」
「下味じゃなく“仕上げ”に塩麹」
そんなちょっとした置き換えを、実演を交えてお伝えしました。
印象的だったのは、
「難しいと思ってたけど、それならできそう」
「特別な料理を作らなくていいのね」
という声があちこちから聞こえたこと。
麹って、どうしても
・意識高い
・丁寧な暮らし
・ちゃんとしてる人のもの
そんなイメージを持たれがち。
でも本当は、
ちゃんとしなくても使える調味料なんです。
大先輩たちから教えてもらったこと
みなさんとお話しして、改めて感じたのは
「情報が足りない」のではなく
「生活に結びついていない」だけ、ということ。
体にいいことは、もう十分ご存じ。
でも
・手間が増えそう
・失敗しそう
・使いきれなさそう
そんな不安があると、自然と遠ざかってしまう。
だからこそ、
暮らしの延長線上で使える形で伝えること。
それが一番大事なんだと、教えてもらった気がします。
麹は、1回使って終わりのものではありません。
続けてこそ、体も味覚も変わっていきます。
でも、頑張らないと続かないものはきっと長くは続かない。
・いつもの調味料の代わりに
・思い出したときに
・できる日だけ
それでいい。
今回の講座は、
私にとっても学びの多い時間でした。
年齢も経験も人生も、私よりずっと先を歩いてきた大先輩たち。
そのみなさんが
「知らなかった」ではなく「使えなかった」
と話してくださったこと。
これからも私は、
麹を“特別なもの”にせず
毎日のごはんに自然に溶け込む形で伝えていけたらと思います。
もし、冷蔵庫の奥で
塩麹や甘酒が眠っていたら。
今日のごはんで
ちょっとだけ、思い出してもらえたら嬉しいです(*^-^*)
麹生活マイスター 鈴木英里





