小さな工務店の面接に来ていた若者を応接に待たせて、社長は若手社員からの電話に出た。ひとしきり報告を聞いてから、少し厳しい口調で指示を言い渡すと、社長はソファーに戻ってきた。その口振りに、まだ学生である若者は少し顔を強張らせていた。

すると、社長は今度は穏やかにこう言った。「学生さん、今、電話のむ向こうにいた彼は現場にいるが彼には現場が見えていないよ。僕には現場が見えるよ。現場を見るっていうことの意味、分かるか?」

若者は少し考えて恐る恐る答えた。「よ、よく分かりません。でも…、でも、見えるような建築屋になりたいです。僕みたいな者でも、なれますか?」

社長は少しうれしそうに若者に微笑み掛けると、「自分が、よくわからない事が分かっていて、なりたいと思っているなら、きっとなれるよ。君、うちに来なよ。」

こんな素敵な就職活動が昔はあったみたい。この若者は後にキチンと一級建築士になり、一人前になり、この会社が解散した時、一流企業に転職を果たします。
であった時は、やや、一級講釈師に変貌しつつありましたが、今日、久し振りの現場で、この話を思い出しました。

Android携帯からの投稿
普通のサラリーマンが2年でシングルになるためのラウンド術 (日経プレミアシリーズ)/山口 信吾

¥893
Amazon.co.jp

いやぁ、よく分かりました。
帯の「知っているだけで10打縮まる!」につられて買いましたが、結構楽しく読めました。
読んだ後に気づいたんです。
この本はあの本の人だ!
家に帰って本棚で↓の本を発見!

しかも読んでから多分2年経ってる・・・。


つまり、自分なりの上達法を考えねばいけないということですね。
自分の頭で考えろと。

そんな当たり前の事に気づくのに2年と2冊。
くっそぉ~!と思いつつ、今日は寝ます。







普通のサラリーマンが2年でシングルになる方法 (日経ビジネス人文庫)/山口 信吾

¥680
Amazon.co.jp

僕は君たちに武器を配りたい/瀧本 哲史

¥1,890
Amazon.co.jp



『僕は君たちに武器を配りたい』読了。

学生時代に、こんな本があれば…と思うも、この社会人生活の死力を尽くした13年があるからこそ、この本に書かれた武器の威力を理解できるのだと思う。

結局みずから創意工夫して成功体験を積み重ねて、手法を獲得していくしかないのだ。瀧本先生の境涯と自分のそれを並べては失礼かと思うが、つきつめていくとこういう発想になることが、よく分かった。
ありがちな、人の言葉を借りた投資家的生き方のススメではない。

出来れば、5~10年に一度、自らを定点観測するために読み返したい。
若者にも、そんな読み方をおススメしたい。
今は全ての武器を使いこなすことはできないだろうし、武器にも見えないかも知れない。
でも、社会で真剣に戦えば、これらの指摘の輝きにきっと気づけると思う。
ピンと来なければ、もう少し頑張る事か、頑張り方を変えることをおススメしたい。